映画の世界像 寺田寅彦

 今日は、寺田寅彦の「映画の世界像」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 百年前の寺田寅彦が、映画の可能性についていろいろ論じているのですが、百年後に読むと、こういうのはたしかに3DCGで実現したことがあるなとか、ちがうところで楽しんで読めました。カメラ映像には以下のような可能性がある、本文こうです。

  (略)……眠っているように思っている植物が怪獣のごとくあばれ回ったり、世界的拳闘選手けんとうせんしゅが芋虫のように蠢動しゅんどうするのを見ることもできるのである。
 
 寺田はカメラフィルムの可能性について論じているのですが、いろんなヒントがあるように思いました。顕微鏡的世界こそが真に驚歎に値する、そのような映画はまだあまりない、と言っているんですが、科学者の好奇心は、そういうところにあるんだなあ、と思いました。

縦書き文庫の装画

装画をクリックするか、ここから全文をお読みください。 (使い方はこちら)
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約3秒)
 

晶子詩篇全集拾遺(26)

 今日は、与謝野晶子の「晶子詩篇全集拾遺」その(26)を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 今ぐうぜん与謝野晶子の祝いの詩を読んでいっているんですけど、なんだか奇妙なことに気がつくんです。与謝野晶子は「うれしきもの」を描いていってその「うれし」さの対象がけっきょく「水浅葱」に向かってゆき、話しの中心におもしろい空洞があるんです。それで、今の時期に読んでいても読める。そういう構造の詩なのではないかとか、思いました。
 

縦書き文庫の装画

装画をクリックするか、ここから全文を読む。 (使い方はこちら)
(総ページ数/約5頁 ロード時間/約3秒)
★はじめから最後まで全文を通読する(大容量で重いです)
 

蛙を食う岩魚 佐藤垢石

 今日は、佐藤垢石の「蛙を食う岩魚」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 これはイワナを釣ってすぐに食うと美味い、という単純な話しなんですけど、自然界の考察がすてきでした。
 本文と関係が無いんですけど、誰も居ない川で釣りをしたり、早朝にサイクリングとかを、したいなと思う随筆でした。
 

縦書き文庫の装画

装画をクリックするか、ここから全文を読む。 (使い方はこちら)
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約3秒)
 

笑われた子 横光利一

 今日は、横光利一の「笑われた子」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 横光利一の長編文学を読み終えるのにいちど挫折したことがあるのですが、この短編小説はおもしろかったです。横光利一らしい、ぐるぐると物語が転がってゆくところがあって、なんだかユーモラスな主人公に、寡黙な母というのがおもしろかったです。
  

縦書き文庫の装画

装画をクリックするか、ここから全文を読む。 (使い方はこちら)
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約3秒)
 

晶子詩篇全集拾遺(25)

 今日は、与謝野晶子の「晶子詩篇全集拾遺」その(25)を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 今回は祝いの詩と、花の詩が記されているのですが、明暗のバランスがつねに保たれていて、どのような読者にも伝わるような……みごとな詩集のように思いました。「ああ世界はしんとして居る」という詩の言葉が印象にのこりました。
 

縦書き文庫の装画

装画をクリックするか、ここから全文を読む。 (使い方はこちら)
(総ページ数/約5頁 ロード時間/約3秒)
★はじめから最後まで全文を通読する(大容量で重いです)
 

月に吠える 萩原朔太郎

 今日は、萩原朔太郎の「月に吠える」を配信します。縦書き表示で、全文読めますよ。
 ぼくは近代の詩集と言えば、まずこの「月に吠える」が思いうかびます。改めて読んでみると竹の生きる姿を描いた詩が印象に残りました。

ますぐなるもの地面に生え、
するどき青きもの地面に生え、
凍れる冬をつらぬきて、
そのみどり葉光る朝の空路に、
…………
 
この後の詩が美しかったです。
 

縦書き文庫の装画

装画をクリックするか、ここから全文を読む。 (使い方はこちら)
(総ページ数/約100頁 ロード時間/約3秒)