三郷巷談

折口信夫




        
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宿輿輿宿輿宿
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宿姿()()()()()
        
()()()()()()西
        
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西
        
使
        
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西()()()()()()()()()()()()綿()()()()()()()()()()()()()
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散文的な文句だが、音勢を揺ぶる様に強く謡うて、くやしがらせる。又みっちゃ面(あばた)には、
へんばみっちゃの一名。南区船場の口合ひ)火事て、みっちゃくちゃ(むちゃくちゃを綟る)に焼けた。
みっちゃを更に、みっちゃくちゃとも言ふのである。

()()()129-15()()129-16129-16
129-17
()()()130-2()130-3130-4130-5130-5130-7

子どもの喧嘩に親出すな。親があきれて、ぼゞ出すな。
人の顔を見つめると「人の顔見るモンマヽ粒・小つぼ」と言ふ。名前をよみ込む文句では古いのは、
()130-13()()130-13
130-14130-14
幾分新しいのでは、

()
など名がしらの音を、頭韻(ありたれいしよん)に挿んで、誰にでも当てはめる。又、
()()131-2

男とをなごとあすばんもん(物)。一間イツケンまなかに(の?)疵がつく。

        
()()姿





 3
   19957410
 
   19305620
 
   191433
    
   1916510
    
   191878
    
   1918710



200748

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調

JIS X 0213-


小書き平仮名ん    129-15、129-16、129-16、129-17、130-2、130-3、130-4、130-5、130-5、130-7、130-13、130-13、130-14、130-14、131-2