秋の瞳(21)八木重吉

 今日は、八木重吉の「秋の瞳」その21を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 八木重吉は幼子と聖書のことをよく記した詩人なんだ、と思っていたら、今回は武士の時代の仁王像のような、大きな彫像を彫る仏師が空について思いを巡らせつつ、木を彫るすがたを描きだした詩でした。ちょっと珍しい小品だと思いました。この詩だけを見て、八木重吉の作品だと気が付く人はほとんど居ないのでは、と思います。
 もうひとつの「しづけさ」は、これまでいくたびも重ねて記されている「かなしみ」の詩でした。
  

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追記 誤記があったので訂正しました。