今日は、坂口安吾の「カストリ社事件」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
カストリというのは粕取焼酎にみせかけた密造酒のことで、この密造酒と同じ時代に存在していた、粗悪紙でつくられた荒唐無稽な雑誌のことをカストリ雑誌といって戦後にいっぱい売られたそうなんですが、こんかいは坂口安吾がこのカストリ雑誌のひどい経営の顛末をえがいています。テキヤで土建業の社長である車組の善八親分から、二十万円を突然もらって、そのお金を一瞬で溶かしたあとに、ひどいことになる……。
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追記 でたらめな展開になんだか笑いが込み上げてくる、東京下町カストリ横丁の漫談物語でした。


