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| サイトタイトル = ささき隆博 公式ホームページ

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| 国旗 = JPN

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'''佐々木 隆博'''（ささき たかひろ、[[1949年]][[3月10日]] - ）は、[[日本]]の[[政治家]]。[[立憲民主党 (日本 2020)|立憲民主党]]所属の[[衆議院|衆議院議員]]（4期）。

'''佐々木 隆博'''（ささき たかひろ、[[1949年]][[3月10日]] - ）は、[[日本]]の[[政治家]]。

[[農林水産副大臣]]（[[野田内閣 (第2次改造)|野田第2次改造内閣]]・[[野田内閣 (第3次改造)|野田第3次改造内閣]]）、[[農林水産大臣政務官]]（[[鳩山由紀夫内閣]]・[[菅直人内閣]]）、[[日本の国会議員#衆議院議員|衆議院議員]]（4期）、[[北海道議会]]議員（5期）、[[立憲民主党 (日本 2017)|旧立憲民主党]]副代表兼組織委員長などを歴任した<ref>{{Cite news|url=https://www.jiji.com/sp/giin?d=fdea6d40f19bfe91d0568aa4e80282d7&c=syu|title=国会議員情報　佐々木隆博|accessdate=2022-11-02|newspaper=時事ドットコム|publisher=時事通信社}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sasaki-takahiro.jp/profile/|title=プロフィール|accessdate=2022-11-02|website=ささき隆博 公式ホームページ}}</ref>。

[[北海道議会|北海道議会議員]]（5期）、北海道農民連盟青年部委員長、[[農林水産大臣政務官]]、[[農林水産副大臣]]、[[立憲民主党 (日本 2017)|旧立憲民主党]]副代表兼組織委員長などを歴任した。


== 来歴 ==

== 来歴 ==

[[ファイル:Takahiro Sasaki 20100115-2.jpg|200px|サムネイル|2010年1月15日、戸別所得補償制度モデル対策に係る北海道説明会で質問に答える佐々木]]

[[ファイル:Takahiro Sasaki Katya2.jpg|200px|サムネイル|2012年6月29日、[[千歳市]]のレストラン「花茶」を視察する様子]]

[[ファイル:Takahiro Sasaki Ko-pu3.jpg|200px|サムネイル|2012年6月29日、[[コープさっぽろ]]西宮の沢店内を視察する様子]]

[[ファイル:Takahiro Sasaki Aisatu1 (cropped).jpg|200px|サムネイル|2012年6月29日、「第3回福島県青果物安全・安心な取り組み説明会」で挨拶をする様子]]

=== 生い立ち ===

=== 生い立ち ===

[[北海道]][[士別市]]の[[農家]]に生まれる<ref name="profile" />。[[北海道士別高等学校]]卒業後、[[農業]]を営む傍ら[[1971年]]から農民運動に参画し、[[1987年]]には北海道農民連盟青年部書記長に就任。なお、政治家となってからも、1988年から1990年にかけて北海道農民連盟青年部執行委員長を務めた。

[[北海道]][[士別市]]の[[農家]]に生まれる<ref name="profile" />。[[北海道士別高等学校]]卒業後、[[農業]]を営む傍ら[[1971年]]から農民運動に参画し、[[1987年]]には北海道農民連盟青年部書記長に就任。なお、政治家となってからも、1988年から1990年にかけて北海道農民連盟青年部執行委員長を務めた。
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[[2009年]]の[[第45回衆議院議員総選挙]]で自民党前職の[[今津寛]]（前回は[[比例北海道ブロック]]単独で当選）を破り、再選。選挙後に発足した[[鳩山由紀夫内閣]]で[[農林水産大臣政務官]]に任命され、[[菅直人内閣]]まで務めた。

[[2009年]]の[[第45回衆議院議員総選挙]]で自民党前職の[[今津寛]]（前回は[[比例北海道ブロック]]単独で当選）を破り、再選。選挙後に発足した[[鳩山由紀夫内閣]]で[[農林水産大臣政務官]]に任命され、[[菅直人内閣]]まで務めた。



[[2012年]]、[[野田内閣_(第2次改造)|野田第2次改造内閣]]で[[農林水産副大臣]]に任命される。[[野田内閣_(第3次改造)|野田第3次改造内閣]]でも留任したが、同年の[[第46回衆議院議員総選挙]]で今津に敗れ、[[比例復活]]ならず落選した。落選後の[[2013年]]の[[第23回参議院議員通常選挙]]に[[参議院比例区|比例区]]から出馬するが、24,329票の得票にとどまり、民主党の立候補者20人中19位で落選する。

