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「AppleTalk」の版間の差分

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2012年1月5日 (木) 15:38時点における版


AppleTalkMacintosh(Mac) AARPDDPRTMPAEPNBPZIPATPPAPASPADSPAFPTCP/IPAppleTalkMac OS X 10.6

概説


AppleTalkTCP/IPTCP/IPAppleTalk使

TCP/IP (IPv4)32IPAppleTalk24168

AppleTalk

AppleTalkTCP/IP

TCP/IPAppleTalkTCP/IP

TCP/IPAppleTalk

TCP/IPDHCPAppleTalkAARPNBP

BonjourAppleTalkTCP/IP

AppleTalkMac OS X 10.6

登場背景


MacintoshWYSIWYG1=172dpiQuickDraw MacintoshMPU(MC68000)Macintosh 72dpiMPU, MacintoshRS-422LAN Apple IIGSLocalTalk

歴史


AppleTalk1984

AppleTalk Phase 21989

TCP/IPAppleTalkTCP/IPAppleTalk

IPAppleTalkMacIPAppleTalkIPIPTalk使

AppleTalkNBP使Mac OS 8.5TCP/IPSLPMac OS X 10.2Bonjour

AppleTalkPAP使Mac OS XLPRIPPSMB (CIFS)AirMacTime CapsuleUSBIPAppleTalk使

AFP over TCPTalk7.5.5Open Transport J-1.1.2AFP over TCP

Mac OS X 10.4NBPAFPAppleTalkAFP over TCP

Mac OS X 10.5AppleTalk使

Mac OS X 10.6AppleTalk

物理層およびデータリンク層


RS-422AppleTalk使AppleTalkAppleTalkLAP (Link-Access Protocol)

RS-422LocalTalk使EtherTalkTokenTalkFDDITalk

LocalTalkIEEE 802.2LLC (Logical Link Control)AppleTalkLLC使IEEE 802.11LANAppleTalk

AppleARA (Apple Remote Access)Open Transport使MacAppleTalk

LocalTalk


使MacRS-422 RS-422OS2Mac3MacRS-422RS-422 Farallon ComputingRS-422RJ-1162使PhoneNetFarallon ComputingEtherTalkLocalTalk3PhoneNetLocalTalkPhoneNetPhoneTalk LoaclTalkRS-422使 RS-422AppleTalk使LLAP (LocalTalk Link-Access Protocol)

EtherTalk


EthernetEtherTalkLLCAppleTalkELAP (EtherTalk Link-Access Protocol) AppleTalk使EtherTalk

TokenTalk

TokenRingを用いたものをTokenTalkと称する。LLCによってAppleTalkのパケットをカプセル化するデータリンク層のプロトコルをTLAP (TokenTalk Link-Access Protocol)と呼ぶ。

FDDITalk


FDDIFDDITalkFDDIIEEE 802LLC使AppleTalkLLCAppleTalkFLAP (FDDITalk Link-Access Protocol)

IRTalk

赤外線ポートを用いたものをIRTalkと称する。これはApple独自の赤外線ポートであり、以下のIrDAとは別である。

IrDA

最初にMacに搭載された赤外線通信であるIRTalkは独自の規格であったが、後により一般的なIrDAを用いてAppleTalkやTCP/IPを利用できるようになった。

IPTalk

IPTalkは特定の物理層を用いるものではない。IP上でAppleTalkのパケットをカプセル化するプロトコルである。すなわちAppleTalk over IPである。詳しくはIPTalkを参照。

無線LAN


IEEE 802.11LANAppleTalkIEEE 802.11EthernetLLC使EtherTalkLANAppleTalkEthernet

電話回線

ARA (Apple Remote Access)やOpen Transportのためのソフトウェアをインストールすると、アナログ回線、ISDN等を問わず電話回線経由で遠隔地のMacとAppleTalkで接続することができた。このためのプロトコルとしては、ARAP (Apple Remote Access Protocol)とPPPの二種類がある。ARAPはApple独自のプロトコルである。PPPは元々NCP (Network Control Protocol)によってAppleTalkも使えるように設計されたプロトコルである。

各プロトコル

ユーザサイドから考えれば、ファイル共有のためのAFPと印刷のためのPAPが有名であるが、実際にはもっと多くのプロトコルの組み合わせで動作している。ネットワーク層(第3層)のDDPとAARPが動作すればAppleTalkの最低条件が整い、他のプロトコルはこれらの上で動作することになる。

