雑魚寝

吉井勇




「吾八」の歌を探すので「祗園歌集」を読み直していると、はからずも「雑魚寝」と題する数首の歌にめぐり会つた。それは、
かより合ひ転び合ひたる雑魚寝びと遊び倦きたるあけがたの月
世之介の大原おはらの里の雑魚寝よりわれの雑魚寝はなまめかしけれ
夏の夜のあからさまなる雑魚寝さへあさましからず君の恋しき
西
殿姿
 
 
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 15 
   199245251
   199792204
 
   1964395

noriko saito
2010123

http://www.aozora.gr.jp/




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