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西川原駅（西川原・就実駅）*
	南口（2007年3月）
	にしがわら・しゅうじつ; Nishigawara･Shūjitsu;
	◄JR-S03/N03 高島 (1.9 km) (2.6 km) 岡山 JR-S01/N01►
所在地	岡山市中区西川原一丁目203-17 北緯34度40分44.25秒東経133度56分15.80秒 / 北緯34.6789583度東経133.9377222度座標: 北緯34度40分44.25秒東経133度56分15.80秒 / 北緯34.6789583度東経133.9377222度
駅番号	JR-S02（山陽本線）; JR-N02（赤穂線）
所属事業者	西日本旅客鉄道（JR西日本）
所属路線	山陽本線; （赤穂線直通含む）
キロ程	140.8 km（神戸起点）; 播州赤穂から51.6 km
電報略号	シワ
駅構造	高架駅
ホーム	2面2線
乗車人員; -統計年度-	3,133人/日（降車客含まず）; -2021年-
開業年月日	2008年（平成20年）3月15日
備考	無人駅
	* 正式駅名は「西川原」であるが、駅名標含む構内の駅名記載は「西川原・就実」
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西川原駅︵にしがわらえき︶は、岡山県岡山市中区西川原一丁目にある、西日本旅客鉄道︵JR西日本︶山陽本線の駅である。線路名称上では山陽本線単独駅であるが、運転系統上赤穂線列車も乗入れ、当駅に停車する。駅番号は山陽本線がJR-S02、赤穂線がJR-N02。旅客案内上は西川原・就実駅︵にしがわら・しゅうじつえき︶となっている︵後述︶。

概要[編集]

当駅は、就実大学・就実短期大学を運営する学校法人就実学園が駅の建設費全額を、岡山市が駅周辺整備費をそれぞれ負担して設置された請願駅である。2023年 12月現在、岡山県内で最も新しい駅である。駅名については、JR西日本側が地名の﹁西川原﹂、地元西川原地区や就実学園側が﹁就実大前﹂をそれぞれ主張し、2006年春の新設予定が延期となった^[1]。この経緯から、時刻表や運賃表、路線図に表示される正式駅名は﹁西川原﹂となり、同駅駅舎やホーム駅名表示、列車車内放送は﹁西川原・就実﹂となった^[1]^[注釈 1]。

歴史[編集]

●2004年︵平成16年︶3月‥就実学園がJR西日本岡山支社に、高島駅 - 岡山駅間への新駅開設に関する要望書を提出。 ●2007年︵平成19年︶ ●5月7日‥JR西日本が中国運輸局に事業基本計画変更認可︵新駅設置認可︶を申請^[2]。 ●5月28日‥中国運輸局が新駅設置を認可^[3]。 ●9月14日‥新駅建設工事着工^[4]。 ●9月19日‥JR西日本が正式駅名を西川原駅と決定^[5]。 ●2008年︵平成20年︶3月15日‥山陽本線高島駅 - 岡山駅間に新設^[6]。 ●2016年︵平成28年︶4月24日‥CTC化に伴い、改札口とホームに設置されたLED式発車標の使用を開始。 ●2020年︵令和2年︶9月‥駅ナンバリングが導入され、使用を開始^[7]^[8]。 ●2021年︵令和3年︶7月1日‥駅業務がJR西日本岡山メンテックからJR西日本中国交通サービスへ移管される^[9]。 ●時期不明︵2021年度内︶‥無人駅化。

駅構造[編集]

地上から2番のりばに延びる階段とスロープ︵2008年3月︶

相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。ホームとは階段と踊り場のある90 mのスロープで連絡しているが、いずれも屋根が無い。エレベーター新設予定は無く、バリアフリー観点から利便を心配する声もある^[10^]。以前は東岡山駅管理の業務委託駅︵JR西日本中国交通サービス受託︶であった。しかし、2021年度中に完全無人化。それに伴い、駅スタンプも廃止された。簡易自動改札機が設置されている。有人駅時代もみどりの窓口は設置されていなかった上^[11]、窓口での出札も通常時は行われておらず^[^注釈 2]、乗車券は自動券売機でのみの購入となっていた。自動改札機が簡易式であるため、降車客の乗車券は駅係員が集札していたが、窓口非営業時は改札機裏側の集札箱に乗車券を投入する形になっていた。トイレは改札内で駅務室の隣にある^[12]。本格的な駅舎がない代わりに、有人改札と券売機の収納スペースを兼ねたプレハブ建築の事務室が設置され、無人化後も入試・オープンキャンパスなどの多客時の臨時対応のために存置されている。ホーム有効長は7両であり、当駅開業後はドアカットを回避するため、8両編成以上の普通列車︵各停︶を運転していない。

