今日は、八木重吉の「秋の瞳」その5を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
今回は、美に関する論考を記した詩でした。美は、善悪と無関係なところにあって揺るぎがたいところがある。ただその美が「在るといふことが 分りさへすれば」というところで詩が閉じられていても完成しているように思うのですが、八木はそれを追い求めたのちに、美の議論とは異なる意識を記すのが、みごとに思いました。
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