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Wikipedia:影響が特に大きいテンプレート

Wikipedia:HRTから転送)

 



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保護しなければならない理由[編集]

影響が特に大きいテンプレートとモジュールを保護する理由は以下の2つです。

荒らし
何千もの項目から呼び出されていたり、非常に目立つ場所で使われているテンプレートやモジュールの、荒らしによる損傷/破壊行為が行われるリスクは他のテンプレートやモジュールと同様にある上に、仮に荒らしが行われたことによる影響は大きくなりがちです。この種の損傷/破壊行為は早期に(大抵の場合数分で)発見されて差し戻されますが、荒らしによる版がそれ以前の版に差し戻されるまでの間に何千人もの目にさらされるかもしれません。使用/呼び出し率の高いテンプレートとモジュールの保護は、こういったリスクを回避します。
サーバー負荷
ウィキソフトウェアはテンプレートとモジュールが編集されるたびにテンプレートとモジュールを更新するだけでなく、テンプレートとモジュールが適用されている全てのページに編集結果を反映します。例えば、A というテンプレートが1000の項目から呼び出されている場合、A を編集することはテンプレート A 本体だけでなく、A を呼び出している1000の項目全てを更新することになります。このため、多くのページから呼び出されているテンプレートとモジュールを頻繁に編集すると、サーバーに大きな負荷をかけることになります。

補足:MediaWiki ソフトウェアは、この方法によるDoS攻撃を不可能にするよう書かれています。再コンパイルする必要のあるページは即座に再コンパイルされるのではなく、まずジョブ・キュー (Job queue) にリストされます。そしてその他の編集が行われる毎に徐々に再コンパイルしていくことで、サーバー負荷を分散しています。特定の使用率の非常に高いテンプレートを繰り返し編集することでジョブ・キューを非常に大きくすることは可能ですが、これにより多少不便になることはあっても、サイトがダウンすることはありません。ジョブ・キューの欠点は、テンプレートやモジュールが使用されている全てのページでテンプレートやモジュールに対する編集結果が反映されるまでにある程度の時間がかかる場合があるという点です。これにより、ウィキペディアでの活動歴の短い初心者ユーザーは、自らの編集によりテンプレートが破損したと考え、編集結果がジョブ・キューで処理・反映されるのを待たずにこれを幾度となく修正しようと試みます。使用/呼び出し率の高いテンプレートやモジュールの保護は、それらのページに対する編集による影響を熟知した利用者のみにしか編集を行えないようにするという点で有効です。

関連項目[編集]

関連議論[編集]