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* オリコン歴代アルバムランキング12位 |
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| Certification = * 3ミリオン([[日本レコード協会]]) |
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* 第41回[[日本レコード大賞]]ベストアルバム |
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| This album = '''Atomic Heart'''<br/>(1994年) |
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| video1 = [https://www.youtube.com/watch?v=CxasK4veEu8&t=48m50s 「Printing 〜 Dance Dance Dance」 (2017)] |
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『'''Atomic Heart'''』(アトミック・ |
『'''Atomic Heart'''』(アトミック・ハート)は、[[Mr.Children]]の4枚目の[[スタジオ・アルバム|オリジナルアルバム]]。1994年9月1日に[[トイズファクトリー]]から発売された。 |
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== 背景とリリース == |
== 背景とリリース == |
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前作﹃[[Versus (アルバム)|Versus]]﹄から1年ぶりのアルバム。[[小林武史]]は本作から方向性が恋愛路線から精神論へと変化してきたことを指摘している。[[桜井和寿]]もタイトルについて訊かれた際に﹁今までの |
前作『[[Versus (アルバム)|Versus]]』から1年ぶりのアルバム。[[小林武史]]は、本作から方向性が恋愛路線から精神論へと変化してきたことを指摘している。[[桜井和寿]]もタイトルについて訊かれた際に「今までのMr.Childrenの詞にあったロマンティックでセンチメンタルな部分をどこかで排除したような詞を書いてみようというのがあって。科学的な目というと大げさかもしれないけど、たとえば人を愛する気持ちというのはどういうことなんだろうとか、(中略)全体の切ない気持ちというよりも、局部局部に視点を持っていって考えていて」と語っている<ref>『R&R NewsMaker』[[JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント|ビクターエンタテインメント]]、1994年9月号、35頁</ref>。 |
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[[ディスクジャケット|ジャケット]]は[[ブルーバック]]に白文字で﹁Mr.Children・Atomic Heart﹂と小さく表記されているのみで、本アルバムの収録 |
[[ディスクジャケット|ジャケット]]は[[ブルーバック]]に白文字で「Mr.Children・Atomic Heart」と小さく表記されているのみで、本アルバムの収録シングル「[[innocent world]]」の仮タイトルが「innocent blue」だったため、ブルーバックが採用された<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.pen-online.jp/article/010703.html|title=【Mr.Children特集】アートディレクター信藤三雄が、爆発的ヒット作とともに歩んだ10年間のアートワークを振り返る|website=pen|date=2022-06-03|accessdate=2022-07-14}}</ref>。[[アートディレクター]]は[[信藤三雄]]。初回限定盤はブルーのプラスチックスリーブに水色のカラーCDケースが収納されている仕様で、歌詞カードの表紙は表記のない水色の無地。 |
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初めて[[器楽曲|インストゥルメンタル]]が収録された作品 |
初めて[[器楽曲|インストゥルメンタル]]が収録された作品。 |
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Mr.Childrenのアルバムでは最もシングルカットされた曲(カップリング曲やリミックスバージョンを含む)と[[ベスト・アルバム]]に収録された曲が多い作品。 |
Mr.Childrenのアルバムでは最もシングルカットされた曲(カップリング曲やリミックスバージョンを含む)と[[ベスト・アルバム]]に収録された曲が多い作品。 |
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5thシングル『innocent world』のカップリング曲「[[innocent world#楽曲解説|my confidence song]]」は未収録 |
5thシングル『innocent world』のカップリング曲「[[innocent world#楽曲解説|my confidence song]]」は未収録。 |
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== チャート成績 == |
== チャート成績 == |
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累計343.0万枚 |
累計売上は343.0万枚︵[[オリコンチャート|オリコン]]調べ︶で、Mr.ChildrenのCD作品では最高を記録。また、発売当時の[[邦楽]]アルバムで歴代最高を記録した<ref group="注">それまでは1992年発売の[[DREAMS COME TRUE]]﹁[[The Swinging Star]]﹂が歴代1位であった。</ref>。さらに、日本国内における男性アーティストのオリジナルアルバムで歴代最高を記録している。
