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「東方Project」の版間の差分

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'''東方Project'''(とうほうプロジェクト、Project Shrine Maiden)とは、[[同人サークル]]「[[上海アリス幻樂団]]」によって制作された[[弾幕系シューティング]]ゲームを中心とした作品群の総称である。'''東方シリーズ'''と称される事もあるが、作品ごとに「極端に変わる」との評価がでるほどにキャラの使い勝手も絵も曲も変わっている。また、製作者のZUNは『東方は“シリーズ”ではない』と述べている<ref>[http://www.4gamer.net/specials/shanghai_alice/zone_t.shtml 「東方」制作者インタビュー「シューティングの方法論」第2回 - ZONE T]{{Quotation|東方ってシリーズものだと思われるというか,勘違いされることが多いんですけど,「東方はシリーズ」とは一度も言ってないんですよ。「プロジェクト第何弾」とは言ってますけど,それでも「○○2」だ「3」だってやりかたはしてない。まあ,見る人が見ればシリーズなのかもしれませんけどね。ただ,僕の中ではシリーズではない。前回の作品を好きだった人が,次も好きになるとは限らないというのが,東方とシリーズものとの大きな違いと考えています。|ZUN|東方Projectの製作方針について答えたもの。}}</ref>






== 概要 ==




ZUN1Project





=== PC-98版 ===




[[1996]]-[[1998]][[]][[AmusementMakers]]ZUN Soft[[PC-9800|PC-98]]5PC-98退5[[2002]]9


; [[東方靈異伝 〜 Highly Responsive to Prayers.]]([[1996年]]発表)




: Project1 [[]]C<ref name=zonez>4Gamer.net[http://www.4gamer.net/news.php?url=/specials/shanghai_alice/zone_z.shtml 1 - ZONE Z]</ref>


; [[東方封魔録 〜 the Story of Eastern Wonderland.]]([[1997年]]8月C52発表)



: 2作目・『とうほう ふうまろく』。この作品において、現在に至るまでの縦スクロールシューティングゲームとしての形が築かれた。



; [[東方夢時空 〜 Phantasmagoria of Dim.Dream.]](1997年12月C53発表)



: 3作目・『とうほう ゆめじくう』。アーケードゲーム『[[ティンクルスタースプライツ]]』のシステムを用いた対戦型シューティングである。



; [[東方幻想郷 〜 Lotus Land Story.]]([[1998年]]8月C54発表)



: 4作目・『とうほう げんそうきょう』。ゲームシステムは再び2作目の頃に戻されたが、より洗練された。



; [[東方怪綺談 〜 Mystic Square.]](1998年12月C55発表)




: 5 PC-98ProjectProject





=== Windows版 ===



『東方怪綺談』の発表以降は活動を休止していたが、その4年後、サークル名を現在の「上海アリス幻樂団」と改称し、[[プラットフォーム]]を[[Microsoft Windows|Windows]]に移して開発が再開された。再開した理由は「仕事で溜まった[[ストレス (生体)|ストレス]]を発散するため」との事である<ref name=zonez/>。






==== 弾幕系シューティングゲーム ====



<!--この節には必要最低限の説明のみを記載してください。詳細な解説は各作品の項目へお願いします。-->



; [[東方紅魔郷 〜 the Embodiment of Scarlet Devil.]]([[2002年]]8月C62発表)



: 通算6作目・『とうほう こうまきょう』。[[プラットフォーム]]をWindowsに移して発表された、Windows版の東方Project第1弾。東方Projectの存在を世に知らしめたタイトルで、縦スクロール弾幕系シューティングゲームである。東方Projectの代名詞ともいえる「[[スペルカード]]システム」が初めて搭載された作品でもある。



; [[東方妖々夢 〜 Perfect Cherry Blossom.]]([[2003年]]8月C64発表)



: 通算7作目・『とうほう ようようむ』。前作の流れを引き継ぎ、クオリティの強化が施された。



; [[東方永夜抄 〜 Imperishable Night.]]([[2004年]]8月C66発表)



