今日は、竹久夢二の「先生の顔」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
竹久夢二の絵画に描かれる少女たちをそのまま描きだしたような、明治大正の物語でした。
「あなた森先生お好き?」
「ええ、好きよ、大好きだわ」
「あたしも好きなの、でも先生は私のことを怒っていらっしゃる様なの」
「そんなことはないでしょう」
この前後の描写がすてきな、掌編の小説でした。
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後半の、水辺に流されゆく花、の描写がなんとも美しい情景に思いました。