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なお、本作の初動売上は85.2万枚で、オリコンチャートにて初動売上が100万枚を突破せずに累積売上が300万枚を突破したオリジナルアルバムは本作のみ<ref group="注">[[ベスト・アルバム]]では『[[Impressions (竹内まりやのアルバム)|Impressions]]』([[竹内まりや]])、『[[ALL SINGLES BEST (コブクロのアルバム)|ALL SINGLES BEST]]』([[コブクロ]])などが該当。</ref>。 |
なお、本作の初動売上は85.2万枚で、オリコンチャートにて初動売上が100万枚を突破せずに累積売上が300万枚を突破したオリジナルアルバムは本作のみ<ref group="注">[[ベスト・アルバム]]では『[[Impressions (竹内まりやのアルバム)|Impressions]]』([[竹内まりや]])、『[[ALL SINGLES BEST (コブクロのアルバム)|ALL SINGLES BEST]]』([[コブクロ]])などが該当。</ref>。 |
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== 楽曲解説 == |
== 楽曲解説 == |
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# '''Printing''' |
# '''Printing''' |
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#* [[プリンター]]がプリントしている音で構成されている |
#* [[プリンター]]がプリントしている音で構成されているインストゥルメンタル。 |
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#* |
#* 桜井は「これは『Dance Dance Dance』と繋がっているイメージがあるんです。『Dance Dance Dance』が詞も音も両方の面で情報量満載の曲で。今この世の中にある情報とか欲望がびっしり詰まっている曲なんで、それを表す意味でコンピューターのプリンターの音を使っているんです」と語っている<ref name="R&R">『R&R NewsMaker』ビクターエンタテインメント、1994年9月号、37頁</ref>。ライブにおいても次曲「Dance Dance Dance」の前に流れることが多い。 |
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# '''Dance Dance Dance''' |
# '''Dance Dance Dance''' |
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#* 仮タイトルは「'''ひよこの武道館'''」「'''ひよこのトンネル探検'''」「'''ひよこのトンネル探検・魔界編'''」<ref name="sonny">{{Cite book|和書||title =【es】 Mr.Children in 370 DAYS|publisher = [[角川書店]]|}}</ref>。また、情報に踊らされている世の中への警告として「メディアン・エイリアン」という仮タイトルも考えていた |
#* 仮タイトルは「'''ひよこの武道館'''」「'''ひよこのトンネル探検'''」「'''ひよこのトンネル探検・魔界編'''」<ref name="sonny">{{Cite book|和書||title =【es】 Mr.Children in 370 DAYS|publisher = [[角川書店]]|}}</ref>。また、情報に踊らされている世の中への警告として「メディアン・エイリアン」という仮タイトルも考えていた。 |
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#* ライブ定番曲 |
#* ライブ定番曲で、元々は「今の自分達が[[日本武道館|武道館]]のような大ホールでやるとしたら?」という発想から作られた<ref name=":0">『[[Mr.Children 1992-1995]]』ライナーノーツ</ref>。楽曲中の[[スネアドラム|スネア]]はマイクにオートバイの[[マフラー (原動機)|マフラー]]を括り付けて録音されたもの<ref name=":0" />。 |
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#* 後に[[ベスト・アルバム]]『[[LAND IN ASIA]]』『[[Mr.Children 1992-1995]]』にも収録された。ベスト・アルバム発売に伴い行われたライブツアー『POPSAURUS』では本作収録の「innocent world」「Round About 〜孤独の肖像〜」と共に[[Mr.Children CONCERT TOUR POPSAURUS 2001|2001年]]・[[MR.CHILDREN TOUR POPSAURUS 2012|2012年]]の両セットリストに入っている楽曲<ref group="注">他に両セットリストで演奏された楽曲は、14thシングル『[[ニシエヒガシエ]]』、16thシングル『[[光の射す方へ]]』、3rdアルバム『[[Versus (アルバム)|Versus]]』収録曲「[[Versus (アルバム)#楽曲解説|LOVE]]」が該当。</ref>。 |
#* 後に[[ベスト・アルバム]]『[[LAND IN ASIA]]』『[[Mr.Children 1992-1995]]』にも収録された。ベスト・アルバム発売に伴い行われたライブツアー『POPSAURUS』では本作収録の「innocent world」「Round About 〜孤独の肖像〜」と共に[[Mr.Children CONCERT TOUR POPSAURUS 2001|2001年]]・[[MR.CHILDREN TOUR POPSAURUS 2012|2012年]]の両セットリストに入っている楽曲<ref group="注">他に両セットリストで演奏された楽曲は、14thシングル『[[ニシエヒガシエ]]』、16thシングル『[[光の射す方へ]]』、3rdアルバム『[[Versus (アルバム)|Versus]]』収録曲「[[Versus (アルバム)#楽曲解説|LOVE]]」が該当。</ref>。 |
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# '''ラヴ コネクション''' |
# '''ラヴ コネクション''' |
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#* 仮タイトルは「'''What Do You Want'''」「'''背骨男'''」<ref name="sonny" />。「背骨男」という仮タイトルは曲と直接関係はなく、当時の現場マネージャーの姿勢の悪さを揶揄して付けられた |