のりば[編集]

のりば	路線	方向	行先
1	山陽本線	上り	和気・姫路方面^[12]
1	赤穂線	上り	西大寺・播州赤穂方面^[12]
2	山陽本線赤穂線	下り	岡山・福山方面^[12]

開業当時からご当地メロディは無くJR西日本旧標準入線ベルが使用されていたが、2011年より放送言い回しを一部変更の上、JR西日本標準入線メロディが流れるようになった。

利用状況[編集]

近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り^[13]。

乗車人員推移
年度	1日平均人数
2007	885
2008	1,685
2009	2,057
2010	2,306
2011	2,547
2012	2,764
2013	2,970
2014	3,093
2015	3,380
2016	3,553
2017	3,719
2018	3,863
2019	3,873
2020	2,813
2021	3,133

駅周辺[編集]

ホームから見た就実大学の校舎

駅南西側には就実大学・就実短期大学があり、付近は閑静な住宅街が広がっている。岡山市中心部への通勤客や大学生らが多い。駅北側付近の主要道路︵都市計画道路万成国富線︶沿いには、飲食店や病院等が相次ぎオープンしている。 ●就実大学・就実短期大学 ●就実小学校 ●岡山県立岡山操山中学校・高等学校 ●岡山市立宇野小学校 ●就実こども園 ●岡山市立浜保育園 ●岡山市中区役所 ●岡山県岡山中央警察署 ●おかやま西川原プラザ ●岡山市善隣館 ●百間川緑地公園^[14] ●ジョセイ新聞社‥岡山では初めてフリーペーパーを発行していた新聞社^[注釈 3]^[15]。 ●宮下酒造 ●岡山ハートクリニック ●妙龍寺 ●大林寺 ●岡山県道・兵庫県道96号岡山赤穂線 ●宇野バス﹁岡山ハートクリニック前﹂停留所 ●旭川 ●百間川 ●心臓病センター榊原病院

隣の駅[編集]

西日本旅客鉄道︵JR西日本︶

山陽本線・

赤穂線︵東岡山駅まで山陽本線経由︶高島駅 (JR-S03/JR-N03) - 西川原駅 (JR-S02/JR-N02) - 岡山駅 (JR-S01/JR-N01)

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

(一)^ 縦型平仮名駅名標は、当初は﹁にしがわら・しゅうじつ﹂であったが、JR西日本費用自己負担でラインカラー︵山陽本線の黄緑色︶入りや駅ナンバー入りに2度に渡り交換して以降は﹁にしがわら﹂のみとなっている︵建植式大型駅名標は﹃西川原・就実﹄の名称のままラインカラー入りに更新︶。 (二)^ 就実大学の入試・オープンキャンパスなどの多客時には、改札係員が車内乗車券発行機で乗車券・入場券を発券する場合がある。 (三)^ ※フリーペーパーの名称は﹃こんにちは、﹄である。1979年創刊、2020年休刊。

出典[編集]

