重体
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(危篤から転送)
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重体︵じゅうたい︶とは、命にかかわるほどの重い病気、負傷のことである。重態とも書く。
概要[編集]
医療機関において、搬送されてきた患者や入院患者の状態を簡潔に伝える用語として使用されている。報道用語に近く、患者の状態を正確に表す用語ではないため、医療従事者はあまりこの用語を用いない。例えば、保険請求に用いられる傷病名マスターには含まれていない[1]。しかし、日本医学会医学用語辞典には収載されている[2]。関連用語[編集]
報道において﹁重体﹂に関連する用語に、﹁軽傷﹂、﹁重傷﹂、﹁危篤﹂等がある。 それぞれ、傷などの状況によって変化する。軽傷[編集]
軽傷とは軽微な怪我を意味する。入院加療を必要としない状態[3]。重傷[編集]
命には別状は無いが、後に障害が残る可能性があるものを含む程度の怪我を意味する。全治30日以上[3]。なお、単純な骨折なども、報道では﹁重傷﹂と表現されることが多い。 また軽傷でも重傷でもない怪我を﹁中傷﹂と表現することがある[3]。危篤[編集]
死の瀬戸際をさまよっている状態を意味する。もちろん﹁確実に死ぬ﹂と決まったわけではなく、持ち直す者もいる。脚注[編集]
(一)^ “診療報酬情報提供サービス”. shinryohoshu.mhlw.go.jp. 2022年11月28日閲覧。
(二)^ “日本医学会医学用語辞典”. jams.med.or.jp. 2023年2月6日閲覧。
(三)^ abc“﹁全治1カ月の重体﹂は存在しない!?重体・重傷・軽傷の違いを解説/毎日雑学”. ダ・ヴィンチWeb (2021年1月3日). 2023年4月8日閲覧。