今日は、与謝野晶子の「晶子詩篇全集拾遺」その(52)を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
今、令和三年なんですけど、この詩は昭和の二年の正月の詩で、天皇のことを記しています。当時どのように、天皇の言動が与謝野晶子に伝わっていたのだろう、新聞がそのことを詳しく書いていたのだろうか、どのような伝達の仕組みだったのだろうと思いました。
その翌年に記された昭和三年の詩「君が愛、音楽、詩の力」ということば、この君に含まれる意味は、いったいどこまでなんだろうと……今回の与謝野晶子の詩はちょっとその内実の説明を求めたいもので、この3つの詩について質疑応答してもらいたい。与謝野晶子当人の後述を必要とするような、詩だなあ、と思いました。
世は変る、変る、
新しく健やかに変る、
大きく光りて変る。
世は変る、変る、
偏すること無く変る、
…………
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