今日は、尾崎放哉の「海」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
これは庵の中でひとり黙考する尾崎放哉が、海の魅力と父母の記憶を記した随筆です。
百年前の近代人でも、本作にあるような、屋根と火鉢のみの暮らしをしていた、物を持たない生活をする人はほとんど居ないのでは、と思いました。尾崎放哉は、海沿いの寺に寄宿し、各地を何年か放浪していたそうです。十七世紀後半の芭蕉の時代と共通した生を営んでいたように思えました。
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