今日は、織田作之助の「道」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
佐伯という男がずっと陰気に生きていたのにも関わらず、ほんの6年ほどで見ちがえるほど生き生きとした男に変身してしまった。その謎を追う……小説でした。
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(総ページ数/約10頁 ロード時間/約5秒)
追記
※以下は物語の結末を含みます。クリックで表示されます。
道ばたで頽れていた瀕死の犬が、生きようとしてもがいていて、その姿をまのあたりにした時に、生きる気力が湧いてきた、というエピソードが印象に残りました。
「佐伯」がいぜん住んでいたところは「湿気の多いじめじめした部屋であった。日の射さないせいもあろう。年中敷きっぱなした蒲団をめくると、青い黴がべったりと畳にへばりついていた」というのですが、これではいくら努力しても、不幸が去ることは無いのではと思える酷い環境なのでした。そこから脱してはじめて、仕事や生活が安定したということが書いてある小説でした。環境が人をつくる、というのは現代でもそうなのでは、と思いました。