(一)^ ^a ^b石川勝義﹁JR山陽線‥岡山―高島間に新駅設置へ駅名表示は﹁西川原・就実﹂﹂﹃毎日新聞﹄2007年5月8日、地方版‥岡山、25面。 (二)^ ﹁JR山陽線の岡山－高島間に新駅西川原駅、来年3月に開業﹂﹃朝日新聞﹄朝日新聞社、2007年5月9日、大阪地方版／岡山、26面。 (三)^ ﹁﹁西川原駅﹂設置を認可中国運輸局岡山に来年3月開業﹂﹃山陽新聞﹄山陽新聞社、2007年5月28日、夕刊、1面。 (四)^ ﹁JR山陽線‥新駅﹁西川原・就実﹂着工来春、ダイヤ改正に合わせ開業﹂﹃毎日新聞﹄毎日新聞社、2007年9月15日、地方版／岡山、25面。 (五)^ ﹁JR西日本‥﹁須磨海浜公園﹂など6新駅名発表﹂﹃毎日新聞﹄毎日新聞社、2007年9月20日、大阪朝刊、30面。 (六)^ ﹁西川原駅が開業JR山陽線﹂﹃読売新聞﹄読売新聞大阪本社、2008年3月16日、大阪朝刊、33面。 (七)^ 岡山・福山エリア8路線82駅への﹁駅ナンバー﹂の導入について - 西日本旅客鉄道、2020年7月28日、2020年7月28日閲覧。 (八)^ 岡山・福山エリアの主な路線に﹁路線記号﹂﹁ラインカラー﹂を導入します - 西日本旅客鉄道、2015年9月17日、同日閲覧。 (九)^ “株式会社ＪＲ西日本中国交通サービスの設立について” (PDF). 西日本旅客鉄道株式会社 (2021年4月1日). 2021年4月6日閲覧。 (十)^ 西川原駅起工　地域活性化に期待　施設面に﹁宿題﹂も - 山陽新聞ニュース︵2007年9月15日︶ (11)^ “西川原駅│駅情報‥JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年3月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月22日閲覧。 (12)^ ^a ^b ^c ^d“西川原駅│構内図‥JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年4月22日閲覧。 (13)^ “岡山県統計年報”. 岡山県. 2023年3月29日閲覧。 (14)^ “百間川緑地 | 岡山市公園協会”. 岡山市公園協会. 2023年1月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月22日閲覧。 (15)^ “ジョセイ新聞社トップページ”. ジョセイ新聞社. 2023年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月22日閲覧。

外部リンク[編集]

西川原駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道

[1]

[注釈 1]

[2]

[3]

[4]

[5]

[6]

[7]

[8]

[9]

[10

[11]

[

[12]

[13]

[14]

[注釈 3]

[15]

