今日は、黒島傳治の「自伝」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
これは黒島傳治の出自について当人が書いている、ごく短い随筆です。農業と漁業をやっていた家で育っていった。近代の戦争の状況も描いています。
「大正八年に兵隊にとられ、それからシベリアへやられた。そこで病気にかゝって、大正十一年四月内地へ帰り、七月除隊になった。」と記しています。こののち二十五年間の、帝国日本軍の兵站に於ける問題についてすこし調べてみました。wikipediaによると大戦中には世界的に飢饉も深刻だったという記録がいろいろありました。
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