失われた半身 豊島与志雄

 今日は、豊島与志雄の「失われた半身」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 戦争が終わったあとの平和の時間を描いているのですが、そこで学徒出陣して帰ってきた「おれ」には、奇妙な感覚がある。どうも時間感覚や他人の存在感が、ねじれているようである。主人公の奇妙さに、興味を引かれるんです。喫茶店でコーヒーにウイスキーを混ぜてもらったりしている。
 戦時中にこの男はどのような経験をしてそれについてどう考えているのかが記されてゆく。失われた半身という題名の意味が、後半に明かされてゆきます。戦後すぐの「底知れぬ深淵」のことを豊島与志雄が記します。
 

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