ゲーテ詩集(9)

 今日は「ゲーテ詩集」その9を配信します。縦書き表示で読めますよ。
 現実のゲーテは恋愛と家族の繁栄をぞんぶんに実現した人生だと思うんですが、たまにとてつもない失恋について文学に描きだすことがあると思います。これどうして実人生と真逆のことを描くことがあるんだろう、と思ったのですが、成功や安寧に至る人は、挫折と敗北についてよく考えてきた人なのでは、と……思いました。
 

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ゲーテ詩集(8)

 今日は「ゲーテ詩集」その8を配信します。縦書き表示で読めますよ。
 今回のは底抜けに明るい詩で、そういう気分じゃ無い状況の自分が読んでみて、呆気にとられてしまいました。聡明な男の、無闇に華美な話しを目の前で聞いたみたいな感覚になりました。ゲーテはおそらく晩年までみずみずしい感性を失わなかったのではないかと、いうように思いました。
 

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ゲーテ詩集(7)

 今日は、「ゲーテ詩集」その7を配信します。縦書き表示で読めますよ。
 古い文学は今よりも自然界との関わりと愛念が色濃かったわけで、これをどう言葉で表現しているのかを見てゆくのが、現代作品では読めない面白さなんだと思います。いまコロナが減少傾向で、もうすこし経てばまた自由に行動できる時期がやってくると思うのですが、それを期待しつつ自然界を旅する詩を読みました。
  

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ゲーテ詩集(6)

 今日は、「ゲーテ詩集」その6を配信します。縦書き表示で読めますよ。
 ゲーテの恋愛詩は、そこはかとなく若々しいんです。ぼくはゲーテの大長編『ファウスト』この終盤がいちばん面白かった、と思うのですが、そのファウスト最終章の記載から推測しても、ゲーテの文学性の中心はこの「救助」という詩にあるようなみずみずしい恋愛の描写にあるはずだ、と思いました。
 

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ゲーテ詩集(5)

 今日は、「ゲーテ詩集」その5を配信します。縦書き表示で読めますよ。
 ゲーテというと、繊細な若者の心情を詳らかに描きだした代表的小説がありますけれども、ゲーテ本人はものごとに動じない、迫力ある人生を歩んだんだと思います。繊細の対義語は大雑把で、ゲーテの人格にそういうところは感じないのですが、ゲーテが今回の詩に記したように、無頓着な性格、というところがゲーテの魅力でもあるように思いました。「無頓着な女」……。
 
清らかに晴れた春のあさ
若くて美しくて苦労を知らぬ
羊飼ひの娘は歌ひながら行つた
その歌は野末に響いて行つた
ソララ!レララ!
  

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ゲーテ詩集(4)

 今日は、「ゲーテ詩集」その4を配信します。縦書き表示で読めますよ。
 聡明で、資産も潤沢で、将来的には政治的権力もある男が、恋愛に夢中だった、その恋愛を描いた詩です。なんだか神話的な浮き沈みのある詩で、クピードーやタナトスの世界を連想しました。
  

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