アップル、iWorkの最新アップデートでePub形式の書き出しに対応
アップル、iWorkの最新アップデートでePub形式の書き出しに対応
アップルは8月27日、同社のオフィススイートソフト﹁iWorks﹂の最新アップデーター﹁9.0.4﹂を公開した。このアップデーターでは問題の修正のほか、PagesでePub形式で書き出せるようになった。
同アップデータでは、Keynote 5の罫線付きで配布資料をプリントする際の問題、スライドスイッチャーに関する問題、スライドのサイズを変更すると一部のイメージが自動的にサイズ変更される問題、表に関する問題を解消のほか、Pages 4とNumbers 2での表に関する問題を解消している。また、Pages 4では書き出すメニューから新たにePub形式での書き出しが追加された。アップデートはMac OS Xのソフトウエア・アップデートから行える。
これにあわせて同社では﹁PagesでePubファイルを作成する方法﹂という文書を公開。その中で﹁iBooksで読むePub書類を作成する﹂として情報を公開。その中では、ePubフォーマットで書き出した書類は、Pagesでの表示とは異なって見えるため、Pagesで作成した書類をePubフォーマットでできるだけ忠実に再現するには、Pages書類のスタイルを段落スタイルやePubファイルでサポートされるフォーマット属性に設定するとしている。また、同社のサポートサイトには、ePubファイルフォーマットでの書き出しに際して、最適なPages書類の作成に役立つスタイルやガイドライン、および﹁ePub Best Practices﹂というサンプル書類が用意されている。ePubフォーマットの使用に関する詳細や、iBooksでのPages書類の表示具合を確認するには、﹁ePub Best Practices﹂サンプル書類をダウンロードすることを推奨。サンプル書類に記載されているガイドラインと手順を読んだ後、書類をテンプレートとして使って、自分で書類を作成することができるとしている。なお、﹁ページレイアウト﹂テンプレートで作成した書類は、ePubフォーマットで書き出すことはできないとしている。
同ページにはこのほかにも、ePub形式への書き出し方法や、iPhone/iPod touch/iPadへの転送方法も解説されている。
![iWork 9.0.4](attach/images/201008/news/software/08271000.jpg)
PagesでePubファイルを作成する方法
URL:http://support.apple.com/kb/HT4168?viewlocale=ja_JP
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2010/08/27