「VisualBoyAdvance」の版間の差分
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{{Infobox Software |
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'''VisualBoyAdvance'''(ビジュアル ボーイ アドバンス)とは、[[ゲームボーイ]]と[[ゲームボーイアドバンス]]のゲームをプレイすることが可能な[[ゲームエミュレータ|エミュレータ]]の一つである。''VBA''と略されることが多い。 |
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| 名称 = VisualBoy Advance |
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| ロゴ = [[Image:VisualBoyAdvance.png|75px]] |
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| 初版 = 2004年 |
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| スクリーンショット = VisualBoyAdvance Windows Screenshot.png |
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| スクリーンショット代替 = VisualBoyAdvance Windows Screenshot.png |
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| 説明文 = Windows XPで動作するVisualBoy Advance |
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| 開発者 = Forgotten |
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| 開発元 = VBA Team |
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| 最新版 = 1.7.2 ([[Microsoft Windows|Windows]]) |
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1.7.1 ([[Linux]], [[BeOS]]) |
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1.7.4 ([[macOS|MacOS X]]) |
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- {{Start date and age|2004|05|25}} |
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| 最新評価版 = 1.8.0 beta3 - {{Start date and age|2005|10|01}} |
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| リポジトリ = https://sourceforge.net/projects/vba/ |
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| プログラミング言語 = [[C (programming language)|C]], [[C++]] |
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| 対応OS = [[クロスプラットフォーム]] |
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| エンジン = <!-- ソフトが使用しているエンジン。ウェブブラウザにおけるレンタリングエンジン(Gecko、WebKit)など --> |
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| 対応プラットフォーム = |
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| サイズ = 1.4 MB - 1.92 MB |
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| 対応言語 = English, French, German, Italian, Polish, Portuguese, Chinese, Spanish, Turkish (v.1.7以降, Windows版のみ) |
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| サポート状況 = 開発終了 |
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| 種別 = [[ゲームエミュレータ]] |
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| ライセンス = [[GNU General Public License|GPL 2.0]] |
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}}'''VisualBoy Advance'''︵ビジュアルボーイ アドバンス︶とは、[[オープンソース]]で開発されていた、[[ゲームボーイ]]、[[ゲームボーイカラー]]、[[ゲームボーイアドバンス]]、および[[スーパーゲームボーイ|スーパーゲームボーイシリーズ]]の[[ゲームエミュレータ]]である。'''VBA''' (ブイビーエー)と略されることが多い。
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本項ではVBAから派生して開発され、現在も開発されている、事実上の後継版、'''VisualBoy Advance-M''' (ビジュアルボーイ アドバンス エム)についても詳述する。こちらの略称は'''VBA-M''' (ブイビーエーエム)である。
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== 概要 == |
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[[Microsoft Windows|Windows]]、[[Linux]]、[[FreeBSD]]、[[MacOS|MacOS X]]、[[BeOS]]などの[[デスクトップパソコン|デスクトップ]][[オペレーティングシステム|OS]]にとどまらず、[[AmigaOS|AmigaOS 4]]、[[AROS Research Operating System|AROS]]、[[ニンテンドーゲームキューブ]]、[[Wii]]、[[webOS]]、[[Zune|Zune HD]]などにも移植された。また、オープンソースで開発されたため、後述するように多くの派生版も誕生した。オリジナルのVBAはすでに開発を終了しており、それ以降は派生版のみが開発されている。 |
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== 特徴 == |
== 特徴 == |
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オリジナルのVBAは、動作推奨スペックが比較的低いため、古いパソコンでも快適に動作する。 |
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具体的には以下のような機能を備えている。 |
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==動作基準スペック== |
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* 他のエミュレータで保存した[[セーブ (コンピュータ)|セーブデータ]]のインポート・エクスポート |