@@ 1行目: / 1行目: @@
-{{混同|西ケ原駅}}
 {{駅情報
 |社色 = #0072bc
 |文字色 =
 |駅名 = 西川原駅（西川原・就実駅）*
 |画像 = Nishigawara-Sta-1.jpg
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+|画像説明 = 南口（2007年3月）
 |地図 = {{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=300|type=point|marker=rail}}
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 |所属事業者 = [[西日本旅客鉄道]]（JR西日本）
 |所属路線 = {{JR西路線記号|O|S}} [[山陽本線]]<!-- 岡山支社管内の山陽線ラインカラーは緑です ---><br />（{{JR西路線記号|O|N}} [[赤穂線]]直通含む）
-|キロ程 = 140.8km（[[神戸駅 (兵庫県)|神戸]]起点）<br />[[播州赤穂駅|播州赤穂]]から51.6
+|キロ程 = 140.8&nbsp;km（[[神戸駅 (兵庫県)|神戸]]起点）<br />[[播州赤穂駅|播州赤穂]]から51.6
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 |備考全幅 = * 正式駅名は「'''西川原'''」であるが、駅名標含む構内の駅名記載は「'''西川原・就実'''」
 }}
-'''西川原駅'''（にしがわらえき）は、[[岡山県]][[岡山市]][[中区 (岡山市)|中区]]西川原一丁目にある、[[西日本旅客鉄道]]（JR西日本）[[山陽本線]]の[[鉄道駅|駅]]である。
+'''西川原駅'''︵にしがわらえき︶は、[[岡山県]][[岡山市]][[中区 (岡山市)|中区]]西川原一丁目にある、[[西日本旅客鉄道]]︵JR西日本︶[[山陽本線]]の[[鉄道駅|駅]]である。線路名称上では山陽本線単独駅であるが、運転系統上[[赤穂線]][[列車]]も乗入れ、当駅に停車する。[[駅番号]]は山陽本線が'''JR-S02'''、赤穂線が'''JR-N02'''。
-旅客案内上は'''西川原・就実駅'''となっている（[[#概要|後述]]）。
+[[旅客]]案内上は'''西川原・就実駅'''（にしがわら・しゅうじつえき）となっている（[[#概要|後述]]）。
 == 概要 ==
-当駅は、[[就実大学]]・[[就実短期大学]]を運営する学校法人就実学園が駅の建設費全額を、岡山市が駅の周辺整備費をそれぞれ負担して設置された。2016年7月現在、岡山県内で最も新しい駅で、2008年の新設開業からの経過年数は{{年数|2008|3|15}}年である。線路名称上では山陽本線単独駅であるが、運転系統上[[赤穂線]]の列車も乗り入れ、当駅に停車する。駅番号は山陽本線が'''JR-S02'''、赤穂線が'''JR-N02'''。
+当駅は、[[就実大学]]・[[就実短期大学]]を運営する[[学校法人就実学園]]が駅の建設費全額を、岡山市が駅周辺整備費をそれぞれ負担して設置された[[請願駅]]である。[[2023年]][[12月]]現在、岡山県内で最も新しい駅である。
-新駅の駅名について、JR西日本側が地名の﹁西川原﹂、地元西川原地区や就実学園側が﹁就実大前﹂をそれぞれ主張し、駅の設置協議が難航した経緯から<ref group="注釈">1991年に[[山陰本線]]で﹁神西﹂駅を観光振興を目的に[[出雲市]]の費用負担で﹁出雲大社口﹂に改名するも、当初約束された[[出雲大社]]への路線バスなどのアクセス整備が財政上の都合で実現せず、出雲大社へのアクセスとして機能しなかったことから、中国四国[[管区行政評価局|管区行政監察局]]からの申し入れや、改名の発案者とされた[[岩國哲人|市長]]の国会議員への転出による交代などを受け、1999年に再度出雲市が費用を負担して﹁[[出雲神西駅|出雲神西]]﹂に再改名した経緯を教訓として、JR西日本がJR他社よりも駅名に特定の施設名やそれに類する名称を含めることに対して一部例外︵[[ユニバーサルシティ駅|ユニバーサルシティ]]・[[おごと温泉駅|おごと温泉]]など︶を除いて慎重な姿勢となったことも影響した。その後開業した[[梅小路京都西駅]]も、[[梅小路公園]]や[[京都鉄道博物館]]などの施設名を含まない駅名となっている。</ref>、時刻表や運賃表、路線図に表示される正式駅名は﹁'''西川原'''﹂となり、同駅の駅舎やホームの駅名表示、列車の車内放送は﹁'''西川原・就実'''︵にしがわら・しゅうじつ︶﹂となった<ref group="注釈">縦型のひらがな駅名標は、当初は﹁にしがわら・しゅうじつ﹂だったが、JR西日本の費用自己負担でラインカラー︵山陽本線の黄緑色︶入りや[[駅ナンバリング|駅ナンバー]]入りに2度にわたり交換して以降は﹁にしがわら﹂のみとなっている︵建植式の大型駅名標は﹃西川原・就実﹄の名称のままラインカラー入りに更新︶。</ref>。