: 通算8作目・『とうほう えいやしょう』。ゲーム内容は前作までと同様だが、当作では人間と妖怪がコンビを組み、ボタン操作により双方のキャラクターを上手く使い分けながら全6ステージをクリアしていく。



; [[東方花映塚 〜 Phantasmagoria of Flower View.]]([[2005年]]8月C68発表)




: 9 3


; [[東方文花帖 〜 Shoot the Bullet.]](2005年12月C69発表)



: 通算9.5作目・『とうほう ぶんかちょう』。書籍『'''東方文花帖 〜 Bohemian Archive in Japanese Red.'''』のゲームパートと位置付けられている。タイトルにある "Shoot" は「撃つ」ではなく「撮影する」という意味である。



; [[東方風神録 〜 Mountain of Faith.]](2007年8月C72発表)



: 通算10作目・『とうほう ふうじんろく』。約3年ぶりに制作された縦スクロール弾幕系シューティングゲーム作品で、システム面が全体的にシンプルなものに洗練されている。本作のタイトルは『東方封魔録 〜 the Story of Eastern Wonderland.』を模したものであるが、この作品との関係は無い。



; <!--[[-->東方地霊殿 〜 Subterranean Animism.<!--]]-->(2008年8月C74発表)



<!--[[WP:SE]]をご覧の上、新しい情報を小出しに追記していくような編集はおやめ下さい。個別記事の立項はまだ行わないでください。-->



: 通算11作目・『とうほう ちれいでん』。自機の他に協力者となる妖怪を選択するシステムとなっている。






==== 弾幕格闘アクション ====



「[[黄昏フロンティア]]」との共同プロジェクトとして開発された作品である。東方Projectを基にした[[二次創作物]]は多数存在するが、ZUNが制作に関わり、公式ストーリーに組み込まれている作品は現時点ではこれら2作品だけである。



; [[東方萃夢想 〜 Immaterial and Missing Power.]](2004年12月C67発表)




: 7.51 Project[[]][[]]ZUN


; [[東方緋想天 〜 Scarlet Weather Rhapsody.]](2008年5月第5回博麗神社例大祭にて発表)




: 10.52 BGMZUN9.8<ref>[http://www.tasofro.net/diary/diary200705.html 2007517]</ref>10.5<ref>[http://www.tasofro.net/diary/diary200708.html 2007815]</ref>





=== 商業作品 ===




ProjectProjectProject


<!--この節には必要最低限の説明のみを記載してください。詳細な解説は各作品の項目へお願いします。-->



; [[東方文花帖 〜 Bohemian Archive in Japanese Red.]]




: [[]]Project2005ZUNZUN使3[[CD-ROM]]'''  Shoot the Bullet.'''


; [[東方香霖堂 〜 Curiosities of Lotus Asia.]]




:  ZUN[[]]26Project[[  Curiosities of Lotus Asia.#|]]


; [[東方三月精|東方三月精 〜 Eastern and Little Nature Deity.<br/> 東方三月精 〜 Strange and Bright Nature Deity.]]




:  [[]][[]]ZUN20064調20065'''Eastern and Little Nature Deity.''''''Strange and Bright Nature Deity.'''


; [[東方紫香花 〜 Seasonal Dream Vision.]]




:  [[|]][[]]ZUNCDZUN使2008


; [[東方求聞史紀 〜 Perfect Memento in Strict Sense.]]




:  Project200612[[  Perfect Memento in Strict Sense.#|]]


; [[東方儚月抄|東方儚月抄 〜 Silent Sinner in Blue.<br/> 東方儚月抄 〜 Cage in Lunatic Runagate.<br/> 東方儚月抄 〜 月のイナバと地上の因幡]]



: 『とうほう ぼうげつしょう』。『東方永夜抄 〜 Imperishable Night.』の続編的な内容になっており、同じ異変を漫画、小説、4コマの3つの視点から描く話になっている。『Silent Sinner in Blue.』は[[Comic REX]]にて、『Cage in Lunatic Runagate.』は[[キャラ☆メル]]にて、『月のイナバと地上の因幡』は[[まんが4コマKINGSぱれっと]]にてそれぞれ連載中。いずれも一迅社刊。






