再生の日の海を眺めて 松本淳三

 今日は、松本淳三の「再生の日の海を眺めて」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 ちょっとこれは唸るような近代詩で、アジテートするような大げさな身ぶりの表現が、現代では通用しがたいのかもしれないのですが。言論の自由がほんとうに無かった、危険な犯罪の言説を述べているわけではないのに投獄されてしまう1900年から1945年までの時代に、こういうことを書いたのか、という、なんだか衝撃的な詩作品でした。自由が無いから自由と書くんだというのを思い知るような詩でした。幸徳秋水の時代のことを書いたのかもしれないですし、もう少しのちの時代の文人のことを書き記したのかもしれません。
 

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