論語物語(16) 下村湖人

 今日は、下村湖人の「論語物語」その16を公開します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 見知らぬ老翁がやってきて、孔子と話しをしたいという。この老翁は関所役人で、四十年間もずっと番人をしてきた人です。ふつうのお偉いさんなら相手にしないはずのところ、礼を重んじる孔子は、その人と話し込んだ。孔子の考えとしては「人を知らざるをうれう」ということで、知らない人について知ろうとする意志が強い。
 老翁は帰り際に、
「(孔子)先生を魯の国だけに閉じこめて、役人などさして置くのは、勿体ないとは思いませぬかな。」
と孔子の弟子たちに言うんです。賛成派の身内とだけつき合っていては危険だ、とは思うんですけど、じっさいに弟子たちが見落としがちなことを、下村湖人が上手く表現しているように思いました。それから権力者にすり寄る態度をこの論語では批判しているんです。詳しくは本文をご覧ください。

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