== BGMについて ==



; 作風



: [[ピアノ]]・[[トランペット]]・[[ヴァイオリン]]・[[ギター]]等による小編成の[[アコースティック]]スタイル、[[短調]]を基本とした曲調、[[転調]]や[[変拍子]]を多用する構成など、作品世界と同様に[[和洋折衷]]的なノスタルジーを漂わせるものが中心。更に、ステージBGMに静かな始まり方をする曲も多いことから、一聴した限りでは一般的なシューティングゲームのBGMの音楽的傾向から大きく外れているような印象を受けるが、展開に合わせて音の層を複雑に重ねていくことで次第にスピード感を増していく技法(最終的には生演奏では不可能なほどの同時発音数に達する曲も多い)や、弾幕を音楽的に表現したかのようなドラム連打、登場人物の心情を思わせるメロディアスな展開などにより、プレイヤーの高揚感を煽る効果を出している。



: また、曲名についても「明治十七年の上海アリス」「レトロスペクティブ京都」などの名称が、それぞれのBGMを更に印象付ける要因となっている。



; MIDI音源



: 『東方永夜抄 〜 Imperishable Night.』まではBGM音源を[[MIDI]]か[[WAV]]かを選択できたが、『東方花映塚 〜 Phantasmagoria of Flower View.』の製品版以降ではWAV音源のみとなっている。MIDIは元々Web体験版の容量を削減するために作られていたのだが<ref>『幻想掲示板』20031年9月21の投稿([http://web.archive.org/web/20050911212128/http://gensou.s93.xrea.com/world/qa0307.html Web Archive])より。そのため、『花映塚』の体験版にはMIDI音源が搭載されている。</ref>、音程等がWAVのものと若干異なるアレンジ曲となっている。MIDI音源廃止について、1曲つくるのと同じくらい手間がかかるからという理由が製作者より述べられている。



; サウンドトラックについて



: 『東方萃夢想 〜 Immaterial and Missing Power.』『東方緋想天 〜 Scarlet Weather Rhapsody.』を除いて、ゲーム中で使用されるBGMの[[サウンドトラック]]は発売されていないため<ref>『萃夢想』のサウンドトラックは黄昏フロンティアより発売された。ただし、このゲームで使用されているBGMは、大半が同サークルによって[[編曲|アレンジ]]されたものである。</ref>、作品中の音楽に触れるには実際にゲームをプレイする事が基本となる。ただし、非公式ツールではあるものの「WAV切り出しツール」や「BGMプレイヤー」といったものも公開されており、これらを使用して音楽だけを聴くことも可能である。



: なお、PC-98版の作品に関しては『[[上海アリス幻樂団#幺樂団の歴史 〜 Akyu's Untouched Score シリーズ|幺樂団の歴史]]』シリーズとしてサウンドトラックが発売されている。




: Windows使BGM[[#ZUN's Music Collection|ZUN's Music Collection]]





== 各作品のタイトルと呼称について ==



東方Project各作品のタイトルは、



* '''東方○○○ 〜 English Sub Title.'''



という形で統一されている。






この東方○○○という形式は、ZUNが初めてゲーム用に制作したMIDI曲に付けたタイトルである「東方怪奇談」に由来している。<ref>『怪綺談』の曲コメントより。</ref>(この曲のFM音源版が東方Project1作目の『東方靈異伝』にも使用されている。)






『○○○』の部分には漢字3文字が入るのだがこの部分にはその作品に登場する重要キャラクターの名前の一部、もしくはそれをもじった単語が含まれている。なお、『東方求聞史紀』のみ例外的に漢字4文字になっている。(2008年現在)



<!--ネタバレになるため、あえて例は書いていません。-->






『English Sub Title.』の部分には、その作品に合った英語のサブタイトルが入る。[[前置詞]]や[[冠詞]]、[[接続詞]]等以外の単語は頭文字が[[大文字]]になっており、最後に「.」([[終止符]])が打ってあるのも特徴である。