+駅名については、JR西日本側が地名の﹁西川原﹂、地元西川原地区や就実学園側が﹁就実大前﹂をそれぞれ主張し、[[2006年]][[春]]の新設予定が延期となった{{Refnest |name="mainichi2007" |{{Cite news |和書|title=JR山陽線‥岡山―高島間に新駅設置へ 駅名表示は﹁西川原・就実﹂ |newspaper=毎日新聞 |date=2007-05-08 |author=石川勝義 |edition=地方版‥岡山 |page=25 }} }}。この経緯から、[[時刻表]]や[[運賃表]]、[[路線図]]に表示される正式駅名は﹁'''西川原'''﹂となり、同駅[[駅舎]]やホーム駅名表示、列車車内放送は﹁'''西川原・就実'''﹂となった{{R|mainichi2007}}<ref group="注釈">縦型[[平仮名]]駅名標は、当初は﹁にしがわら・しゅうじつ﹂であったが、JR西日本費用自己負担でラインカラー︵山陽本線の黄緑色︶入りや[[駅ナンバリング|駅ナンバー]]入りに2度に渡り交換して以降は﹁にしがわら﹂のみとなっている︵建植式大型駅名標は﹃西川原・就実﹄の名称のままラインカラー入りに更新︶。</ref>。
 == 歴史 ==
-* [[2004年]]（[[平成]]16年）[[3月]] - 就実学園が[[西日本旅客鉄道岡山支社|JR西日本岡山支社]]に、[[高島駅]] - [[岡山駅]]間への新駅設置に関する要望書を提出。
+* [[2004年]]（[[平成]]16年）[[3月]]：就実学園が[[西日本旅客鉄道岡山支社|JR西日本岡山支社]]に、[[高島駅]] - [[岡山駅]]間への新駅開設に関する要望書を提出。
 * [[2007年]]（平成19年）
-** [[5月7日]] - JR西日本が[[中国運輸局]]に事業基本計画の変更認可（新駅設置認可）を申請。
+** [[5月7日]]‥JR西日本が[[中国運輸局]]に事業基本計画変更認可︵新駅設置認可︶を申請<ref>{{Cite news|和書|title=JR山陽線の岡山－高島間に新駅 西川原駅、来年3月に開業|newspaper=[[朝日新聞]]|date=2007-05-09|edition=大阪地方版／岡山|publisher=[[朝日新聞社]]|page=26}}</ref>。
+** [[5月28日]]‥中国運輸局が新駅設置を認可<ref>{{Cite news|和書|title=﹁西川原駅﹂設置を認可 中国運輸局 岡山に来年3月開業|newspaper=[[山陽新聞]]|date=2007-05-28|edition=夕刊|publisher=山陽新聞社|page=1}}</ref>。
-** [[9月14日]] - 新駅設置工事の着工。
+** [[9月14日]]‥新駅建設工事着工<ref>{{Cite news|和書|title=JR山陽線‥新駅﹁西川原・就実﹂着工 来春、ダイヤ改正に合わせ開業|newspaper=[[毎日新聞]]|date=2007-09-15|edition=地方版／岡山|publisher=[[毎日新聞社]]|page=25}}</ref>。
-** [[9月19日]] - JR西日本が正式駅名を'''西川原駅'''に決定。
+** [[9月19日]]：JR西日本が正式駅名を'''西川原駅'''と決定<ref>{{Cite news|和書|title=JR西日本：「須磨海浜公園」など6新駅名発表|newspaper=毎日新聞|date=2007-09-20|edition=大阪朝刊|publisher=毎日新聞社|page=30}}</ref>。
-* [[2008年]]（平成20年）[[3月15日]] - [[山陽本線]]の高島駅 - 岡山駅間に新設開業。
+* [[2008年]]（平成20年）[[3月15日]]：[[山陽本線]]高島駅 - 岡山駅間に新設<ref>{{Cite news|和書|title=西川原駅が開業 JR山陽線|newspaper=[[読売新聞]]|date=2008-03-16|edition=大阪朝刊|publisher=[[読売新聞大阪本社]]|page=33}}</ref>。
-* [[2016年]]（平成28年）[[4月24日]] - CTC化に伴い改札口とホームに設置されたLED式発車標の使用を開始。
+* [[2016年]]（平成28年）[[4月24日]]：[[列車集中制御装置|CTC]]化に伴い、改札口とホームに設置されたLED式発車標の使用を開始。
-* [[2021年]]（[[令和]]3年）[[7月1日]] - 駅業務が[[JR西日本岡山メンテック]]から[[JR西日本中国交通サービス]]へ移管される〈予定〉<ref>{{Cite web|url=https://www.westjr.co.jp/press/article/items/210401_03_setsuritsu.pdf|title=株式会社ＪＲ西日本中国交通サービスの設立について|accessdate=2021-04-06|date=2021-04-01|format=PDF|publisher=[[西日本旅客鉄道]]株式会社}}</ref>。
