晶子詩篇全集拾遺(52)

 今日は、与謝野晶子の「晶子詩篇全集拾遺」その(52)を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 今、令和三年なんですけど、この詩は昭和の二年の正月の詩で、天皇のことを記しています。当時どのように、天皇の言動が与謝野晶子に伝わっていたのだろう、新聞がそのことを詳しく書いていたのだろうか、どのような伝達の仕組みだったのだろうと思いました。
 その翌年に記された昭和三年の詩「君が愛、音楽、詩の力」ということば、この君に含まれる意味は、いったいどこまでなんだろうと……今回の与謝野晶子の詩はちょっとその内実の説明を求めたいもので、この3つの詩について質疑応答してもらいたい。与謝野晶子当人の後述を必要とするような、詩だなあ、と思いました。
 
世は変る、変る、
新しく健やかに変る、
大きく光りて変る。
世は変る、変る、
偏すること無く変る、
…………

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晶子詩篇全集拾遺(51)

 今日は、与謝野晶子の「晶子詩篇全集拾遺」その(51)を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 キリスト教でも西洋思想でも仏教でも儒教でも、石に価値を見出す思想ってほとんど無いと思うんですけど、日本独自の、八百万の世界観では石に人間性を見出そうとする、これは賢治や与謝野晶子だけではなくって、日本人独特の価値観のように思います。(あるいは詩人独特の感性かもしれないです……)自然界と人間の心がどうも混じりあっている。今回は睡蓮の詩も印象に残りました。クロード・モネが『睡蓮』を幾枚も描いて発表したのが1903年から1908年ごろです。与謝野晶子がフランスに行ったのが明治45年の1912年。与謝野晶子は印象派の時代のヨーロッパを旅して、今回のような詩心を描きだすようになったの、ではないか、と、感じました。「正月に牡丹咲く」という作品は新年らしい詩でした。
 

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晶子詩篇全集拾遺(50)

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 こんかいも与謝野晶子の祝意が込められた詩で、すてきでした。

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追記のつぶやき
本文と関係無いんですが、最近のマイブームは、元旦にディズニープラスに1カ月間だけ加入して、新年っぽい映画とか動物ドキュメンタリーをボーッと見ながら寝正月というのが、自分の恒例になっています。この方法なら年間たったの800円弱でいろいろ見られるんです。
 

晶子詩篇全集拾遺(49)

 今日は、与謝野晶子の「晶子詩篇全集拾遺」その(49)を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 この拾遺集には、祝いの詩がいくつかあって、それが読んでいて楽しいんです。そういえば小倉百人一首にも天皇に関係する歌があるんですけど、与謝野晶子も大胆に天皇や自然界のことを描きだしていて、みごとなんです。たぶん源氏物語を研究した結果、そのような文学性を持つに至ったのだと思います。
 

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晶子詩篇全集拾遺(48)

 今日は、与謝野晶子の「晶子詩篇全集拾遺」その(48)を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 鳥獣戯画のようなユーモアのある描写がおもしろい、幾つかの詩でした。飴屋の詩など、幼い子どものための作品かと、思われます。
 むつかしい言葉を調べてみました。
 ゐざる
 

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晶子詩篇全集拾遺(47)

 今日は、与謝野晶子の「晶子詩篇全集拾遺」その(47)を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 百年前の東京の風景がいくつか描かれます。おおきな帆のような染物が街を彩る、それに感情移入している与謝野晶子のユーモアあふれる詩です。
 

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