なお、各作品は『東方』を省略して『'''紅魔郷'''』や『'''妖々夢'''』のように『○○○』の部分だけを用いた略称で呼ばれる事が多い。本項でも、以降は『東方』を省略して呼称する事とする。






== 世界観・設定 ==



東方Projectは、'''幻想郷'''という架空の世界が舞台となっており、この幻想郷の中で「異変」と呼ばれる怪事件や怪現象が発生し、博麗神社の巫女である博麗霊夢、もしくは霧雨魔理沙などの模倣者が「異変」を解決するという趣旨のストーリーが展開される。






PC-98版の作品群とWindows版以降の作品群とは、基本的には同じ時系列を共有しているようだが、キャラクターおよび設定の一部リセットが行われたため、旧作品との設定の矛盾やズレなどが発生している。これについては「昔のことは気にせず」という状態である。






世界観に関する詳細は[[幻想郷]]の項目を参照のこと。






== 基本システム ==




ProjectWindows





基本システムが異なる『花映塚』『文花帖』『萃夢想』の3作品や、作品固有のシステムに関しては各作品の項目を参照のこと。






=== 基本操作 ===



; 自機・装備




: [[]]231


; 移動




: 2''''''''''''使使


; ショット



: [[ショット]]の性能はキャラクターや武器タイプによって異なる。また、高速移動時と低速移動時ではショットが変化し、高速時には「範囲」を重視し「威力」を下げたショットに、低速時には「威力」を重視し「範囲」を狭めたショットになる。なお、『紅魔郷』ではサブウェポンの発射位置が変わるだけで、ショット自体は変化しない。



; パワーアップとアイテム自動蒐集



: 敵が落とすPアイテムを入手することでパワーが増え、ショットが強化されていく。パワーが128に達すると'''フルパワーモード'''となり、その時点での画面内にある敵弾が全て☆アイテムに変化する。なお、『風神録』のパワーアップ方式は、他の作品とは少々異なっている。詳細は[[東方風神録 〜 Mountain of Faith.#基本操作|こちら]]を参照。



: フルパワーモード中は、画面上部に移動するとアイテムが自動的に吸収されるようになる。これを'''アイテム自動蒐集'''という。『風神録』の場合はパワーに関係なく常にアイテム自動蒐集が可能となっており、『永夜抄』では低速移動時・もしくは霧雨魔理沙を操作している場合はパワーに関係なくアイテム自動蒐集が可能となる。『妖々夢』の場合はExtra・Phantasmステージのみ、パワーに関係なく常にアイテム自動蒐集が可能となっている。



; ボム



: 使用することで敵弾を☆アイテムに変化させ、一定時間無敵になる特殊攻撃が発動する。『紅魔郷』・『妖々夢』・『永夜抄』には[[ボム]]として「[[スペルカード#自機が使用するスペルカード|自機のスペルカード]]」が搭載されており、『風神録』には霊撃が搭載されている。



; エクステンド



: 『妖々夢』と『永夜抄』では「点アイテム」を一定個数取得すると自機が1機[[1UP|エクステンド]]され、『紅魔郷』と『風神録』ではスコアを一定値以上にすると自機が1機[[エクステンド]]される。また、1UPアイテムを取得すればその場でエクステンドされる。なお、『紅魔郷』のExtraステージではスコアによるエクステンドは発生しない。



; ミス後の復帰とコンティニュー




: [[]]1[[ ()|]]0





=== 難易度・エンディング ===



; 難易度



: メインストーリーの難易度は「Easy」「Nomal」「Hard」「Lunatic」の4種類がある。「Easy」が最も簡単で、「Lunatic」が最も難しく設定されている。



; エンディング




: [[]]6Easy5Easy6


; Extraステージ



: 1度グッドエンディングを見ると、Extraステージが選択可能となる。Extraステージの特徴として、コンティニューができない点や、ボスの残機数が多い点が挙げられる。また、プレイできるのはグッドエンディングを見たキャラクターと武器タイプの組み合わせのみであり、同じキャラクターであってもクリアしていない武器タイプではExtraをプレイする事ができない。また『妖々夢』ではExtraステージをクリアし、もう1つ別の条件を満たすことで、Phantasmステージが出現し、Extraをクリアしたキャラクターと武器タイプの組み合わせでのみプレイが可能となる。