[[2012年]]、[[野田内閣_(第2次改造)|野田第2次改造内閣]]で[[農林水産副大臣]]に任命される。[[野田内閣_(第3次改造)|野田第3次改造内閣]]でも留任したが、同年の[[第46回衆議院議員総選挙]]で今津に敗れ、[[比例復活]]ならず落選した。


落選後の[[2013年]]の[[第23回参議院議員通常選挙]]に[[参議院比例区|比例区]]から出馬するが、24,329票の得票にとどまり、民主党の立候補者20人中19位で落選する<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.asahi.com/senkyo/senkyo2013/kaihyo/C01.html#TKJZX000002 |title=参院選2013比例区開票速報︵改選数48︶ |access-date=2023年5月5日 |publisher=朝日新聞}}</ref>。


[[2014年]]、[[第47回衆議院議員総選挙]]で前回敗れた今津を2,847票差で破って当選し、国政に復帰した（今津は比例復活）<ref>[http://www.asahi.com/senkyo/sousenkyo47/kaihyo/A01.html#Area006 北海道 - 開票速報 - 2014衆院選：朝日新聞デジタル]</ref>。

[[2014年]]、[[第47回衆議院議員総選挙]]で前回敗れた今津を2,847票差で破って当選し、国政に復帰した（今津は比例復活）<ref>[http://www.asahi.com/senkyo/sousenkyo47/kaihyo/A01.html#Area006 北海道 - 開票速報 - 2014衆院選：朝日新聞デジタル]</ref>。
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[[2016年民進党代表選挙]]で[[蓮舫]]の推薦人となり、蓮舫の当選後、民進党組織委員長に就任した。

[[2016年民進党代表選挙]]で[[蓮舫]]の推薦人となり、蓮舫の当選後、民進党組織委員長に就任した。



[[2017年9月民進党代表選挙|2017年民進党代表選挙]]で[[菅直人]]や[[有田芳生]]らとともに[[枝野幸男]]の推薦人となった<ref>{{cite news|title=︻民進党代表選︼菅直人、有田芳生氏ら 枝野幸男氏推薦人|newspaper=産経新聞|date=2017-08-21|url=https://www.sankei.com/smp/politics/news/170821/plt1708210019-s1.html}}</ref>。[[10月6日]]、立憲民主党副代表の就任が決まる<ref>[https://r.nikkei.com/article/DGXMZO21992320W7A001C1EA3000/ 立憲民主党、政調会長に辻元氏] 日本経済新聞 2017年10月6日</ref>。同年の[[第48回衆議院議員総選挙]]で[[立憲民主党 (日本 2017)|立憲民主党]]の副代表として比例重複を断念し、今津との競り合いを制し、再選した<ref>[https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2017/index.html#!skh_0106 2017年衆院選 北海道6区 開票結果]NHK選挙WEB</ref>(同党の公認候補としては、[[追加公認]]となった[[逢坂誠二]]を除けば唯一)。[[10月26日]]、執行役員会で総務委員長の兼務が決まる<ref>[https://www.sankei.com/smp/politics/news/171026/plt1710260029-s1.html 立憲民主党、政調会長は長妻昭代表代行が兼務　選対委員長に近藤昭一副代表] 産経新聞 2017年10月26日</ref>。

[[2017年9月民進党代表選挙|2017年民進党代表選挙]]で[[菅直人]]や[[有田芳生]]らとともに[[枝野幸男]]の推薦人となった<ref>{{cite news|title=︻民進党代表選︼菅直人、有田芳生氏ら 枝野幸男氏推薦人|newspaper=産経新聞|date=2017-08-21|url=https://www.sankei.com/smp/politics/news/170821/plt1708210019-s1.html}}</ref>。[[10月6日]]、立憲民主党副代表の就任が決まる<ref>[https://www.nikkei.com/article/DGXMZO21992320W7A001C1EA3000/ 立憲民主党、政調会長に辻元氏] 日本経済新聞 2017年10月6日</ref>。同年の[[第48回衆議院議員総選挙]]で[[立憲民主党 (日本 2017)|立憲民主党]]の副代表として比例重複を断念し、今津との競り合いを制し、再選した<ref>[https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2017/index.html#!skh_0106 2017年衆院選 北海道6区 開票結果]NHK選挙WEB</ref>(同党の公認候補としては、[[追加公認]]となった[[逢坂誠二]]を除けば唯一)。[[10月26日]]、執行役員会で総務委員長の兼務が決まる<ref>[https://www.sankei.com/smp/politics/news/171026/plt1710260029-s1.html 立憲民主党、政調会長は長妻昭代表代行が兼務　選対委員長に近藤昭一副代表] 産経新聞 2017年10月26日</ref>。


