今日は、槇本楠郎の「掃除当番」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
これは小学生が読む児童小説で、大人はまったく読めない作品だと思うんですが、読んでみると小学校での掃除の時間の奇妙なたたかいと、その解決策の提案のことが記されていました。
本書は1919年1月に創刊されて1941年9月に終刊となった『教育論叢』という雑誌に掲載された作品です。百年前は掃除をするときに、道具が不足していて、その掃除道具を巡って、いさかいが起きてしまうというところが描かれていました。ところで現代では、世界の学校の55%以上が、生徒ではなく専門の清掃スタッフに掃除を委ねる方針なんだそうです。
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(総ページ数/約10頁 ロード時間/約5秒)
追記 これはもう近代文明を知りたい人以外には、まったくお勧めできない、妙な本だなと思いました。