=== 当たり関係 ===



; 当たり判定と被弾




: [[]][[#|]]1


; かすり判定



: 当たり判定の他に、「かすり判定」という物が自機の周辺に存在する。かすり判定が敵弾の当たり判定と接触すると、'''カスり''' (Graze) がカウントされて点数に加えられる。敵本体にはカスってもカウントされない。『風神録』ではGraze時の効果音とエフェクトは発生するものの、Grazeによる得点の加算やGraze回数のカウントは廃止された。






=== アイテム ===



敵を撃墜するとアイテムを落とすことがある。



; Pアイテム : パワー値が上昇し、一定値ごとにショットが強化されていく。大Pと小Pの2種類があり、小は+1、大は+8(『風神録』ではそれぞれ0.05、1.00)される。『紅魔郷』を除き、フルパワーモード中は別のアイテムに変化する



; 点アイテム : 点数が加算される。画面上部で入手した方が高得点となる。



; Bアイテム : ボムが1つ増える。システム上、『風神録』では存在しない。



; 1UPアイテム : 残機が1機エクステンドされる。




; F : 0


; ☆アイテム : 敵弾がボム等で変化したもの。自動的に自機に吸収され、点数が加算される。



この他に、『紅魔郷』以外の作品には固有のアイテムが存在する。こちらに関しては、各作品の項目を参照の事。






=== ステージの流れ ===



ステージによって異なる場合があるが、基本的には「道中1」→「中ボス」→「道中2」→「ボス」という流れでステージが進む。東方Projectは、どちらかというとボス戦を中心にステージが構成されているのが特徴である。



; 道中




: 2


; 中ボス



: ステージの途中には[[ボスキャラクター#中ボス|中ボス]]が出現し、対戦する事となる。ステージによっては会話イベントが発生する場合もある。ボスと中ボスは同じキャラクターが担当している事が多いのだが、異なるキャラクターが担当しているステージもある。また「道中2」が無いステージの場合は、ボスの前哨戦という扱いになる。ごくまれに、中ボスが存在しないステージもある。



; ボス



: ステージの最後には[[ボスキャラクター|ボス]]が出現して対戦する事となる。ボスが登場すると会話イベントが発生、BGMがボスキャラクターのテーマ曲に変化し、対戦が始まる。ボスも中ボスも対戦中の演出は基本的に同じなので、便宜上、以降の表記はボス、およびボス戦で統一する。



; ボス戦中の演出




: [[]][[ ()|]]10



: [[]]2


: なお、これらの演出はスペルカードルールに基くものである。






=== 『妖々夢』以降に追加・変更されたシステム ===



==== エネミーマーカー ====



ボス戦時、ボスの位置を知らせる「エネミーマーカー」が画面下部に表示されるようになった。これにより、画面下部で弾避けに集中している際にボスの位置を容易に知ることができるようになった。また『永夜抄』では、ボスのその段階での残りのライフによって色が変化し、画面上部を見なくてもおおまかな残りのライフが把握できるようになった。






==== 当たり判定の目安 ====










==== その他 ====



* 難易度「Easy」でもグッドエンディングを見ることが出来るようになった。ただし、『風神録』では見ることが出来ない。



* スペルカード発動中にフルパワーモードになっても敵弾が消えなくなった。ただし、Fアイテムをとった場合は消える。



* ライフゲージが色分けされ、どの時点までライフを削ると次の攻撃に移行するのか分かるようになった。



* ボスの名前がライフゲージ左に表示されるようになった。



* ボスの残り体力が少なくなると、ショットの着弾音が変わるようになった。






== 特徴的なシステム ==



特徴的なシステムとして'''スペルカードシステム'''と'''喰らいボムシステム'''が存在する。






=== スペルカードシステム ===



{{Main|スペルカード}}



'''スペルカード'''とは特殊な攻撃を使用するのに必要な[[お札]](スペルカード)であり、「幻想郷」内での揉め事や紛争を解決するための手段とされている。このスペルカードを用いたシステムは『紅魔郷』以降の作品に搭載されている。






