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国立高度専門医療研究センター

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寿6調

20104NC2015

各国立高度専門医療研究センターと目的

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各センターごとに研究所病院を設け、研究活動のほかに医療活動も行なう。

国立がん研究センター

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  • 所在地:中央病院:東京都中央区、東病院:千葉県柏市
  • 目的:がんその他の悪性新生物に関する高度かつ専門的な医療の向上

国立循環器病研究センター

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  • 所在地:大阪府吹田市
  • 目的:循環器病に関する高度かつ専門的な医療の向上

国立精神・神経医療研究センター

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  • 所在地:東京都小平市
  • 目的:精神・神経疾患等に関する高度かつ専門的な医療及び精神保健の向上

国立国際医療研究センター

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  • 所在地:戸山病院:東京都新宿区、国府台病院:千葉県市川市
  • 目的:感染症その他の疾患に関する高度かつ専門的な医療、医療に係る国際協力等の向上
  • 国立看護大学校(東京都清瀬市)を設置

国立成育医療研究センター

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  • 所在地:東京都世田谷区
  • 目的:成育に係る疾患(児童が健やかに生まれ、成育するために特に治療を要するもの)に関する高度かつ専門的な医療の向上

国立長寿医療研究センター

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  • 所在地:愛知県大府市
  • 目的:加齢に伴う疾患に関する高度かつ専門的な医療の向上

独立行政法人移行の経緯

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2004

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業務内容の変容

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旧国立高度専門医療センターの業務内容は、従前の「厚生労働省設置法」(平成11年法律第97号)で、特定の疾患その他の事項に関する、診断及び治療、調査及び研究並びに技術者の研修などと定められていた。新たに施行された「高度専門医療に関する研究等を行う独立行政法人に関する法律」(平成20年法律第93号)では、国立高度専門医療研究センターの目的、業務範囲の規定が、国民の健康に重大な影響のある特定の疾患等に係る医療に関する、調査、研究及び技術の開発並びにこれらの業務に密接に関連する医療の提供、技術者の研修、その他これら業務に係る成果の普及及び政策の提言など、とされて「調査、研究、技術の開発」の文言が前面に置かれている。

国立研究開発法人に

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「研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化及び研究開発等の効率的推進等に関する法律」(平成20年法律第63号)(いわゆる研究開発力強化法)によって、各法人は研究開発法人に指定される。

国立高度専門医療研究センターの各組織は組織改革等を経て、「独立行政法人通則法の一部を改正する法律」が施行された2015年4月1日以降は、国立研究開発法人となった。

各施設の画像

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関連項目

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外部リンク

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