#* 仮タイトルは「'''What Do You Want'''」「'''背骨男'''」<ref name="sonny" />。「背骨男」という仮タイトルは楽曲と直接関係はなく、当時の現場マネージャーの姿勢の悪さを揶揄して付けられた。 |
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#* 後に6thシングル『[[Tomorrow never knows (Mr.Childrenの曲)|Tomorrow never knows]]』のカップリング曲としてシングルカットされ、ベスト・アルバム『LAND IN ASIA』にも収録された。 |
#* 後に6thシングル『[[Tomorrow never knows (Mr.Childrenの曲)|Tomorrow never knows]]』のカップリング曲としてシングルカットされ、ベスト・アルバム『LAND IN ASIA』にも収録された。 |
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#* |
#* アルバムの中では最後に出来上がった楽曲。[[ローリング・ストーンズ]]を意識しつつ、﹁ライブで盛り上がれる曲を作ろう﹂というコンセプトにおいて作られた。アルバム曲としては珍しく[[ミュージック・ビデオ]]が制作され、こちらもローリング・ストーンズの﹃[[ジャンピン・ジャック・フラッシュ]]﹄を意識したものになっている。このミュージック・ビデオは映像作品に未収録であったためなかなか観られない状態にあったが、2020年4月18日より公式[[YouTube]]チャンネルで公開、視聴可能となった。
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# '''[[innocent world]]''' |
# '''[[innocent world]]''' |
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#* 5thシングル表題曲。 |
#* 5thシングル表題曲。 |
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# '''クラスメイト''' |
# '''クラスメイト''' |
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#* 仮タイトルは「'''女子供の a long time ago'''」<ref name="sonny" />。 |
#* 仮タイトルは「'''女子供の a long time ago'''」<ref name="sonny" />。 |
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#* 後に7thシングル『[[everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-]]』のカップリング |
#* 後に7thシングル『[[everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-]]』のカップリングとしてシングルカットされ、ベスト・アルバム『LAND IN ASIA』にも収録された。 |
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#* 既に彼氏がいる昔のクラスメイトと関係を持ってしまうという曲。また、同アルバムのCMソングにも起用された。 |
#* 既に彼氏がいる昔のクラスメイトと関係を持ってしまうというのがテーマで、「innocent world」と同時期に作られた曲でもある。また、同アルバムのCMソングにも起用された。 |
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#* |
#* 元々はシングル候補として作られていた。 |
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#* 元々はシングル候補として作られたという。 |
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# '''[[CROSS ROAD (Mr.Childrenの曲)|CROSS ROAD]]''' |
# '''[[CROSS ROAD (Mr.Childrenの曲)|CROSS ROAD]]''' |
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#* 4thシングル表題曲。 |
#* 4thシングル表題曲。 |
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# '''ジェラシー''' |
# '''ジェラシー''' |
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#* [[テクノ (ダンスミュージック)|テクノ]]のような手法を取り入れた実験的な曲で、人はなぜ人を愛するのかということ、自然、地球愛、DNA |
#* [[テクノ (ダンスミュージック)|テクノ]]のような手法を取り入れた実験的な楽曲で、人はなぜ人を愛するのかということ、自然、地球愛、DNAなど壮大なテーマを持った歌詞となっている<ref name="R&R" />。
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#* 桜井が遺伝子の話を知 |
#* 桜井が遺伝子の話を知って作ったため、このような壮大な歌詞となっている。 |
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# '''Asia (エイジア)''' |
# '''Asia (エイジア)''' |
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#* 仮タイトルは「'''アジアン・ジェン'''」<ref name="sonny" />。 |
#* 仮タイトルは「'''アジアン・ジェン'''」<ref name="sonny" />で、タイトル通り[[アジア]]について歌われた楽曲。 |
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#* タイトル通り[[アジア]]について歌った曲。 |
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#* 歌詞カードの17行目から19行目に誤りがある(実際には歌われていない)<ref group="注">初回限定盤にはお詫びと訂正を兼ねた紙が同封されている。</ref>。 |
