ぬしいはずとれなの筆の水の夕そよ墨足らぬ
母よびてあかつき問ひし君といはれそむくる片頬柳にふれぬ
独り在るは
君と語れども
筆
高く歌へば更に
小鳥の巣
わが庭の高き
小鳥の巣一つ懸かれり。
飛び去りて鳥の影無し、
小鳥の巣、霜の置くのみ、
小鳥の巣、日の
我が
小学の級長ながら、
「お
我が