港に沈んだ鉄片の希望 仲村渠

 今日は、仲村 渠の「港に沈んだ鉄片の希望」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 仲村 渠なかむら かれは沖縄の詩人で、本名を仲村渠 致良なかんだかり ちりょうといいます。
 灼熱の太陽と熱線を、イメージさせる仲村渠の詩でした。

縦書き文庫の装画

装画をクリックするか、ここから全文を読む。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約5秒)
 
追記   作中に記された病院は、感染症専門病院のことです。この詩の最後の3行を読むと、作品の印象がまったく違ってきました。2回ほど読んでやっと詩の構成が理解できました。カモメのマンがこびり付いた海辺の石を見つめる水底の鉄片の思いなのか……。つぶれた空き缶に降り注ぐ陽光さえ請い求めてしまう、あのようにみすぼらしく無意味な物にさえなれない、海底に沈殿した鉄片の思いが描かれる、詩でした。