[[2018年]][[5月8日]]、党に新設された組織委員長に就任<ref>[https://cdp-japan.jp/news/20180508_0437/amp 立憲民主党 【常任幹事会】国会議員１１名の入党、佐々木隆博組織委員長の選任などを決定] 立憲民主党 2018年5月8日</ref>。同年11月、立憲民主党静岡県連代表に就任。

[[2018年]][[5月8日]]、党に新設された組織委員長に就任<ref>[https://cdp-japan.jp/news/20180508_0437/amp 立憲民主党 【常任幹事会】国会議員１１名の入党、佐々木隆博組織委員長の選任などを決定] 立憲民主党 2018年5月8日</ref>。同年11月、立憲民主党静岡県連代表に就任。


2019年8月、立憲民主党道連代表を辞任。静岡県連代表は引き続き続投。

2019年8月、立憲民主党道連代表を辞任。静岡県連代表は引き続き続投。

2020年9月、新[[立憲民主党 (日本 2020)|立憲民主党]]の結党に参加、静岡県連代表には[[渡辺周]]が就任した。


2021年6月24日、年内に予定される[[第49回衆議院議員総選挙]]に立候補せず引退する考えを表明した<ref>{{Cite news |title=立憲・衆院道6区 佐々木氏が引退表明 ﹁新陳代謝を﹂ ／北海道 |newspaper=北海道新聞 |date=2021-6-25 |author= |url=https://mainichi.jp/articles/20210625/ddl/k01/010/045000c |accessdate= }}</ref>。2022年、[[旭日重光章]]受章<ref>﹃官報﹄号外第97号、令和4年5月2日</ref>。


== 主張 ==

== 主張 ==

* [[日本]]の[[環太平洋パートナーシップ協定]]（TPP）参加に反対<ref>[http://senkyo.mainichi.jp/46shu/kaihyo_area_meikan.html?mid=A01006004004 2012衆院選 北海道6区 佐々木 隆博]</ref>。

* [[日本]]の[[環太平洋パートナーシップ協定]]（TPP）参加に反対<ref>[http://senkyo.mainichi.jp/46shu/kaihyo_area_meikan.html?mid=A01006004004 2012衆院選 北海道6区 佐々木 隆博]</ref>。

* [[日本国憲法]]の[[憲法改正論議|改正]]と[[集団的自衛権]]の行使を認める[[閣議_(日本)|閣議]]決定に反対<ref name="2014shu">[http://www.asahi.com/senkyo/sousenkyo47/carta/A000004GJ.htm 2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査]</ref>。

* [[日本国憲法]]の[[憲法改正論議|改正]]と[[集団的自衛権]]の行使を認める[[閣議_(日本)|閣議]]決定に反対<ref name="2014shu">[https://www.asahi.com/senkyo/sousenkyo47/carta/A000004GJ.htm 2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査]</ref>。

* [[原子力規制委員会_(日本)|原子力規制委員会]]の審査に合格した[[原子力発電所]]の運転再開に反対<ref name="2014shu"/>。

* [[原子力規制委員会_(日本)|原子力規制委員会]]の審査に合格した[[原子力発電所]]の運転再開に反対<ref name="2014shu"/>。

* 選択的[[夫婦別姓]]制度の導入にどちらかといえば賛成<ref name="2014shu"/>。

* 選択的[[夫婦別姓]]制度の導入にどちらかといえば賛成<ref name="2014shu"/>。

* [[日本における外国人参政権|永住外国人への地方選挙権付与]]にどちらかと言えば賛成<ref>[http://www.asahi.com/senkyo2009/carta/A01006002.html 2009年衆院選時朝日新聞アンケート回答]</ref>。

* [[日本における外国人参政権|永住外国人への地方選挙権付与]]にどちらかと言えば賛成<ref>[https://www.asahi.com/senkyo2009/carta/A01006002.html 2009年衆院選時朝日新聞アンケート回答]</ref>。


== 活動 ==

== 活動 ==

* [[2008年]][[3月26日]]、[[国鉄労働組合]]の特定の活動家らをJRには採用しなかったことを問題とする院内集会に参加した<ref>[http://www.jrcl.net/frame08047c.html 週刊かけはし（[[日本革命的共産主義者同盟 (JRCL)]] 発行）JR採用差別問題で院内集会]</ref>。

