ゲーテ詩集(21)

 今日は「ゲーテ詩集」その21を配信します。縦書き表示で読めますよ。
「幸福と夢と」という詩がほんとにすてきで読んでいて仰け反ってしまったんですけど、この幸福な時間を描いた詩を読んで、こんなに直接的に喜びを素直に書いていて、読み手に疎外感を生じさせないのはどうしてなんだろうと思いました。おそらく「逃げてしまう」と「消えてしまふ」という負の展開を明記することによって、幸福の色濃い悦びをすんなりと読者に伝えることに成功しているんだと思います。消えてしまうものにきちんと価値を与えているところに説得力があるのでは、と思いました。
  

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ゲーテ詩集(20)

 今日は「ゲーテ詩集」その20を配信します。縦書き表示で読めますよ。
 今回は、詩人ゲーテの全体像と共鳴するような二つの詩でした。ゲーテの若さというのの尋常で無い持続性というのに、なにか衝撃を受ける二つの詩でした。「ファウスト」は若返って生き直す、という幻想的な物語でしたが、じっさいにゲーテは、最後の最後までこの物語を書き尽くし、さらに大団円を描ききって完結させているのでした……。紀元前とかの複数の書き手がいる架空の作家じゃないのに、どうしてそんなことが可能なのか、と思いました。
  

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ゲーテ詩集(19)

 今日は「ゲーテ詩集」その19を配信します。縦書き表示で読めますよ。
 ある脳天気な男が珍しく、つらそうにしています。悩みすぎて食べものものどを通らないし、眠ることもできない……。『若きウェルテルの悩み』と共通した問題を描いたものなんですが、オチまで脳天気というのが長編とは異なっていて、ちょっとおもしろい、ごく短い詩でした。
   

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ゲーテ詩集(18)

 今日は「ゲーテ詩集」その18を配信します。縦書き表示で読めますよ。
ゲーテが最後の最後に記した『ファウスト』の終章と、この長大な物語のはじまりを想起させる、恋愛についての詩でした。

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ゲーテ詩集(17)

 今日は「ゲーテ詩集」その17を配信します。縦書き表示で読めますよ。
「人間嫌ひ」という題名と内容が、ミスマッチのようでいて、やはり的確な題名のように思えて、不思議な詩でした。
 相反するものが不思議に入り混じる詩でした。
 

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ゲーテ詩集(16)

 今日は「ゲーテ詩集」その16を配信します。縦書き表示で読めますよ。
 今回のは、それほど有名な詩では無いと思うんですけれども、なんだか強い印象に残る作品に思います。
  

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