=== 喰らいボムシステム ===



もう1つ、特徴的なシステムに'''喰らいボム'''が存在する。






東方Projectでは、[[#当たり関係|被弾]]してからミスがカウントされるまでに、数[[フレーム]]の間“'''猶予'''”が発生する。以降、この“猶予”の事を「喰らいボムの受付時間」と呼ぶ。この「喰らいボムの受付時間」中にボムを出せば「ミス」より「ボム」が優先される為、'''ミスを帳消しにすることができる'''。これを「喰らいボム」という。







[[]]''''''<ref>1=1/603-40.05-0.07</ref>[[]]使





なお、『永夜抄』には「ラストスペル」という喰らいボムを発展させたシステムが搭載されている。詳細は[[東方永夜抄 〜 Imperishable Night.#自機が使用するラストスペル]]を参照。






== 登場キャラクター ==



{{main|東方Projectの登場キャラクター|東方Projectの登場キャラクター (PC-98)}}



東方Projectには多くのキャラクターが登場する。キャラクターは基本的に[[女性]]であり、[[男性]]キャラクターがほとんどいない点が特徴である。



; [[博麗霊夢]](PC-98版では博麗靈夢)



: 東方Projectの主人公。博麗神社の巫女。



; [[霧雨魔理沙]]



: Windows版でのもう1人の主人公。霊夢の友人で魔法使い。






== 二次創作について ==




Project[[]]ZUN<ref>20075[http://www16.big.or.jp/~zun/html/th10man/html/faq.html#faq32 Q&A][http://www.geocities.co.jp/Playtown-Yoyo/1736/t-081.html ZUN使]</ref>






[[2]][[]]<!--[[Project#]][[Project#]]-->





=== 創作ジャンルについて ===



[[同人誌]]をはじめとして、[[同人ゲーム]]、作中のBGMの[[編曲|アレンジ]]やそれを収録したCD、[[コンピュータグラフィックス|CG]]集、[[トレーディングカード]]、その他グッズなど多岐にまたがる。原作者のZUNが作品を寄贈する場合もあり、二次創作は基本的に純粋な東方ファンの憩いの場となっている。






特にアレンジCDに関しては、同人イベントへの参加サークルが多く、人気を呼んだアレンジ曲が[[着うた]]として配信される等の盛り上がりを見せている<ref>『妖々夢』に使用された楽曲のアレンジ曲が、[[ニコニコ動画]]での流行を受け、[[ドワンゴ]]の経営する「超!アニメロ」にて配信された。[[東方乙女囃子#魔理沙は大変なものを盗んでいきました]]を参照。</ref>。また、[[JOYSOUND]]等のカラオケにおいて一部の編曲された楽曲がカラオケとして配信されている。






一方で、一部の編曲者が独自にアレンジ楽曲を用いて[[営利]]目的の演奏会や[[クラブ]]イベントを開くようにもなったが、これらのイベントは[[著作権]]などの諸問題が指摘されている。一部のクラブイベントに客としてZUNが招かれ、サービストークとして新作へのコメントがなされたこともあった。諸問題について現在は黙認状態である模様。







[[]][[]][[|]]





=== イベント関連 ===



東方Project専門の[[同人誌即売会]]は数多く開催されているが、ここでは代表的な2つのイベントを解説する。






==== 博麗神社例大祭 ====




''''''Project1ZUNProject1ZUNp.162





近年になって例大祭参加者の「運営スタッフを蹴る、他の参加者を恫喝する、徹夜をして会場前に並ぶ(東京都では条例により徹夜行列待ちは禁止されている)、ブログで徹夜で並ぶことを告知する、奇声を上げ馬鹿笑いをする、通路で座り込み通行の邪魔をする」など、マナーの悪さがインターネット上で指摘されている。