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* 途中セーブ |
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* [[ゲームパッド|ジョイパッド]]対応 |
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* スーパーゲームボーイシリーズのボーダーとカラーパレット機能 |
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* [[ポケットプリンタ]]対応 |
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* リアルタイムでのIPSパッチを行う機能 |
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* [[改造マリオ]]のようなハックロムのプレイ・[[デバッグ]]機能 ([[データログ|ロガー]]、ビュアー、エディターを搭載。) |
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* 連射機能 |
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* [[オーバークロック|動作速度の向上機能(クロックアップ)]] |
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* フルスクリーンモード |
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* 画面キャプチャ |
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* [[WAV]]形式での録音や、[[Audio Video Interleave|AVI]]形式・独自の[[コーデック]]での録画 |
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* 画面を拡大するためのフィルター<ref group="注">「2xSal」、「Super2xSal」、「Super Eagle」、「AdvanceMAME」、「Pixelate」、「Motion blur」などをデフォルトで備えている。</ref> |
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* GUIスキニング |
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* [[プロアクションリプレイ]]、エックスターミネターアドバンスなどのチートコード (Windows版のみ) |
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=== VisualBoy Advance-M === |
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動作環境 |
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'''VisualBoy Advance-M''' (ビジュアルボーイ アドバンス エム) とは、[[オープンソース]]で開発されている、[[ゲームボーイ]]、[[ゲームボーイカラー]]、[[ゲームボーイアドバンス]]、およびスーパーゲームボーイとスーパーゲームボーイ2の[[ゲームエミュレータ]]であり、開発が終了したVisualBoy Advanceの事実上の後継版である。略称は'''VBA-M''' (ブイビーエーエム)。
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{{Infobox Software |
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'''OS''':Windows 98/ME/2000/XP/Vista/7 (Windows 95未対応?) |
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| 名称 = VisualBoyAdvance-M |
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Windows NT (DirectX描画を利用しないことで動作可) |
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| ロゴ = [[Image:VisualBoyAdvance.png|64px|VisualBoyAdvance icon]] |
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| スクリーンショット = |
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| 説明文 = |
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| 開発者 = rkitover |
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| 開発元 = VBA-M Development Team |
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| 初版 = 2008年 |
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| 最新版 = 2.1.6 |
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| 最新版発表日 = {{Start date and age|2023|06|23}} |
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| 最新評価版 = |
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| 最新評価版発表日 = |
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| プログラミング言語 = |
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| 対応OS = [[クロスプラットフォーム]] |
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| エンジン = <!-- ソフトが使用しているエンジン。ウェブブラウザにおけるレンタリングエンジン(Gecko、WebKit)など --> |
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| 対応プラットフォーム = |
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| サイズ = |
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| 対応言語 = 多言語 |
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| サポート状況 = 開発中 |
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| 種別 = [[ゲームボーイ]]シリーズ [[ゲームエミュレータ]] |
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| ライセンス = [[GNU General Public License|GPL-2.0-or-later]] |
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| 公式サイト = [https://github.com/visualboyadvance-m/visualboyadvance-m/releases visualboyadvance-m] |
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}} |
