今日は、八木重吉の「秋の瞳」その16を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
八木重吉の詩は、俳句よりも少ない要素で構成された、言葉数が少ない詩があまたにあるんですが、今回の詩は絵本にできそうなくらい長くて物語性があって、八木重吉の魅力が詰まった作品に思いました。
ひかりは
ありと あらゆるものを
つらぬいて ながれました
あらゆるものに 息を あたへました
にんげんのこころも
……
…
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追記 おそらく聖書のことと幼子のことを考えていて、このような柔らかい文体の詩になったのではないかというように思いました。数回ほど繰り返して読んでいるうちに、なんだか忘れがたく心に響いてくる詩でした。