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プログラマブルロジックデバイス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
FPAAから転送)
ザイリンクス社製CPLD

プログラマブルロジックデバイス (programmable logic device: PLD) は、製造後にユーザの手元で内部論理回路を定義・変更できる集積回路である。

概要

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ICLSI



ASIC1LSILSIIP LSI LSINRENon-Recurring Engineering costLSI

NRE

ASIC

沿革

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PALEEPROMGALCPLDLSI

EEPROMFPGALUTSRAMFPGALSICPUDSPPLDLSISoC (System-on-a-chip) 

用途

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デバイスが高価だった時代は、ASICプロトタイピング、超高性能コンピュータ用アクセラレータなどに用いられた(再構成可能コンピューティング参照)。

リコンフィギュラブルI/O

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メーカーが増え競争が起こり、また量産効果によって価格が低廉化してくると、一般的なPCにも使用されるようになった。ASICを使わず、バスにFPGAを直接接続しておき、コンフィギュレーションROMにはホストバスインターフェース機能とFPGAへのロジック書き込み機能だけを用意しておき、デバイスドライバによって本来のロジックをアップロードする方式が広まった。デバイスドライバソフトウエアのバージョンアップだけで機能の向上、バグの修正が行える為、量産数量次第では、ASICを使用した場合より全体コストが安くなる。

放送・通信分野の規格変化への追従と処理性能の両立

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CPUASICFPGA

2000BSCSFPGAFPGA

WebCGI (TPS) Secure Sockets Layer (SSL) SSL

教育、ホビー

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FPGACPUSoC1chip MSX  FPGAMSX 1

PLD

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PLD (Programmable Logic Device) PAL (Programmable Array Logic) GAL (Generic Array Logic) 

PAL: ANDOR

PLA: ANDOR

GAL, PLD: ANDORORAND

PLDCPLDFPGAPLD

CPLD

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CPLD (Complex Programmable Logic Device) は、PALやGALよりも規模の大きなPLDで数百のロジックエレメントから成り、殆どがEEPROMのアーキテクチャで構成される。 内部構造として後述のPLD(1マクロセル)を複数集積し、それらを内部バスで接続した構成になっている。

書き込み方法

  • フラッシュROM
  • EEPROM, EPROM
  • Antifuse

FPGA

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FPGA (Field Programmable Gate Array)  4×

FPGA1,00020,000FPGA

EEPROM型デバイス

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FPGAEEPROM使

SRAM型デバイス

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LUTLook Up TableD-FFDLUTD-FFSRAM ROM使 ROMLSI SRAMEEPROM使

大規模化・低コスト化

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1990FPGA

2000 FPGA/CPURTLFPGA CPUSRAMPLLDSP使FPGA

TTLCMOS3.3V2.5V1.8VPCIAGPI/F

LVDSSerDesIOPCI ExpressI/F

使使FPGAFPGAFPGA使

NHKH.265MPEG-2H.265MPEG-2

アナログPLD

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2000  PLDFPAA (Field Programable Analog Array) 

FPGAAD1MixedSignal FPGA

関連項目

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外部リンク

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主要なPLD製造社

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論理回路設計者向け雑誌

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