* [[2008年]][[3月26日]]、[[国鉄労働組合]]の特定の活動家らを[[JR]]には採用しなかったことを問題とする院内集会に参加した<ref>[http://www.jrcl.net/frame08047c.html 週刊かけはし（[[日本革命的共産主義者同盟 (JRCL)]] 発行）JR採用差別問題で院内集会]</ref>。

* 2018年9月に起こった[[北海道胆振東部地震]]において、佐々木の[[旭川市]]事務所は、立憲民主党に﹁[[石狩川]][[浄水場]]の[[自家発電]]が故障しており、このままだと市内の約7割が[[断水]]する﹂という情報を伝え、[[Twitter]]などでの拡散を依頼した。立憲民主党はこの情報を公式アカウントにて投稿し、フォロワーにも拡散を依頼した。しかし、[[札幌市]][[水道局]]や[[帯広市]]、[[小樽市]]などは、この断水について否定した。結局、この断水の情報は[[デマ]]であるとして、立憲民主党は謝罪および該当の投稿を削除した。自治体や電力会社などの公式発表を確認することを原則としていたが、それを怠っていたという<ref>{{cite news |title=立憲民主党アカウント、北海道地震の﹁断水デマ﹂を掲載、謝罪|newspaper=[[BuzzFeed Japan]]|date=2018-9-7 |url=https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/cdp2017-hokkaido| accessdate=2018-9-8}}</ref>。

* 2018年9月に起こった[[北海道胆振東部地震]]において、佐々木の[[旭川市]]事務所は、立憲民主党に﹁[[石狩川]][[浄水場]]の[[自家発電]]が故障しており、このままだと市内の約7割が[[断水]]する﹂という情報を伝え、[[Twitter]]などでの拡散を依頼した。立憲民主党はこの情報を公式アカウントに投稿し、フォロワーにも拡散を依頼した。しかし、[[札幌市]][[水道局]]や[[帯広市]]、[[小樽市]]などは、この断水について否定した。結局、この断水の情報は[[噂|デマ]]であるとして、立憲民主党は謝罪および該当の投稿を削除した。自治体や電力会社などの公式発表を確認することを原則としていたが、それを怠っていたという<ref>{{cite news |title=立憲民主党アカウント、北海道地震の﹁断水デマ﹂を掲載、謝罪|newspaper=[[BuzzFeed Japan]]|date=2018-9-7 |url=https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/cdp2017-hokkaido| accessdate=2018-9-8}}</ref>。


== 人物 ==

== 人物 ==
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== 所属団体・議員連盟 ==

== 所属団体・議員連盟 ==

* [[たばこ産業政策議員連盟]]<ref>{{Cite web|和書|url = https://twitter.com/sasaki_stop_tpp/status/798398717183279104 |title = 2016年11月15日 午後2:34 のツイート |website = 佐々木隆博 公式Twitter |date = 2016-11-15 |accessdate = 2021-05-06 }}</ref>

* [[石川知裕代議士の逮捕を考える会]]

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* [[在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟]]

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2024年4月18日 (木) 11:22時点における最新版

曖昧さ回避 歴史学者の「佐々木孝弘」あるいは「佐々木孝弘 (政治家)」とは別人です。

日本の旗 日本の政治家

佐々木 隆博

ささき たかひろ

農林水産副大臣の就任に際して公表された肖像写真

生年月日 (1949-03-10) 1949年3月10日（75歳）
出生地 日本の旗 日本 北海道士別市
出身校 北海道士別高等学校
前職 北海道農民連盟青年部書記長
所属政党 （日本社会党→）
（社会民主党→）
（民主党→）
（民進党（横路G）→）
（旧立憲民主党（菅G）→）
立憲民主党（赤松G）
称号 旭日重光章
公式サイト ささき隆博 公式ホームページ

日本の旗 衆議院議員

選挙区 北海道6区
当選回数 4回
在任期間 2005年9月11日 - 2012年11月16日
2014年12月14日 - 2021年10月14日

北海道の旗 北海道議会議員

選挙区 士別市選挙区
当選回数 5回
在任期間 1987年 - 2005年

その他の職歴

旧立憲民主党副代表
（代表：枝野幸男）
（2017年10月6日 - 2020年9月14日）
テンプレートを表示

佐々木 隆博︵ささき たかひろ、1949年3月10日 - ︶は、日本の政治家。 農林水産副大臣︵野田第2次改造内閣・野田第3次改造内閣︶、農林水産大臣政務官︵鳩山由紀夫内閣・菅直人内閣︶、衆議院議員︵4期︶、北海道議会議員︵5期︶、旧立憲民主党副代表兼組織委員長などを歴任した[1][2]。