ニコニコ動画などではマナーを訴える動画が多数作られ、ファンサイトでもマナーに関して苦言を呈するサイトが多数出た。






* 第1回:2004年4月18日、[[東京都]][[大田区]]の[[大田区産業プラザ]]Pio



* 第2回:2005年5月04日、[[東京都立産業貿易センター]][[浜松町]]館



* 第3回:2006年5月21日、[[池袋]][[サンシャインシティ]]文化会館 Dホール



* 第4回:2007年5月20日、池袋サンシャインシティ文化会館 Dホール



* 第5回:2008年5月25日、[[東京国際展示場|東京ビッグサイト]]西4ホール






関連イベントとして見本誌読書会がある。これは例大祭でサークルから出された見本誌の読書会であり、例大祭の後の秋に開催されている。






==== 東方紅楼夢 ====



'''東方紅楼夢'''(とうほうこうろうむ)とは秋に関西で開催される東方Project専門の同人誌即売会である。例大祭には及ばないものの、それ以外のオンリーイベントとは一線を画すほど参加者が多く、「東方Projectオンリーイベントの二大巨頭」とも呼ばれる規模にまで拡大している。






* 第1回:[[2005年]][[9月12日]]、[[新大阪センイシティー]]2号館



* 第2回:[[2006年]][[11月12日]]、[[京都市勧業館|京都市勧業館みやこめっせ]]



* 第3回:[[2007年]][[11月4日]]、京都市勧業館みやこめっせ



* 第4回:[[2008年]][[11月2日]]、京都市勧業館みやこめっせ(予定)






== 脚注 ==



{{脚注ヘルプ}}<br/ >



<div class="references-small"><references/></div>






== 関連項目 ==



* [[上海アリス幻樂団]]



* [[弾幕系シューティング]]



* [[西方Project]]






== 外部リンク ==



* [http://www16.big.or.jp/~zun/ 上海アリス幻樂団]



* [http://www.kt.rim.or.jp/~aotaka/am/index.htm Amusement Makers(旧)公式サイト]



* [http://thwiki.info/ 東方Wiki]



* [http://www.reitaisai.com/ 博麗神社例大祭公式サイト]



* [http://karen.saiin.net/~kouroumu-toho/ 東方紅楼夢公式サイト]






{{DEFAULTSORT:とうほうふろしえくと}}



[[Category:東方Project|*]]



[[Category:同人ソフト]]



[[Category:PC-9800シリーズ用ゲームソフト]]



[[Category:Windows用ゲームソフト]]






{{東方Project}}






[[en:Touhou Project]]



[[es:Touhou Project]]



[[fr:Touhou]]



[[ko:동방 프로젝트]]



[[no:Touhou Project]]



[[pl:Touhou Project]]



[[ru:Touhou project]]



[[th:โทโฮโปรเจกต์]]



[[zh:東方Project]]













































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































vv


2008年9月7日 (日) 16:12時点における版

東方Project(とうほうプロジェクト、Project Shrine Maiden)とは、同人サークル上海アリス幻樂団」によって制作された弾幕系シューティングゲームを中心とした作品群の総称である。東方シリーズと称される事もあるが、作品ごとに「極端に変わる」との評価がでるほどにキャラの使い勝手も絵も曲も変わっている。また、製作者のZUNは『東方は“シリーズ”ではない』と述べている[1]

概要


ZUN1Project

PC-98版


1996-1998AmusementMakersZUN SoftPC-985PC-98退520029

  Highly Responsive to Prayers.1996

Project1 C[2]

  the Story of Eastern Wonderland.19978C52

2 

  Phantasmagoria of Dim.Dream.199712C53

3 

  Lotus Land Story.19988C54

4 2

  Mystic Square.199812C55

5 PC-98ProjectProject

Windows版


4Windows[2]

弾幕系シューティングゲーム


  the Embodiment of Scarlet Devil.20028C62

6 WindowsWindowsProject1ProjectProject

  Perfect Cherry Blossom.20038C64

7 

  Imperishable Night.20048C66

8 使6

  Phantasmagoria of Flower View.20058C68

9 3

  Shoot the Bullet.200512C69

9.5   Bohemian Archive in Japanese Red. "Shoot" 

  Mountain of Faith.20078C72

10 3  the Story of Eastern Wonderland.

