秋の瞳(2)八木重吉

 今日は、八木重吉の「秋の瞳」その2を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 シャガールの絵は重力を超越した構図が特徴的だと思うのですが、八木重吉の詩は、国語の文法を超克した箇所が明確にあって、すんなりと意味をのみ込めないので、この詩の意味を確かめようと繰り返し読み直すことがあります。
 「かなしみの 火矢」と「わたしのおもたいこころ」と「どうして そんな うれしいことが できるだらうか」の3つがどのように関わりを持ちあっているのか、どうしても明確に説明がつかないところも、詩なのかと思いました。
 「かなしみの火矢」は「わたしのおもたいこころ」の遙か遠いところから発されていて、夜をつらぬいている……。
 

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