小春 萩原朔太郎

 今日は、萩原朔太郎の「小春」を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 萩原朔太郎というと詩集「月に吠える」と「青猫」が有名です。こんどまた再読をしてみたいと思います。
 この「小春」はごく短い一篇の詩なんです。「月に吠える」では自然界をこう描きだしていました。
quomark03 - 小春 萩原朔太郎
 地面の底のくらやみに、
うらうら草の茎が萌えそめ、
鼠の巣が萌えそめ、
巣にこんがらかつてゐる、
かずしれぬ髪の毛がふるえ出し、
冬至のころの、
さびしい病気の地面から、
ほそい青竹の根が生えそめ、
生えそめ、
それがじつにあはれふかくみえ、
けぶれるごとくに視え、
じつに、じつに、あはれふかげに視え。
………………quomark end - 小春 萩原朔太郎
 
 「小春」では、萩原の見いだした自然界に、私と羽虫とまだみえぬ麦が描きだされます。くわしくは本文をご覧ください。
 

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