+* [[2020年]]（[[令和]]2年）[[9月]]：[[駅ナンバリング]]が導入され、使用を開始<ref>[https://www.westjr.co.jp/press/article/items/200728_04_ekinumber.pdf 岡山・福山エリア 8路線82駅への「駅ナンバー」の導入について] - 西日本旅客鉄道、2020年7月28日、2020年7月28日閲覧。</ref><ref>[http://www.westjr.co.jp/press/article/2015/09/page_7661.html 岡山・福山エリアの主な路線に「路線記号」「ラインカラー」を導入します] - 西日本旅客鉄道、2015年9月17日、同日閲覧。</ref>。
+* [[2021年]]（令和3年）[[7月1日]]：駅業務が[[JR西日本岡山メンテック]]から[[JR西日本中国交通サービス]]へ移管される<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.westjr.co.jp/press/article/items/210401_03_setsuritsu.pdf|title=株式会社ＪＲ西日本中国交通サービスの設立について|accessdate=2021-04-06|date=2021-04-01|format=PDF|publisher=[[西日本旅客鉄道]]株式会社}}</ref>。
+* 時期不明（2021年度内）：[[無人駅]]化。
-== 駅構造・設備 ==
+== 駅構造 ==
-[[ファイル:Nishigawara-Sta-2.jpg|thumb|300px|right|地上から2番のりばに延びる階段とスロープ（2008年3月16日）]]
+[[画像:Nishigawara-Sta-2.jpg|thumb|地上から2番のりばに延びる階段とスロープ（2008年3月）]]
-[[相対式ホーム]]2面2線を持つ[[高架駅]]である。[[分岐器]]や[[日本の鉄道信号#主信号機|絶対信号機]]を持たないため、[[停車場#停車場の定義|停留所]]に分類される。ホームとは階段と踊り場のある90mのスロープで結ばれているが、いずれも屋根がない。[[エレベーター]]の設置予定はなく、バリアフリーの観点から利便を心配する声も存在する<ref>西川原駅起工　地域活性化に期待　施設面に﹁宿題﹂も - 山陽新聞ニュース︵2007年9月15日︶</ref>。
+[[相対式ホーム]]2面2線を有する[[高架駅]]である。[[分岐器]]や[[日本の鉄道信号#主信号機|絶対信号機]]を持たないため、[[停車場#停車場の定義|停留所]]に分類される。ホームとは[[階段]]と踊り場のある90&nbsp;mの[[スロープ]]で連絡しているが、いずれも屋根が無い。[[エレベーター]]新設予定は無く、[[バリアフリー]]観点から利便を心配する声もある<ref>西川原駅起工　地域活性化に期待　施設面に﹁宿題﹂も - 山陽新聞ニュース︵2007年9月15日︶</ref>。
+以前は[[東岡山駅]]管理の[[日本の鉄道駅#業務委託駅|業務委託駅]]（[[JR西日本中国交通サービス]]受託）であった。しかし、2021年度中に完全無人化。それに伴い、[[駅スタンプ]]も廃止された。
-[[ICOCA]]利用可能︵相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照︶な有人駅で簡易自動改札機が設置されている。[[東岡山駅]]が管理し、[[JR西日本岡山メンテック]]が駅業務を受託する[[日本の鉄道駅#業務委託駅|業務委託駅]]。<!--駅員配置時間は7:00 - 19:00。--->[[みどりの窓口]]は設置されていない上<ref>{{Cite web|title=西川原駅│駅情報‥JRおでかけネット|url=http://web.archive.org/web/20200611055717/https://www.jr-odekake.net/eki/top.php?id=0650631|website=web.archive.org|date=2020-06-11|accessdate=2020-06-11}}</ref>、窓口での出札も通常時は行われておらず<ref group="注釈">就実大学の入試・オープンキャンパスなどの多客時には、改札係員が車内乗車券発行機で乗車券・入場券を発券する場合がある。</ref>、乗車券は自動券売機でのみの購入となる。自動改札機が簡易式であるため、降車客の乗車券は駅係員が集札するが、窓口非営業時は改札機裏側の集札箱に乗車券を投入する形になる。トイレは改札内で駅務室の隣にある<ref>{{Cite web|title=西川原駅│構内図‥JRおでかけネット|url=http://web.archive.org/web/20200611055814/https://www.jr-odekake.net/eki/premises.php?id=0650631|website=web.archive.org|date=2020-06-11|accessdate=2020-06-11}}</ref>。