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オリジナルのVBAと比べて、機能追加が行われており、上記以外にも以下のような機能が備わっている。 |
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'''CPU''':Pentium III 500MHz |
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* [[hqx|HQ3x/4x]]ピクセルフィルター |
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(推奨) Pentium III 800MHz以上 |
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* インターネットやLAN上でのネット接続に対応 |
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GB/GBCの場合は Pentium II 200-300MHzぐらい |
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VBA-Mの"M"が、英語の"[[マージ (曖昧さ回避)|merge]]"(統合する)の頭文字に由来することからもわかるように、他のいくつかの派生版を統合して、現在も積極的にアップデートを行なっている。また、VBA-Mから派生したエミュレータも存在する。 |
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元々、オリジナルのVBAはすでに、最高峰の再現性を持っており、VBA-Mも機能面を主軸に開発された。また、通信機能も実装されておりGBA同士はもちろんのこと[[ニンテンドーゲームキューブ|ゲームキューブ]]のエミュレータ[[Dolphin (エミュレータ)|Dolphin]]とも連動可能となっている<ref name=":5">{{Cite web|和書|title=VBA-Mのダウンロード方法と簡易導入 |url=https://logu.jp/vba-m/ |website=ゲーミングPC情報局 |date=2020-02-17 |access-date=2023-04-05 |language=ja |last=Logu}}</ref>。
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'''描画''': |
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DirectX (v7.0a以降、v1.8.0よりv9.0c以降) / OpenGL / GDI |
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16ビットカラー(ハイカラー)以上 |
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また、ユーザー数が[[mGBA]]などと比べて多く、設定項目で迷うところがなく、扱いやすいのもメリットである<ref name=":5" />。 |
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'''その他''':キーボード/ジョイパッド |
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GBA BIOSファイル(任意) |
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=== 派生版 === |
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Windows7でVBAを起動すると、ROMを読み込んだ後、一瞬画面が暗くなるが、動作に問題はない。<!--セーブデータは上書きはできない。-->
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[[ソースコード]]が公開されており、自由な改変と配布が認められていることから、以下のような派生版が存在する。 |
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== |
==== VBA Link ==== |
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オリジナルVBAを改良し、LAN経由や同時起動などで通信機能に対応した派生版。最大4人プレイに対応している<ref>{{Cite web |title=VBALink Emulator - Link GBA VBA ROMs VisualBoy Advance |url=https://www.vbalink.info/ |website=www.vbalink.info |access-date=2023-04-05}}</ref>。
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開発者はdenopqrihg氏で、Windows版のみのリリースされた。 |
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[[ソースコード]]が公開されているため、派生版が多数存在する。 |
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=== VBALink === |
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LAN経由や同時起動などで通信機能をエミュレートすることができる。 |
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=== VisualBoyAdvance CE === |
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Ver1.7xをベースとしており、低スペックパソコン向けに開発されている。動作を軽くするため、画面フィルター機能などを消去されている。 |
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動作は若干軽い。 |
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==VBA |
==== VBA e-Reader ==== |
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オリジナルVBAを改良し、[[カードe]]対応の機能を追加した派生版。caitsith氏によって開発・公開された<ref name=":0">{{Cite web |title=Nintendo Gameboy Advance Emulato |url=https://www.caitsith2.com/ereader/emulators.htm |website=www.caitsith2.com |access-date=2023-04-05}}</ref>。
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VBAを含むゲームエミュレータ自体には全く違法性は無いが、問題は使用する'''ゲームROM'''である。 |
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日本では、自分で吸い出したROMを使用するのは法律的には問題ない。 |
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2010年4月1日まではインターネット上からROMなどをダウンロードするのは違法ではなかったが、現在法律が見直され、このような行為は'''違法行為の対象となった。''' |
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==== VBA Link e-Reader ==== |
