今日は、久坂葉子の「女」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
これはサスペンス調の掌編小説で、アナンという女が、五通の手紙を持って、謎めいた行動をして帰ってくる場面が描かれます。「女」は自らの子を失っていたという過去があります。終盤に「女」がなにを行っていたかの種明かしがされる、なんだか昭和初期のモノクロ映画の脚本みたような、劇的で暗い作風が印象に残る小説でした。
装画をクリックするか、ここから全文を読む。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約5秒)