+[[簡易自動改札機]]が設置されている。[[有人駅]]時代も[[みどりの窓口]]は設置されていなかった上<ref>{{Cite web|和書|title=西川原駅│駅情報‥JRおでかけネット |url=https://www.jr-odekake.net/eki/top?id=0650631 |accessdate=2023-04-22 |publisher=西日本旅客鉄道 |archive-url=https://web.archive.org/web/20230311005223/https://www.jr-odekake.net/eki/top?id=0650631 |archive-date=2023-03-11}}</ref>、窓口での出札も通常時は行われておらず<ref group="注釈">就実大学の[[入学試験|入試]]・[[オープンキャンパス]]などの多客時には、改札係員が車内乗車券発行機で乗車券・入場券を発券する場合がある。</ref>、乗車券は[[自動券売機]]でのみの購入となっていた。自動改札機が簡易式であるため、降車客の乗車券は駅係員が集札していたが、窓口非営業時は改札機裏側の集札箱に乗車券を投入する形になっていた。[[便所|トイレ]]は改札内で駅務室の隣にある<ref name="おでかけネット構内図 西川原">{{Cite web|和書|title=西川原駅│構内図‥JRおでかけネット |url=https://www.jr-odekake.net/eki/premises?id=0650631 |accessdate=2023-04-22|publisher=西日本旅客鉄道}}</ref>。
-駅舎と呼べるような建物は設けられていない。ホーム有効長は7両であり、当駅開業後は8両編成以上の普通列車を運転していない。[[東京駅]] - [[岩国駅]]間の東海道・山陽本線において、有効長が8両編成に満たしていないのは当駅と[[JR総持寺駅]]のみである。
+本格的な駅舎がない代わりに、有人改札と券売機の収納スペースを兼ねたプレハブ建築の事務室が設置され、無人化後も[[入学試験|入試]]・[[オープンキャンパス]]などの多客時の臨時対応のために存置されている。
+[[ホーム有効長]]は7両であり、当駅開業後は[[ドアカット]]を回避するため、8両編成以上の[[普通列車]]（各停）を運転していない。
 === のりば ===
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 |{{JR西路線記号|O|S}} 山陽本線
 | rowspan="2" style="text-align:center" |上り
-|[[和気駅|和気]]・[[姫路駅|姫路]]方面<ref name=":0">{{Cite web|title=西川原駅│時刻表：JRおでかけネット|url=http://web.archive.org/web/20200611055405/https://www.jr-odekake.net/eki/timetable.php?id=0650631|website=web.archive.org|date=2020-06-11|accessdate=2020-06-11}}</ref>
+|[[和気駅|和気]]・[[姫路駅|姫路]]方面<ref name="おでかけネット構内図 西川原" />
 |-
 |{{JR西路線記号|O|N}} 赤穂線
-|[[西大寺駅|西大寺]]・[[播州赤穂駅|播州赤穂]]方面<ref name=":0" />
+|[[西大寺駅|西大寺]]・[[播州赤穂駅|播州赤穂]]方面<ref name="おでかけネット構内図 西川原" />
 |-
 !2
 |{{JR西路線記号|O|S}} 山陽本線<br />{{JR西路線記号|O|N}} 赤穂線
 | style="text-align:center" | 下り
-|[[岡山駅|岡山]]・[[三原駅|三原]]方面<ref name=":0" />
+|[[岡山駅|岡山]]・[[福山駅|福山]]方面<ref name="おでかけネット構内図 西川原" />
+|}
-|}<!-- 上記の方面表記は改札口の方面案内標識の表記に合わせたが、駅掲示時刻表には「新見」の記載もあるため、そちらも加えた --->
+<!-- 上記の方面表記はJRおでかけネットの構内図の記述に合わせた（※のりば案内表が無いため、倉敷と新見は省略）。-->
-* 開業当時からご当地メロディはなくJR西日本旧標準の入線ベルが使われていたが、2011年より放送の言い回しを一部変更の上、JR西日本標準の入線メロディが流れるようになった。
+* 開業当時からご当地メロディは無くJR西日本旧標準入線ベルが使用されていたが、2011年より放送言い回しを一部変更の上、JR西日本標準入線メロディが流れるようになった。
 == 利用状況 ==
-日の平均乗車人員は以下の通りである<ref>{{Cite web|title=岡山県統計年報 - 岡山県ホームページ︵統計分析課︶|url=https://www.pref.okayama.jp/page/567024.html|date=2021-03-31|accessdate=2021-04-03}}</ref>。
+近年の1日平均[[乗車人員]]の推移は以下の通り<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.pref.okayama.jp/page/567024.html |title=岡山県統計年報|publisher=岡山県|accessdate=2023年3月29日}}</ref>。
 {| class="wikitable" style="margin: 1em 0.2em; text-align: center; font-size: 85%;"