来歴

[編集]
2010年1月15日、戸別所得補償制度モデル対策に係る北海道説明会で質問に答える佐々木
2012年6月29日、千歳市のレストラン「花茶」を視察する様子
2012年6月29日、コープさっぽろ西宮の沢店内を視察する様子
2012年6月29日、「第3回福島県青果物安全・安心な取り組み説明会」で挨拶をする様子

生い立ち

[編集]

北海道士別市の農家に生まれる[3]。北海道士別高等学校卒業後、農業を営む傍ら1971年から農民運動に参画し、1987年には北海道農民連盟青年部書記長に就任。なお、政治家となってからも、1988年から1990年にかけて北海道農民連盟青年部執行委員長を務めた。

北海道議会

[編集]

1987年4月、北海道議会議員選挙に士別市選挙区から出馬し、初当選。道議時代は日本社会党に所属していた[4]。以後、5期18年にわたり北海道議会議員を務め、1996年に社会民主党の結党に参加したが、直後に離党し、旧民主党に合流。

衆議院

[編集]

2005年、政界を引退する佐々木秀典︵同姓だが縁戚関係はなし︶から後継指名を受け、北海道議会議員を辞職し、第44回衆議院議員総選挙に民主党公認で北海道6区から出馬。自由民主党前職の金田英行を破り、初当選した。衆議院議員選挙当選後の2005年10月10日、自陣営の運動員である労働組合職員が公職選挙法違反の疑いで逮捕された。この運動員は未成年に選挙活動をさせ、報酬を支払ったとされる。

2009年の第45回衆議院議員総選挙で自民党前職の今津寛︵前回は比例北海道ブロック単独で当選︶を破り、再選。選挙後に発足した鳩山由紀夫内閣で農林水産大臣政務官に任命され、菅直人内閣まで務めた。

2012年、野田第2次改造内閣で農林水産副大臣に任命される。野田第3次改造内閣でも留任したが、同年の第46回衆議院議員総選挙で今津に敗れ、比例復活ならず落選した。

落選後の2013年の第23回参議院議員通常選挙に比例区から出馬するが、24,329票の得票にとどまり、民主党の立候補者20人中19位で落選する[5]。

2014年、第47回衆議院議員総選挙で前回敗れた今津を2,847票差で破って当選し、国政に復帰した︵今津は比例復活︶[6]。

2015年の民主党代表選挙で長妻昭の推薦人に名を連ねる[7]が、長妻は1回目の投票で最下位に終わった︵当選者は岡田克也︶[8]。

2016年民進党代表選挙で蓮舫の推薦人となり、蓮舫の当選後、民進党組織委員長に就任した。

2017年民進党代表選挙で菅直人や有田芳生らとともに枝野幸男の推薦人となった[9]。10月6日、立憲民主党副代表の就任が決まる[10]。同年の第48回衆議院議員総選挙で立憲民主党の副代表として比例重複を断念し、今津との競り合いを制し、再選した[11](同党の公認候補としては、追加公認となった逢坂誠二を除けば唯一)。10月26日、執行役員会で総務委員長の兼務が決まる[12]。

2018年5月8日、党に新設された組織委員長に就任[13]。同年11月、立憲民主党静岡県連代表に就任。

2019年8月、立憲民主党道連代表を辞任。静岡県連代表は引き続き続投。

2020年9月、新立憲民主党の結党に参加、静岡県連代表には渡辺周が就任した。

2021年6月24日、年内に予定される第49回衆議院議員総選挙に立候補せず引退する考えを表明した[14]。2022年、旭日重光章受章[15]。

主張

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●日本の環太平洋パートナーシップ協定︵TPP︶参加に反対[16]。
●日本国憲法の改正と集団的自衛権の行使を認める閣議決定に反対[17]。
●原子力規制委員会の審査に合格した原子力発電所の運転再開に反対[17]。
●選択的夫婦別姓制度の導入にどちらかといえば賛成[17]。
●永住外国人への地方選挙権付与にどちらかと言えば賛成[18]。

