今日は、太宰治の「庭」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
これはおもしろい短編小説で、私小説っぽく自分と家族のことを記しています。ところどころ実話と異なることも書いているようです。弟の太宰治とその兄がいて、太閤と利休について語りあっている。太宰治は利休のことがどうも苦手であるようです。会話の中で「不勉強な作家」という記載があって、これがずいぶん不思議な感じがしました。太宰の兄は、政治家を実際にやっていて、権力について考えることが仕事で、それで利休についていろいろ思うところがあったようです。
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