ステキなタイミング
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音楽・音声外部リンク | |
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試聴 | |
ジミー・ジョーンズ「Good Timin'」 - YouTube(ユニバーサルミュージック提供YouTubeアートトラック) | |
ダニー飯田とパラダイス・キング「ステキなタイミング」 - YouTube(ユニバーサルミュージック提供YouTubeアートトラック) |
ステキなタイミングとは、1960年に発表された楽曲。原題は﹁Good Timin'﹂、別邦題﹁グッド・タイミング﹂。
解説
原曲はアメリカ合衆国アラバマ州出身の歌手であるジミー・ジョーンズが発表した﹁Good Timin'﹂︵邦題‥﹁ステキなタイミング﹂、﹁グッド・タイミング﹂︶である。同曲はBillboard Hot 100で最高3位を記録した。 作詞・作曲はフレッド・トビアスとクリント・バラード・ジュニア。日本語版
日本では同年にこの楽曲を草野昌一が飯田久彦に歌わせていたが、坂本九のほうが似合うという判断により、坂本九のレパートリーとして加えられ、ステージで歌われていた[1]。 ダニー飯田とパラダイス・キングのシングル﹁ビキニスタイルのお嬢さん﹂のB面を埋める曲として﹁ステキなタイミング﹂の邦題で、坂本九のメインボーカルでレコード化して発売された。時間が足りなかったため、急遽草野が﹁漣健児﹂のペンネームで自ら日本語の訳詞を手がけることとなった。草野が﹁漣健児﹂のペンネームを使用したのはこれが最初である[2]。 B面の楽曲であったが、既に﹁悲しき六十才﹂のヒットで人気を確立していた坂本九のメインボーカル曲を売り出す目的で、曲直瀬信子の指示によりテレビではA面の楽曲﹁ビキニスタイルのお嬢さん﹂ではなく﹁ステキなタイミング﹂が演奏されるようになる[3]。そのこともあって、発表当初は﹁ビキニスタイルのお嬢さん﹂以上の人気を博した。漣健児によると、発売当時の売上は20万枚くらいであった[4]。2000年代現在でもこの楽曲の人気は衰えておらず、CDアルバムやCD-BOXに収録されている事も多く、懐メロ番組でも取り上げられる事も多い。カバー
- 上田雅利 - 2004年発売『Together and Forever (a tribute to Kenji Sazanami)』収録。坂本九版がベース。
脚注
(一)^ 佐藤剛﹃上を向いて歩こう﹄岩波書店、2011年、178-179頁。ISBN 978-4-00-022219-8
(二)^ 佐藤剛﹃上を向いて歩こう﹄179頁。
(三)^ 佐藤剛﹃上を向いて歩こう﹄177-178頁。
(四)^ ﹃新しい音楽 漣健児とカヴァー・ポップス﹄シンコーミュージック・エンタテイメント、2022年、68頁。ISBN 978-4-401-65220-4。