#* 歌詞カードの17行目から19行目に誤りがある(実際には歌われていない)<ref group="注">初回限定盤にはお詫びと訂正を兼ねた紙が同封されている。</ref>。 |
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#* デモテープに入っていたストリングスの音色が東洋的だったため、このような歌詞になった。 |
#* デモテープに入っていたストリングスの音色が東洋的だったため、このような歌詞になった。 |
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# '''雨のち晴れ''' |
# '''雨のち晴れ''' |
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#* 仮タイトルは「'''環七での危険な遭遇'''」<ref name="sonny" />。 |
#* 仮タイトルは「'''環七での危険な遭遇'''」<ref name="sonny" />。 |
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#* 曲作りに疲弊していた桜井が、これは自分の曲ではないのだからと気楽に考え「JEN(鈴木の愛称)がもしサラリーマンだったとしたら?」という発想の |
#* 曲作りに疲弊していた桜井が、これは自分の曲ではないのだからと気楽に考え「JEN(鈴木の愛称)がもしサラリーマンだったとしたら?」という発想の下で作られた楽曲<ref name=":0" />。 |
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#* 当初は鈴木がボーカルを担当する予定だったが、桜井は歌詞を書き上げると |
#* 当初は鈴木がボーカルを担当する予定だったが、桜井は歌詞を書き上げると愛着が湧き始め結局桜井がボーカルを取る運びになったという<ref name=":0" /><ref>『[[B-SIDE]]』ライナーノーツ</ref>。歌詞の中の「上司に愚痴言われるうちが『花』だって言うから」の「花」は正しくは「華」だが、これは意図的なもの<ref>『R&R NewsMaker』ビクターエンタテインメント、1994年9月号、25頁</ref>。 |
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#* この曲のリミックスバージョンが8thシングル『[[【es】 〜Theme of es〜]]』のカップリング |
#* この楽曲のリミックスバージョンが8thシングル『[[【es】 〜Theme of es〜]]』のカップリングとして収録され、オリジナルバージョンは後にベスト・アルバム『LAND IN ASIA』『Mr.Children 1992-1995』にも収録。 |
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# '''Round About 〜孤独の肖像〜''' |
# '''Round About 〜孤独の肖像〜''' |
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#* 仮タイトルは「'''ひょんなことから田沼'''」「'''ヒョンタヌ'''」<ref name="sonny" />。田沼とはMr.Childrenの初代マネージャーのこと。 |
#* 仮タイトルは「'''ひょんなことから田沼'''」「'''ヒョンタヌ'''」<ref name="sonny" />。田沼とはMr.Childrenの初代マネージャーのこと。 |
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#* 本作で最もテンポが速い曲。歌詞は桜井が深夜の[[渋谷]]を歩いて |
#* 本作で最もテンポが速い楽曲。 |
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#* 歌詞は桜井が深夜の[[渋谷]]を歩いていた際に目撃した光景をきっかけに書かれているという。 |
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#* 当初はアコギ1本の弾き語り風 |
#* 当初はアコギ1本の弾き語り風にする予定だったが、刺激的な言葉には説得力がないということで現在のアレンジに変更されたという。 |
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#* 後にベスト・アルバム『LAND IN ASIA』にも収録。 |
#* 後にベスト・アルバム『LAND IN ASIA』にも収録。 |
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# '''Over''' |
# '''[[Over (Mr.Childrenの曲)|Over]]''' |
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#* 仮タイトルは「'''2beatでKAN'''」{{Refnest|group="注"|もともとのリズムが2ビート、メロディは[[KAN]]的なものを意識したことから<ref name="sonny" />。}}。 |
#* 仮タイトルは「'''2beatでKAN'''」{{Refnest|group="注"|もともとのリズムが2ビート、メロディは[[KAN]]的なものを意識したことから<ref name="sonny" />。}}。 |
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#* 失恋ソングで |
#* 失恋ソングで、同アルバムのCMソングに起用されたほか曲名には「Love is over(恋が終わる)」と最後の歌詞の「悲しみのトンネルをさぁくぐり抜けよう」という2つの意味が掛かっている<ref name=":0" />{{Refnest|name="ヒカリノアトリエ" |36thシングル『[[ヒカリノアトリエ]]』収録のシークレットトラックより。}}。桜井は「悲しいことを悲しいことと思わない僕の性格が出た」と語っている<ref name=":0" />。 |
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#* 明るいメロディーと相反する、別れの悲しみを綴った歌詞の組み合わせを作詞作曲するにあたっては、[[ギルバート・オサリバン]]の楽曲「[[アローン・アゲイン]]」を参考にし |