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VBA Linkの機能と、VBA e-Readerの機能を兼ね備えた派生版<ref>{{Cite web |title=RELEASE: VBA LINK + E-READER |url=https://projectpokemon.org/home/forums/topic/32703-release-vba-link-e-reader/ |website=Project Pokemon Forums |access-date=2023-04-05 |language=en-US}}</ref>。theSLAYER氏によって公開された<ref name=":1">{{Cite web |title=VBA Link with e-Reader Support (and e-reader save, and Eon Ticket saves) |url=https://projectpokemon.org/home/files/file/3507-vba-link-with-e-reader-support-and-e-reader-save-and-eon-ticket-saves/ |website=Project Pokemon Forums |access-date=2023-04-05 |language=en-US}}</ref>。
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==== VisualBoy Advance CE ==== |
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[[Category:エミュレーションソフトウェア]] |
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オリジナルのVBAのVer1.7xをベースとしており、低スペックパソコン向けに開発されている。動作を軽くするため、画面フィルター機能などを消去されており、実際に動作は若干軽い。xxx氏によって開発・公開された<ref name=":2">{{Cite web|和書|title=VBAdvanceCE - にゃごすwiki |url=http://ngs.no.coocan.jp/main/wiki.cgi?page=VBAdvanceCE |website=ngs.no.coocan.jp |access-date=2023-04-05}}</ref>。
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==== VBA-Next ==== |
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VBA-Mの改良版。マルチエミュレータのRetroArchのコアに採用されているほか<ref>{{Cite web |title=Nintendo - Game Boy Advance (VBA Next) - Libretro Docs |url=https://docs.libretro.com/library/vba_next/ |website=docs.libretro.com |access-date=2023-04-05}}</ref>、Kodiのプラグインなどが存在している<ref>{{Cite web |url=https://kodi.wiki/view/Add-on:Nintendo_-_Game_Boy_Advance_(VBA_Next) |title=Add-on:Nintendo - Game Boy Advance (VBA Next) |access-date=2023-04-05}}</ref>。Squarepusher氏が開発した。
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==== VisualBoy Advance GX ==== |
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改造したWiiやゲームキューブ本体で動作する、VBA-Mの移植版<ref>{{Citation|title=Visual Boy Advance GX|last=dborth|date=2023-04-02|url=https://github.com/dborth/vbagx/blob/289bcb5d295cc16b19b109fce9834522a57500f7/README.md|access-date=2023-04-05}}</ref>。現在も積極的にアップデートを行なっている。
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[[Wiiリモコン]]やヌンチャク、クラシックコントローラ、[[Wii U]] Proコントローラ、[[ゲームキューブコントローラ]]などを使って操作できるほか、特定の手段を用いることで、[[Wii U GamePad]]で操作することもできる。その他、VBA-Mが備える多くの機能も実行できる。 |
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自作ソフト(いわゆるHomebrew)の形式で配布されているため、改造していないゲーム機本体では動作しない。 |
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==== VBA-M JS ==== |
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[[ウェブブラウザ]]で実行できる、VBA-Mの[[JavaScript]]、および[[WebGL]]移植版<ref name=":3">{{Cite web |title=JS-VBA-M - javascript/WebGL GBA emulator |url=https://gbatemp.net/threads/js-vba-m-javascript-webgl-gba-emulator.335682/ |website=GBAtemp.net - The Independent Video Game Community |access-date=2023-04-05 |language=en-US}}</ref><ref name=":4">{{Citation|title=JS-VBA-M: World's first WebGL based pure Javascript Gameboy Advance Emulator!|url=https://www.youtube.com/watch?v=pjCuM6pnI54|language=ja-JP|access-date=2023-04-05}}</ref>。開発者はFAST6191氏。
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なお、公開されていたサイトはすでに閉鎖されており、現在は利用できない<ref>{{Cite web |title=VisualBoyAdvance-M - Emulation General Wiki |url=https://emulation.gametechwiki.com/index.php/VisualBoyAdvance-M |website=emulation.gametechwiki.com |access-date=2023-04-05}}</ref>。 |
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== 歴史 == |
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=== オリジナルのVBAとその派生 === |
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元々オリジナルのVBAの開発は、[[1999年]]に<ref>{{Cite web |title=About VisualBoyAdvance {{!}} The Game Boy Advance Emulator |url=https://visualboyadvance.org/about/ |website=Visual Boy Advance |access-date=2023-04-05 |language=en-US}}</ref>Forgotten氏により開始された。しかし、最初のリリース後に開発から降りたため、彼の弟が率いる﹁VBA Team﹂が開発を引き継いだ。公式による開発は[[2005年]]のバージョン1.8.0 beta 3で終了した。
