No.62697

作品名:グルムク・スィングの遺言
作品名読み:グルムク・スィングのゆいごん
原題:Gurmukh Singh Ki Wasiyat
副題:マントー短編集
副題読み:マントーたんぺんしゅう
作品集名:アジアの現代文芸 パキスタン④
作品集名読み:アジアのげんだいぶんげい パキスタンよん
著者名: マントー サアーダット・ハサン 

 



作品について:表題の「グルムク・スィングの遺言」を始めとする9編の短編が収められています。表題作はマントーの人間不信が最も色濃く出ている作品です。グルムク・スィングという名のスィク教徒が、当時判事をしていたミヤーン・サーハブによって誤審の泥沼から救われます。その後、グルムク・スィングは判事への感謝を忘れず、イードの前日には必ず食料を届けに行くようになりました。イスラム教徒とヒンズー教徒との争いが激しくなる中、父の遺言だからとグルムク・スィングの息子は病床のミヤーン・サーハブがイスラム教徒であるにも関わらず、食料を届けに行きます。感動するイスラム教の元判事一家。ところが、外では息子と一緒にやってきた覆面の男たちが、家を焼き打とうと待っているのでした。(公益財団法人大同生命国際文化基金)
文字遣い種別:新字新仮名
備考:※この作品は、EPUBファイルで提供されています。閲覧には、対応したアプリケーションやソフトウェアをお使いください。たとえば、ブラウザで使える Bibi が便利です。

分類:著者
作家名:マントー サアーダット・ハサン
作家名読み:マントー サアーダット・ハサン
ローマ字表記:Manto, Saadat Hasan
生年:1912-05-11
没年:1955-01-18
人物について:1912年パキスタン生まれ。短編小説家、戯曲作家、随筆家として現代ウルドゥー文学界で最も活躍した作家の一人。彼の作品はまず導入部の巧みさで読者を引きつけ、独特の比喩や生き生きとした会話を駆使して物語を展開し、最後に見事な意外性が用意されている。
1947年の分離・独立時に起きた事件を主題とした動乱文学にも関わっている。
彼の死後、多くの追想記や雑誌の特集、映画化もされている。(公益財団法人大同生命国際文化基金)
wikipediaアイコンSaadat Hasan Manto

分類:翻訳者
作家名:片岡 弘次
作家名読み:かたおか ひろじ
ローマ字表記:Kataoka, Hiroji
生年:1941
人物について:1941年、日本・埼玉県生まれ。
wikipediaアイコン片岡弘次

分類:翻訳者
作家名:鈴木 斌
作家名読み:すずき たけし
ローマ字表記:Suzuki, Takeshi
生年:1932
没年:2005
人物について:1932年、日本・東京都生まれ。
wikipediaアイコン鈴木斌 (言語学者)

底本:グルムク・スィングの遺言
出版社:財団法人 大同生命国際文化基金
初版発行日:1990(平成2)年329

入力:公益財団法人大同生命国際文化基金

ファイル種別 圧縮 ファイル名(リンク) 文字集合/符号化方式 サイズ 初登録日 最終更新日
その他 なし https://www.daido-life-fd.or.jp/assets/files/ebooks/Gurmukh-yuigon.epub Unicode/UTF-8 0 2024-04-08 2024-04-08


サイト名:アジアの現代文芸 電子図書館
URL:https://daido-life-fd.or.jp/business/publication/ebook




  [] [] [] [] [] [] [] [] [] [] []
    [] [] [] [] [] [] [] [] [] [] []