#* 明るいメロディーと相反する、別れの悲しみを綴った歌詞の組み合わせを作詞作曲するにあたっては、[[ギルバート・オサリバン]]の楽曲「[[アローン・アゲイン]]」を参考にした{{Refnest|name="ヒカリノアトリエ" |}}。 |
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#* 歌詞の一部である「'''顔のわりに小さな胸'''」が物議を醸す原因を作ってしまい、作詞した桜井本人も「不徳の致すところ」と自虐的に語っている{{Refnest|name="ヒカリノアトリエ" |}}。 |
#* 歌詞の一部である「'''顔のわりに小さな胸'''」が物議を醸す原因を作ってしまい、作詞した桜井本人も「不徳の致すところ」と自虐的に語っている{{Refnest|name="ヒカリノアトリエ" |}}。 |
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#* 後にベスト・アルバム『Mr.Children 1992-1995』にも収録。 |
#* 後にベスト・アルバム『Mr.Children 1992-1995』にも収録。 |
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#* 2014年に開催されたファンクラブ限定ツアー『Mr.Children FATHER&MOTHER 21周年ファンクラブツアー』の直前に行われた「会員が最もライブで聴きたい曲」アンケートでは8位に選ばれた<ref name="Mr.Children FILM2015">映画『Mr.Children REFLECTION』劇場公開パンフレット</ref>。 |
#* 2014年に開催されたファンクラブ限定ツアー『Mr.Children FATHER&MOTHER 21周年ファンクラブツアー』の直前に行われた「会員が最もライブで聴きたい曲」アンケートでは8位に選ばれた<ref name="Mr.Children FILM2015">映画『Mr.Children REFLECTION』劇場公開パンフレット</ref>。 |
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#* 36thシングル『[[ヒカリノアトリエ]]』では[[隠しトラック|シークレットトラック]]として桜井による制作秘話と演奏を交えたライブバージョンが収録されている。 |
#* 36thシングル『[[ヒカリノアトリエ]]』では[[隠しトラック|シークレットトラック]]として、桜井による制作秘話と演奏を交えたライブバージョンが収録されている。 |
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#* oricon styleが2005年に実施した﹃男女1000人に聞いた |
#* oricon styleが2005年に実施した﹃男女1000人に聞いた!失恋した時に聴きたい曲NO.1﹄のアンケートにおいて、本曲が男性部門で1位を獲得した<ref>{{Cite web|和書|url=http://music.yahoo.co.jp/jpop/music_topics/oricon/|title=男女1000人に聞いた!失恋した時に聴きたい曲NO.1はこれ!︵オリコン︶ |accessdate=2022-01-04|archiveurl=https://web.archive.org/web/20050321092401/http://music.yahoo.co.jp/jpop/music_topics/oricon/20050301/oritpc001.html |archivedate=2005-03-01}}</ref>。
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== 参加ミュージシャン == |
== 参加ミュージシャン == |
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* 角谷仁宣:Computer Programming |
* 角谷仁宣:Computer Programming |
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* 松本賢:Computer Programming |
* 松本賢:Computer Programming |
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* 平沼浩司 : Mixing |
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== テレビ出演 == |
== テレビ出演 == |
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! 演奏曲 |
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| [[ミュージックステーション]]<ref>{{Cite web|url=https://www.tv-asahi.co.jp/music/contents/m_lineup/0348/index.html|title=ミュージックステーション バックナンバー 出演者ラインナップ 1994.09.09.FRI|accessdate=2021年8月30日|publisher=テレビ朝日}}</ref> |
| [[ミュージックステーション]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.tv-asahi.co.jp/music/contents/m_lineup/0348/index.html|title=ミュージックステーション バックナンバー 出演者ラインナップ 1994.09.09.FRI|accessdate=2021年8月30日|publisher=テレビ朝日}}</ref> |
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| 1994年9月9日 |
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| [[テレビ朝日]] |
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| '''ラヴコネクション'''<br/>[[everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-]] |
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| 1994年12月30日 |