活動

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●2008年3月26日、国鉄労働組合の特定の活動家らをJRには採用しなかったことを問題とする院内集会に参加した[19]。
●2018年9月に起こった北海道胆振東部地震において、佐々木の旭川市事務所は、立憲民主党に﹁石狩川浄水場の自家発電が故障しており、このままだと市内の約7割が断水する﹂という情報を伝え、Twitterなどでの拡散を依頼した。立憲民主党はこの情報を公式アカウントに投稿し、フォロワーにも拡散を依頼した。しかし、札幌市水道局や帯広市、小樽市などは、この断水について否定した。結局、この断水の情報はデマであるとして、立憲民主党は謝罪および該当の投稿を削除した。自治体や電力会社などの公式発表を確認することを原則としていたが、それを怠っていたという[20]。

人物

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●家族は妻、3男[3]。
●尊敬する人物は木村尚三郎、竹熊宣孝[3]。
●趣味は日舞[3]。

所属団体・議員連盟

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脚注

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[脚注の使い方]


(一)^ “国会議員情報　佐々木隆博”. 時事ドットコム (時事通信社). https://www.jiji.com/sp/giin?d=fdea6d40f19bfe91d0568aa4e80282d7&c=syu 2022年11月2日閲覧。 

(二)^ “プロフィール”. ささき隆博 公式ホームページ. 2022年11月2日閲覧。

(三)^ abcd公式プロフィール

(四)^ 議員略歴等

(五)^ “参院選2013比例区開票速報︵改選数48︶”.  朝日新聞. 2023年5月5日閲覧。

(六)^ 北海道 - 開票速報 - 2014衆院選‥朝日新聞デジタル

(七)^ “民主代表選候補の推薦人名簿”. 時事ドットコム (時事通信社). (2015年1月7日). オリジナルの2015年1月7日時点におけるアーカイブ。. https://archive.fo/20150107162414/http://www.jiji.com/jc/zc?k=201501/2015010700415&g=pol 2015年1月18日閲覧。 

(八)^ “民主代表選:新代表に岡田氏 挙党態勢を重視”. 毎日新聞. (2015年1月18日). オリジナルの2015年1月18日時点におけるアーカイブ。. https://archive.fo/20150118162014/http://mainichi.jp/select/news/20150118k0000e010143000c.html 2015年1月18日閲覧。 

(九)^ “︻民進党代表選︼菅直人、有田芳生氏ら 枝野幸男氏推薦人”. 産経新聞. (2017年8月21日). https://www.sankei.com/smp/politics/news/170821/plt1708210019-s1.html 

(十)^ 立憲民主党、政調会長に辻元氏 日本経済新聞 2017年10月6日

(11)^ 2017年衆院選 北海道6区 開票結果NHK選挙WEB

(12)^ 立憲民主党、政調会長は長妻昭代表代行が兼務　選対委員長に近藤昭一副代表 産経新聞 2017年10月26日

(13)^ 立憲民主党 ︻常任幹事会︼国会議員11名の入党、佐々木隆博組織委員長の選任などを決定 立憲民主党 2018年5月8日

(14)^ “立憲・衆院道6区 佐々木氏が引退表明 ﹁新陳代謝を﹂ ／北海道”. 北海道新聞. (2021年6月25日). https://mainichi.jp/articles/20210625/ddl/k01/010/045000c 

(15)^ ﹃官報﹄号外第97号、令和4年5月2日

(16)^ 2012衆院選 北海道6区 佐々木 隆博

(17)^ abc2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査

(18)^ 2009年衆院選時朝日新聞アンケート回答

(19)^ 週刊かけはし︵日本革命的共産主義者同盟 (JRCL) 発行︶JR採用差別問題で院内集会

(20)^ “立憲民主党アカウント、北海道地震の﹁断水デマ﹂を掲載、謝罪”. BuzzFeed Japan. (2018年9月7日). https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/cdp2017-hokkaido 2018年9月8日閲覧。 

(21)^ “2016年11月15日 午後2:34 のツイート”. 佐々木隆博 公式Twitter (2016年11月15日). 2021年5月6日閲覧。

外部リンク

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公職
先代
筒井信隆
岩本司 		日本の旗 農林水産副大臣
岩本司と共同
→吉田公一と共同
2012年 		次代
加治屋義人
江藤拓
先代
野村哲郎
江藤拓 		日本の旗 農林水産大臣政務官
舟山康江と共同
2009年 - 2010年 		次代
松木謙公
田名部匡代

北海道の旗 北海道の小選挙区選出衆議院議員(1996年 - ) 国会議事堂
第1区

第2区

第3区

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第7区（旧区域含む）

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関連項目

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