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その後は、様々なデベロッパーによる派生版の開発が行われた。 |
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[[2003年]]6月、'''VBA CE'''が公開される<ref name=":2" />。 |
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[[2004年]]8月、オリジナルのVBAのバージョン1.6に、通信プレイのサポートを追加した '''VBA Link'''が公開される<ref>{{Cite web |title=Download VBALink Emulator Link Cable Multiplayer GBA ROMs |url=https://www.vbalink.info/download-gba-emulator.htm |website=www.vbalink.info |access-date=2023-04-05}}</ref>。 |
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2005年5月に、VBA CEのWindows Mobile対応版が公開される<ref name=":2" />。 |
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同年11月、オリジナルのVBAのバージョン1.7.2に、カードeサポートを追加した'''VBA e-Reader'''が公開される<ref name=":0" />。 |
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その後の[[2014年]]7月には、'''VBA Link e-Reader'''が公開される<ref name=":1" />。 |
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=== VBA-Mの登場とアップデート === |
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これらの派生版を一つに統合すべく、'''VisualBoyAdvance-M''' ('''VBA-M''')の開発が始まった。 |
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[[2007年]]に'''VBA-M'''の開発が始まる。 |
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[[2008年]]9月16日、VBA-Mから派生して'''VBA GX'''の初のバージョンが公開<ref>{{Cite web |title=Release [What's New 1.0.0 - September 16, 2008] · dborth/vbagx |url=https://github.com/dborth/vbagx/releases/tag/1.0.0 |website=GitHub |access-date=2023-04-05 |language=en}}</ref>される。
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[[2012年]]10月、'''VBA-M JS'''が公開される<ref name=":3" /><ref name=":4" />。 |
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== 脚注 == |
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=== 注釈 === |
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<references group="注" /> |
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=== 出典 === |
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{{reflist}} |
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== 関連項目 == |
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* [[ゲームエミュレータ]] |
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* [[ゲームボーイシリーズ]] |
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* [[Gambatte]](同じくゲームボーイソフトの動作に対応するエミュレータ) |
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* [[Wzonka-Lad]](同じくゲームボーイソフトの動作に対応するエミュレータ) |
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* [[mGBA]](同じくゲームボーイアドバンスソフトの動作に対応するエミュレータ) |
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* [[No$GBA]](同じくゲームボーイアドバンスソフトの動作に対応するエミュレータ) |
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== 外部リンク == |
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{{Commonscat|VisualBoyAdvance-M}} |
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* [[sourceforge:projects/vba/|VBAの公式配布ページ (SourceForge)]] |
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* [https://vba-m.com/ vba-m.com] (VBA-Mの公式サイト) |
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* {{GitHub|visualboyadvance-m/visualboyadvance-m|visualboyadvance-m}} |
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* [https://board.vba-m.com/ board.vba-m.com] (VBA-Mの公式フォーラム) |
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* {{GitHub|dborth/vbagx|Visual Boy Advance GX}} |
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{{nintendo emulators}} |
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{{video-game-stub}} |
{{video-game-stub}} |
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[[Category:エミュレーションソフトウェア]] |
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[[Category:オープンソースソフトウェア]] |
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[[Category:ゲームボーイ]] |
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[[Category:ゲームボーイアドバンス]] |