| 1994年12月30日 |
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| テレビ朝日 |
| テレビ朝日 |
2024年7月14日 (日) 12:33時点における最新版
『Atomic Heart』 | ||||
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Mr.Children の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
Tokyufun Tokyo Hilton Hotel Oorong-soh Sound Village Studio Victor Yamanakako Studio Free Studio (Yotsuya & Tsukiji) Baybridge Studio | |||
ジャンル |
J-POP ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | トイズファクトリー | |||
プロデュース | 小林武史 | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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Mr.Children アルバム 年表 | ||||
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EANコード | ||||
EAN 4988061880525 (TFCC-88052) | ||||
『Atomic Heart』収録のシングル | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「ラヴ コネクション」 - YouTube 「innocent world」 - YouTube 「CROSS ROAD」 - YouTube |
映像外部リンク | |
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ライブ映像 | |
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『Atomic Heart』(アトミック・ハート)は、Mr.Childrenの4枚目のオリジナルアルバム。1994年9月1日にトイズファクトリーから発売された。
背景とリリース
[編集]チャート成績
[編集]収録内容
[編集]全作詞: 桜井和寿(#1, #9を除く)、全編曲: 小林武史 & Mr.Children。 | |||
# | タイトル | 作曲 | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「Printing」 | ||
2. | 「Dance Dance Dance」 | 桜井和寿・小林武史 | |
3. | 「ラヴ コネクション」(ブラス・アレンジ: 山本拓夫) | 桜井和寿・小林武史 | |
4. | 「innocent world」 | 桜井和寿 | |
5. | 「クラスメイト」(ブラス・アレンジ: 山本拓夫) | 桜井和寿 | |
6. | 「CROSS ROAD」 | 桜井和寿 | |
7. | 「ジェラシー」 | 桜井和寿・小林武史 | |
8. | 「Asia (エイジア)」 | 鈴木英哉 | |
9. | 「Rain」 | ||
10. | 「雨のち晴れ」 | 桜井和寿 | |
11. | 「Round About 〜孤独の肖像〜」(ブラス・アレンジ: 山本拓夫) | 桜井和寿 | |
12. | 「Over」 | 桜井和寿 | |
合計時間: |
楽曲解説
[編集]参加ミュージシャン
[編集]- Mr.Children
- 小林武史:Keyboards
- 山本拓夫:Baritone, Alto, Soprano & Tenor Sax
- 荒木敏男:Trumpet & Flugelhorn
- 小倉博和:Bouzouki, Electric Guitar
- TOMOKO:Chorus
- 高安錬太郎:Computer Programming
- 角谷仁宣:Computer Programming
- 松本賢:Computer Programming
- 平沼浩司 : Mixing
テレビ出演
[編集]番組名 | 日付 | 放送局 | 演奏曲 |
---|---|---|---|
ミュージックステーション[11] | 1994年9月9日 | テレビ朝日 | innocent world |
ポップジャム | 1994年12月12日 | NHK | ラヴコネクション everybody goes -秩序のない現代にドロップキック- |
ミュージックステーション[12] | 1994年12月30日 | テレビ朝日 | innocent world Tomorrow never knows |
ライブ映像作品
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]外部リンク
[編集]- ミュージック・ビデオ
- ライブ映像
- Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25 「Printing 〜 Dance Dance Dance」(48m50s〜) - YouTube
- Mr.Children「Dance Dance Dance」from Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸 - YouTube
- Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸 In TAIPEI 「Dance Dance Dance」(55m57s〜) - YouTube
- Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25 「innocent world」(58m43s〜) - YouTube
- Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸 In TAIPEI 「innocent world」(1h28m58s〜) - YouTube
- Mr.Children「Over」from 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス - 2022.5.10 TOKYO DOME - - YouTube
- 歌詞
オリコン週間アルバムチャート第1位(1994年9月12日-9月19日(2週連続)、1995年1月23日付・通算3週) |
---|