 |- style="background: #ddd;"
@@ 127行目: / 135行目: @@
 |2019
 |3,873
+|-
+|2020
+|2,813
+|-
+|2021
+|3,133
 |}
 == 駅周辺 ==
-[[ファイル:Platform at Nishigawara station.JPG|thumb|250px|プラットホームから見た就実大学校舎]]
+[[画像:Platform at Nishigawara station.JPG|thumb|ホームから見た就実大学の校舎]]
-駅南西側には就実大学・就実短期大学があり、付近は閑静な住宅街が広がっている。岡山市中心部への通勤客や大学生らが多い。駅北側の付近の主要道路︵都市計画道路万成国富線︶沿いには、飲食店や病院などが相次ぎオープンしている。
+駅南西側には就実大学・就実短期大学があり、付近は閑静な住宅街が広がっている。岡山市中心部への通勤客や大学生らが多い。駅北側付近の主要道路︵都市計画道路万成国富線︶沿いには、飲食店や病院等が相次ぎオープンしている。
+<!-- 特筆性のない施設と解説および所在地の住所は記載しないこと（※チェーン店・コンビニ・娯楽施設・個人商店を含む） -->
+<!--{{columns-list|2|-->
 * [[就実大学|就実大学・就実短期大学]]
+* [[就実小学校]]
 * [[岡山県立岡山操山中学校・高等学校]]
 * [[岡山市立宇野小学校]]
+* 就実こども園
-* [[岡山市]][[中区 (岡山市)|中区]]役所
-* 岡山県[[岡山中央警察署]]
+* 岡山市立浜保育園
+* 岡山市中区役所
+* [[岡山中央警察署|岡山県岡山中央警察署]]
 * おかやま西川原プラザ
 * 岡山市善隣館
+* 百間川緑地公園<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.okayama-park.or.jp/facility/hyakkengawa |title=百間川緑地 {{!}} 岡山市公園協会 |access-date=2023-04-22 |publisher=岡山市公園協会 |archive-url=https://web.archive.org/web/20230129103401/https://www.okayama-park.or.jp/facility/hyakkengawa |archive-date=2023-01-29}}</ref>
+* ジョセイ新聞社‥岡山では初めて[[フリーペーパー]]を発行していた新聞社<ref group="注釈">※フリーペーパーの名称は﹃こんにちは、﹄である。1979年創刊、2020年休刊。</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.hallo21.co.jp/ |title=ジョセイ新聞社 トップページ |access-date=2023-04-22 |publisher=ジョセイ新聞社 |archive-url=https://web.archive.org/web/20230302072801/https://hallo21.co.jp/ |archive-date=2023-03-02}}</ref>。
 * [[宮下酒造]]
+* 岡山ハートクリニック
+* [[妙龍寺 (岡山市)|妙龍寺]]
+* [[大林寺 (岡山市)|大林寺]]
+* [[岡山県道・兵庫県道96号岡山赤穂線]]
+* [[宇野自動車|宇野バス]]「岡山ハートクリニック前」停留所
+* [[旭川 (岡山県)|旭川]]
+* [[百間川]]
+* [[心臓病センター榊原病院]]
 == 隣の駅 ==
-; 西日本旅客鉄道
+; 西日本旅客鉄道（JR西日本）
-: {{JR西路線記号|O|S}} 山陽本線・{{JR西路線記号|O|N}} 赤穂線（赤穂線は[[東岡山駅]]まで山陽本線を経由）
+: {{JR西路線記号|O|S}} 山陽本線・{{JR西路線記号|O|N}} 赤穂線（[[東岡山駅]]まで山陽本線経由）
 :: [[高島駅]] (JR-S03/JR-N03) - '''西川原駅 (JR-S02/JR-N02)''' - [[岡山駅]] (JR-S01/JR-N01)
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 === 注釈 ===
-<references group="注釈" />
+{{Reflist|group="注釈"}}
-<div class="references-small">
 === 出典 ===
+{{Reflist|2}}
-<references />
 == 関連項目 ==
+{{commonscat}}
 * [[日本の鉄道駅一覧]]
 * [[鉄道と政治]]
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 == 外部リンク ==
-* [http://www.jr-odekake.net/eki/top.php?id=0650631 西川原駅（JR西日本）]
+* {{外部リンク/JR西日本駅|0650631|西川原}}
 {{山陽本線 (岡山地区)|mode=3}}