AppleTalk Address Resolution Protocol

AARPはAppleTalkのノードアドレスと物理アドレスのマッピングを行なうネットワーク層(第3層)のプロトコルである。TCP/IPにおけるARPと同等である。

Datagram Delivery Protocol

DDPは最下位でデータグラムを配送するネットワーク層(第3層)のプロトコルである。TCP/IPにおけるIPに相当する。

Routing Table Maintenance Protocol

RTMPはDDPパケットのルーティングに用いられるトランスポート層(第4層)のプロトコルである。

AppleTalk Echo Protocol

AEPはDDP上でEchoを送受信するトランスポート層(第4層)のプトロコルである。TCP/IPではpingを用いたICMPのechoに近い。

Name Binding Protocol

NBPはAppleTalkの名前解決、すなわちノード名とアドレス名の解決やlookupを行なうトランスポート層(第4層)のプロトコルである。

Zone Information Protocol

ZIPはネットワークとAppleTalk Zoneのマッピング等を行なうセッション層(第5層)のプロトコルである。

AppleTalk Transaction Protocol

ATPはAppleTalkのトランザクションを実現するトランスポート層(第4層)プロトコルであり、DDP上に実装される。

Printer Access Protocol

PAPはプリンタ共有のためのセッション層(第5層)プロトコルであり、ATP上に実装される。AppleTalkプリンタは、すなわちPAPサーバとして動作している。

AppleTalk Session Protocol

ASPは高位のネットワークサービスを行なうセッション層(第5層)のプロトコルであり、ATP上に実装される。

AppleTalk Data Stream Protocol

ADSPはAppleTalkで全二重通信を実現するためのセッション層(第5層)のプロトコルである。

AppleTalk Filing Protocol


AFP(6)(7)ASPAppleTalkAFPTCP/IPAFP Version 2.1AppleTalk2.2TCP/IP(AFP over TCP)AppleTalk使Apple Filing Protocol Apple Filing ProtocolAFPAppleShare

Appletalk Update-Based Routing Protocol

AURPはRFC1504で公開されたAppleTalkのルーティングをWANに拡張するためのトランスポート層(第4層)のプロトコルである。

MacIP Protocol

MacIPはAppleTalk上でIPのパケットをカプセル化するプロトコルである。すなわちIP over AppleTalkである。詳しくはMacIPを参照。

Timelord Protocol

Timelord Protocolは時刻合わせのプロトコルである。メルボルン大学で開発されたものであり、サーバソフトウェア「Timeload」にはMac OS用とCAP用がある。クライアントソフトウェアは「tardis」という。 仕様書は特に存在しないため、netatalkはCAP用Timeloadのソースをリバースエンジニアリングして実装を行なっている。 Mac OS 8.5以降はTCP/IPの時刻プロトコルであるNTPクライアント機能を実装しているため、Timelordの必要性は薄まっている。

OSI参照モデル


ZIP over DDP

MacNBP over DDP

PAP over ATP over DDP

AFP over ASP over ATP over DDP(AFP over TCPApple Filing Protocol)

セレクタ

Mac OS 9までのアプリケーション「Chooser」、「セレクタ」やMac OS X v10.4までの「ネットワーク」では、他のノードを発見し選択することができるが、 これらが起動している間は常にネットワークへNBPによるブロードキャスト信号を流す。このため、開いたままにしておくとネットワークトラフィックの増加を招くので使用後はすぐに終了させたほうがよいとされた。

また、ネットワーク上の他のマシン(接続先のプラットフォームは問わない)を接続し、その内容を表示していると、「常にウィンドウ内容の変化を監視する」動作を行うMac OSの仕組みにより、ローカルディスクのみならずネットワーク上デバイスのウィンドウも逐一内容更新を行うため、やはりネットワークに負荷がかかった。

現在のBonjourでは、なるべくトラフィックを少なくする工夫がされている。

ルータ

TCP/IPとはプロトコルの構造が異なるため、遠隔地へ接続するためには専用のルータが必要になる。ルータを接続した際には「ゾーン名」の設定が必要になる(AppleTalkルータが存在する環境で「セレクタ」を開くと、画面左下に選択肢が現れる)。

他のOSでの利用


UNIXOS (BSDLinuxSolaris)MacintoshnetatalkkernelDDPAARPnetatalk

CAP (Columbia AppleTalk Package)

Windows NTNovell NetWareWindowsAppleTalkWindows NT 3.1 Advanced Server2000 Professional

外部リンク

関連項目