今日は、柳田國男の「狐の嫁取といふこと」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
これは狐の嫁入り、について考察した小論です。
「女性の生活の一大激變たるべき婚姻と産育と二つの時が、最も狐神の信仰の發露し易い時」だったためこのような昔話が多く残った……。
「狐の昔話にはよく婚禮の行列を騙して、野路をさまよはせ、若くは本物より先に乘込んで料理を食つた」という作品がある。また「狐の産の床へ醫師産婆を招いたといふ不思議譚」がある。
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追記 狐は生態が謎めいていて美しいし、遠目に見れば野火に似ていて、嫁入りする白装束の女にも見えるのかなと、思いました。