今日は、坂口安吾の「新人へ」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
これは坂口安吾の作家論です。すぐに読み終えてしまう短い随筆なんですが、今回の論旨としては、専業で文学をやるな、他に職業をもって文学を作れ、ということを論じています。
「専門家のサークルに住むと、垣根の中の考え方からぬけだせず、独創的な着想や構想ができなくなってしまう。だから」「各々他に職業をもち、なるべく文学の専門家にはならない方がいい」というように述べていました。言われてみれば、別の業種の職業人だった作家のほうが、作家として長く活動しているように思いました。ほかの坂口安吾の作家論をまたこんど探してみたいと思います。
装画をクリックするか、ここから全文を読む。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約5頁 ロード時間/約5秒)