今日は、若杉鳥子の「職業の苦痛」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
幼いころの夢は弁護士で、現実には「女新聞記者」になった若杉鳥子の随筆なんです。まだ時間の進行が遅い百年前の時代だったので新聞記者になっても「毎日じっとしているので、苦痛で」しかたがなかった。美術家の「岡田八千代女史」を取材してこいという仕事をもらって、この取材に行ったはなしを書いています。いろんな人に取材をした時のことを書き綴っています。十五円の月給と生活費のことを正確に記しているのでした。一人で自立して生きられるようになった、始まりの時代の随筆でした。
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