2024年7月18日 (木) 07:43時点における最新版
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![]() Windows XPで動作するVisualBoy Advance | |
作者 | Forgotten |
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開発元 | VBA Team |
初版 | 2004年 |
最新版 |
1.7.2 (Windows) |
最新評価版 |
1.8.0 beta3 - 2005年10月1日 |
リポジトリ | https://sourceforge.net/projects/vba/ |
プログラミング 言語 | C, C++ |
対応OS | クロスプラットフォーム |
サイズ | 1.4 MB - 1.92 MB |
対応言語 | English, French, German, Italian, Polish, Portuguese, Chinese, Spanish, Turkish (v.1.7以降, Windows版のみ) |
サポート状況 | 開発終了 |
種別 | ゲームエミュレータ |
ライセンス | GPL 2.0 |
概要[編集]
Windows、Linux、FreeBSD、MacOS X、BeOSなどのデスクトップOSにとどまらず、AmigaOS 4、AROS、ニンテンドーゲームキューブ、Wii、webOS、Zune HDなどにも移植された。また、オープンソースで開発されたため、後述するように多くの派生版も誕生した。オリジナルのVBAはすでに開発を終了しており、それ以降は派生版のみが開発されている。特徴[編集]
オリジナルのVBAは、動作推奨スペックが比較的低いため、古いパソコンでも快適に動作する。 具体的には以下のような機能を備えている。 ●他のエミュレータで保存したセーブデータのインポート・エクスポート ●途中セーブ ●ジョイパッド対応 ●スーパーゲームボーイシリーズのボーダーとカラーパレット機能 ●ポケットプリンタ対応 ●リアルタイムでのIPSパッチを行う機能 ●改造マリオのようなハックロムのプレイ・デバッグ機能 (ロガー、ビュアー、エディターを搭載。) ●連射機能 ●動作速度の向上機能(クロックアップ) ●フルスクリーンモード ●画面キャプチャ ●WAV形式での録音や、AVI形式・独自のコーデックでの録画 ●画面を拡大するためのフィルター[注 1] ●GUIスキニング ●プロアクションリプレイ、エックスターミネターアドバンスなどのチートコード (Windows版のみ)VisualBoy Advance-M[編集]
VisualBoy Advance-M (ビジュアルボーイ アドバンス エム) とは、オープンソースで開発されている、ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス、およびスーパーゲームボーイとスーパーゲームボーイ2のゲームエミュレータであり、開発が終了したVisualBoy Advanceの事実上の後継版である。略称はVBA-M (ブイビーエーエム)。
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作者 | rkitover |
---|---|
開発元 | VBA-M Development Team |
初版 | 2008年 |
最新版 |
2.1.6 / 2023年6月23日 |
対応OS | クロスプラットフォーム |
対応言語 | 多言語 |
サポート状況 | 開発中 |
種別 | ゲームボーイシリーズ ゲームエミュレータ |
ライセンス | GPL-2.0-or-later |
公式サイト | visualboyadvance-m |
派生版[編集]
ソースコードが公開されており、自由な改変と配布が認められていることから、以下のような派生版が存在する。VBA Link[編集]
オリジナルVBAを改良し、LAN経由や同時起動などで通信機能に対応した派生版。最大4人プレイに対応している[2]。 開発者はdenopqrihg氏で、Windows版のみのリリースされた。VBA e-Reader[編集]
オリジナルVBAを改良し、カードe対応の機能を追加した派生版。caitsith氏によって開発・公開された[3]。VBA Link e-Reader[編集]
VBA Linkの機能と、VBA e-Readerの機能を兼ね備えた派生版[4]。theSLAYER氏によって公開された[5]。VisualBoy Advance CE[編集]
オリジナルのVBAのVer1.7xをベースとしており、低スペックパソコン向けに開発されている。動作を軽くするため、画面フィルター機能などを消去されており、実際に動作は若干軽い。xxx氏によって開発・公開された[6]。VBA-Next[編集]
VBA-Mの改良版。マルチエミュレータのRetroArchのコアに採用されているほか[7]、Kodiのプラグインなどが存在している[8]。Squarepusher氏が開発した。VisualBoy Advance GX[編集]
改造したWiiやゲームキューブ本体で動作する、VBA-Mの移植版[9]。現在も積極的にアップデートを行なっている。 Wiiリモコンやヌンチャク、クラシックコントローラ、Wii U Proコントローラ、ゲームキューブコントローラなどを使って操作できるほか、特定の手段を用いることで、Wii U GamePadで操作することもできる。その他、VBA-Mが備える多くの機能も実行できる。 自作ソフト(いわゆるHomebrew)の形式で配布されているため、改造していないゲーム機本体では動作しない。VBA-M JS[編集]
ウェブブラウザで実行できる、VBA-MのJavaScript、およびWebGL移植版[10][11]。開発者はFAST6191氏。 なお、公開されていたサイトはすでに閉鎖されており、現在は利用できない[12]。歴史[編集]
オリジナルのVBAとその派生[編集]
元々オリジナルのVBAの開発は、1999年に[13]Forgotten氏により開始された。しかし、最初のリリース後に開発から降りたため、彼の弟が率いる﹁VBA Team﹂が開発を引き継いだ。公式による開発は2005年のバージョン1.8.0 beta 3で終了した。 その後は、様々なデベロッパーによる派生版の開発が行われた。 2003年6月、VBA CEが公開される[6]。 2004年8月、オリジナルのVBAのバージョン1.6に、通信プレイのサポートを追加した VBA Linkが公開される[14]。 2005年5月に、VBA CEのWindows Mobile対応版が公開される[6]。 同年11月、オリジナルのVBAのバージョン1.7.2に、カードeサポートを追加したVBA e-Readerが公開される[3]。 その後の2014年7月には、VBA Link e-Readerが公開される[5]。VBA-Mの登場とアップデート[編集]
これらの派生版を一つに統合すべく、VisualBoyAdvance-M (VBA-M)の開発が始まった。 2007年にVBA-Mの開発が始まる。 2008年9月16日、VBA-Mから派生してVBA GXの初のバージョンが公開[15]される。 2012年10月、VBA-M JSが公開される[10][11]。脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 「2xSal」、「Super2xSal」、「Super Eagle」、「AdvanceMAME」、「Pixelate」、「Motion blur」などをデフォルトで備えている。
出典[編集]
関連項目[編集]
- ゲームエミュレータ
- ゲームボーイシリーズ
- Gambatte(同じくゲームボーイソフトの動作に対応するエミュレータ)
- Wzonka-Lad(同じくゲームボーイソフトの動作に対応するエミュレータ)
- mGBA(同じくゲームボーイアドバンスソフトの動作に対応するエミュレータ)
- No$GBA(同じくゲームボーイアドバンスソフトの動作に対応するエミュレータ)
外部リンク[編集]
- VBAの公式配布ページ (SourceForge)
- vba-m.com (VBA-Mの公式サイト)
- visualboyadvance-m - GitHub
- board.vba-m.com (VBA-Mの公式フォーラム)
- Visual Boy Advance GX - GitHub