今日は、織田作之助の「好奇心」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
これは新聞の片隅に載せられた掌編小説です。最初の数行はたどたどしい文体で、これは主人公の女性の急いた心情を書きあらわしているのかと思うんですが、事件の被害にあった知り合いを腐すことからはじまって、事件への好奇心を語る構成でした。
最後はちょっと納得のゆく展開になるんですが、終わりの1行で、なんだか腑に落ちました。
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