言葉の魅力 岸田國士

 今日は、岸田國士の「言葉の魅力」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 話し言葉について、劇作家の岸田國士が論じています。どうも無味乾燥な言葉づかいになってしまう、これをどうしたらいいかと、いうので岸田國士はこう記します。
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 めいめいが自分の「生活」をもつことから始め、読書によつて語彙をできるだけ豊富に蓄へ、その上傑れた文学に親しんで、いはゆる「語感」を十分に呑込んでおくことが肝腎である。quomark end - 言葉の魅力 岸田國士
 
「言葉は表情のようなもの」で、会話を通してあらわれてくるその美しさと魅力について書いてありました……。wikipediaに岸田氏は「1940年から1942年まで大政翼賛会文化部長を務め、太平洋戦争後の1947年にGHQにより公職追放となる」と記されていました。戦後どういうようにものを考えていったのか、もうすこし多くの随筆を読んでみたいと思いました。
 

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