今日は、与謝野晶子の「晶子詩篇全集拾遺」その(40)を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
今回は大正9年(1920年)ごろの政治批判の詩でした。与謝野晶子は原敬時代の政友会に対して否定的で、それを直接、書いています。こういう詩がありえるのかと、おどろきました。与謝野晶子がこの詩を書いたおそらく数年後の、原敬の最後をwikipediaで読んでいて、近現代史にたいする印象が変わりました。与謝野晶子はこの事件を知ってどう考え、どのように作風が変じたのかにも注目してみたいと思うんです。大逆事件からたったの十年たったころに、あらゆる詩歌を書いて、長く生きた与謝野晶子は当時なにを書いていったのか、随筆や詩や日記をもっとちゃんと読んでみたい……と思いました。
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