殿  Subterranean Animism.20088C74

11 

弾幕格闘アクション


ProjectZUN2

  Immaterial and Missing Power.200412C67

7.51 ProjectZUN

  Scarlet Weather Rhapsody.200855

10.52 BGMZUN9.8[3]10.5[4]

商業作品


ProjectProjectProject

  Bohemian Archive in Japanese Red.

Project2005ZUNZUN使3CD-ROM  Shoot the Bullet.

  Curiosities of Lotus Asia.

 ZUN26Project

  Eastern and Little Nature Deity.
   Strange and Bright Nature Deity.

 ZUN20064調20065Eastern and Little Nature Deity.Strange and Bright Nature Deity.

  Seasonal Dream Vision.

 ZUNCDZUN使2008

  Perfect Memento in Strict Sense.

 Project200612

  Silent Sinner in Blue.
   Cage in Lunatic Runagate.
   

   Imperishable Night.43Silent Sinner in Blue.Comic REXCage in Lunatic Runagate.4KINGS

BGMについて




調調調BGMBGM

BGM

MIDI

  Imperishable Night.BGMMIDIWAV  Phantasmagoria of Flower View.WAVMIDIWeb[5]WAVMIDI1



  Immaterial and Missing Power.  Scarlet Weather Rhapsody.使BGM[6]WAVBGM使

PC-98

Windows使BGMZUN's Music Collection

各作品のタイトルと呼称について


Project

  English Sub Title.



ZUNMIDI[7]FMProject1使

342008

English Sub Title..


世界観・設定


Project

PC-98Windows


基本システム


ProjectWindows

3

基本操作




231



2使使







P128

ExtraPhantasm



使



111UPExtra



10

難易度・エンディング




EasyNomalHardLunatic4EasyLunatic



6Easy5Easy6

Extra

1ExtraExtraExtraExtra1PhantasmExtra

当たり関係




1



 (Graze) GrazeGrazeGraze

アイテム




P

PP2+1+80.051.00





B

1

1UP

1

F

0






ステージの流れ


12Project



2



2



BGM便



10

2


『妖々夢』以降に追加・変更されたシステム

エネミーマーカー

ボス戦時、ボスの位置を知らせる「エネミーマーカー」が画面下部に表示されるようになった。これにより、画面下部で弾避けに集中している際にボスの位置を容易に知ることができるようになった。また『永夜抄』では、ボスのその段階での残りのライフによって色が変化し、画面上部を見なくてもおおまかな残りのライフが把握できるようになった。

当たり判定の目安



その他


Easy

F






特徴的なシステム

特徴的なシステムとしてスペルカードシステム喰らいボムシステムが存在する。

スペルカードシステム

スペルカードとは特殊な攻撃を使用するのに必要なお札(スペルカード)であり、「幻想郷」内での揉め事や紛争を解決するための手段とされている。このスペルカードを用いたシステムは『紅魔郷』以降の作品に搭載されている。

喰らいボムシステム


1

Project

[8]使

  Imperishable Night.#使

登場キャラクター


Project

PC-98

Project



Windows1使

二次創作について


ProjectZUN[9]

2

創作ジャンルについて


BGMCDCGZUN

CD[10]JOYSOUND

ZUN


イベント関連

東方Project専門の同人誌即売会は数多く開催されているが、ここでは代表的な2つのイベントを解説する。

博麗神社例大祭


Project1ZUNProject1ZUNp.162

鹿



1:2004418Pio

2:2005504貿

3:2006521D

4:2007520D

5:2008525西4


東方紅楼夢


西ProjectProject

1:20059122

2:20061112

3:2007114

4:2008112

脚注


  1. ^ 「東方」制作者インタビュー「シューティングの方法論」第2回 - ZONE T

    23 ZUNProject

    ^ ab4Gamer.net1 - ZONE Z

    ^ 2007517

    ^ 2007815

    ^ 20031921稿Web ArchiveMIDI

    ^ 使BGM

    ^ 

    ^ 1=1/603-40.05-0.07

    ^ 20075Q&AZUN使

    ^ 使!#

関連項目

外部リンク