「成瀬正恭」の版間の差分

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 [[File:Seikyo Naruse.jpg|thumb|250px|成瀬正恭]]
-'''成瀬 正恭'''（なるせ せいきょう、[[1868年]][[11月]] - [[1930年]]）は、[[日本]]の[[実業家]]である。[[法学]][[修士]]（[[コーネル大学]]）。
+'''成瀬 正恭'''︵なるせ せいきょう、[[1868年]][[5月21日]] - [[1938年]][[3月20日]]︶は、[[日本]]の[[実業家]]・[[銀行家]]。[[法学]][[修士]]︵[[コーネル大学]]︶。[[子爵]]。
 == 経歴 ==
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 *[[1890年]] 帰国。[[横浜正金銀行]]入社
 *[[1895年]] [[日本貿易銀行]][[支配人]]
-*[[1898年]] 十五銀行[[支配人]]
+*[[1898年]] [[十五銀行支配人]]
-その後副頭取を経て、[[1915年]]～[[1919年]]頃に頭取を務めた。
+　その後副頭取を経て、[[1915年]]～[[1919年]]頃に頭取を務めた。[[1927年]][[昭和金融恐慌]]で十五銀行が事実上倒産した際には、[[松方巌]]同様に私財を投出して救済に尽力した。
-[[1927年]][[昭和金融恐慌]]で[[十五銀行]]が事実上倒産した際には、[[松方巌]]同様に私財を投出して救済に尽力した。
-社外職も多くこなしており、[[国際信託会]]社長・[[神戸貿易銀行]]支配人等も兼任した。
+　社外職も多くこなしており、[[国際信託会]]社長・[[神戸貿易銀行]]支配人・[[日本郵船]]取締役・[[国際汽船]]取締役・[[太田鉄道|水戸鉄道]]取締役・[[慶應義塾評議員]]等も兼任した。
 == 親族 ==
 *父：成瀬岩太郎 [[香川県]][[県会議員]]
-*弟：[[成瀬正行]] [[川崎造船所]]
+*弟：[[成瀬正行]] [[川崎造船所]]取締役、[[盛興商会]][[総帥]]
 *長男：[[成瀬正一 (フランス文学者)|成瀬正一]] [[フランス文学者]]・[[九州大学]][[名誉教授]]
 *次男：[[成瀬正二]] [[工学者]]・[[海軍少将]]
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 == 参考文献 ==
 *『慶應義塾出身名流列傳』（三田商業研究会、1909年6月）
+*『慶應義塾百年史』（慶應義塾、1958年）
-*原田 敬一『一九一〇年代のブルジョアジーと日本興業銀行：「工業銀行」化をめぐって』（待兼山論叢, 史学篇, 11, pp1-32、1978年）(http://ir.library.osaka-u.ac.jp/dspace/bitstream/11094/48003/1/mrh_011_001.pdf)
+*[http://ir.library.osaka-u.ac.jp/dspace/bitstream/11094/48003/1/mrh_011_001.pdf=　　原田 敬一『一九一〇年代のブルジョアジーと日本興業銀行：「工業銀行」化をめぐって』]（待兼山論叢, 史学篇, 11, pp1-32、1978年）
-*三島康雄『薩州財閥の成立と崩壊』（経営史学、1980年）(https://www.jstage.jst.go.jp/article/bhsj1966/15/1/15_1_1/_pdf)
+*[https://www.jstage.jst.go.jp/article/bhsj1966/15/1/15_1_1/_pdf=　　三島康雄『薩州財閥の成立と崩壊』]（経営史学、1980年）
+*[http://libdspace.biwako.shiga-u.ac.jp/dspace/bitstream/10441/5234/2/HIKONE%20RONSO_299_121-136A%20ogawa.pdf=　　小川功『明治期銀行融資のデフォルトと自己競落・証券化による不良債権回収 -十五銀行の太田鉄道融資と水戸鉄道新設を中心に-』]（彦根論叢第299号, 片山貞雄教授退官記念論文集, pp121-136, 1996年）
+*[https://www.city.zushi.kanagawa.jp/global-image/units/90048/1-20150327184421.pdf=　　逗子市広報 No.874（2015年4月）]
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