今日は、小川未明の「善いことをした喜び」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
これは幼子むけの物語で、大人が読むように作られていない、シンプルな作品なのですが、後半の三行のところでちょっとした善悪の対比の構成があって、不思議な読後感の童話でした。小川未明の童話と言えば「青い時計台」や「赤い蝋燭と人魚」がお勧めです。
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(総ページ数/約10頁 ロード時間/約5秒)
追記 お母さんとさよ子は、ごくわずかではあるのですが慈善の援助をして安らかな心もちになるのですが……ケチれるだけケチった人はけっきょくはお金を無駄にしてしまう、という展開でした。