9.29.2011

山本貴光


3 (2)











8.15.2011

更新情報
加藤陽子「歴史 この不思議な学問に魅せられて」 後編1 歴史は「戦史」から始まった 8/15 UP

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加藤陽子「歴史 この不思議な学問に魅せられて」 前編1 前編2
加藤陽子「この夏に読んでほしい一冊」 死者の彼岸からの視点で、世界を眺め直してみる
末井昭「自殺」 第1回 第2回 第3回 第4回
國分功一郎「暇と退屈の倫理学」 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回
吉川浩満「理不尽な進化」 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回
大澤真幸「時評」
1. 浜岡問題の隠喩的な拡張力
2. 福島第一原発の現場労働者を支援しよう
3. 想定外のリスクをいかにして想定するか
──原発の安全ための最小限の提案

4. 原発問題と四つの倫理学的例題
5. ドクター・ショッピングと原発情報
大澤真幸「社会は絶えず夢を見ている」 あとがき
中川恵一「放射線のひみつ」 第1回 第2回 第3回 第4回 第5回
第6回 第7回 第8回 第9回 第10回
山本貴光「ブックガイド――書物の海のアルゴノート」 第1回 第2回

加藤陽子
絵・題字 牧野伊三夫
母校・桜蔭学園での講演記録 後編1

使52500


5



5

1001

2

8.03.2011


過去に起きた歴史的事象の意味が、全く異なった、新たな相貌をたたえて、急に自らに迫ってくることがあると、最近、身にしみてわかった。東日本大震災で発生した、東京電力福島第一原子力発電所における原子力災害の深刻さが、ヒロシマ・ナガサキの意味していたものについて、じわりと私に再考を迫るようになってきたのだ。

ヒロシマ・ナガサキを考えるとき、歴史家としての私はこれまで、日本のおこなった不徳義とアメリカのおこなった不徳義について、どうしても貸借対照表のようなかたちで比較する見方から離れられなかった。しかし、それはどうも違うのではないか。

7.29.2011





9

 退

退
退退

調退退

退

退*24
*24―Lars Fr. H. Svendsen, Petite philosophie de l’ennui, Fayard, 2003, p.83
スヴェンセン、『退屈の小さな哲学』、前掲書、七九ページ
人生の充実を求めるとは、人生の意味を探すことである。スヴェンセンによれば、前近代社会においては一般に集団的な意味が存在し、それでうまくいっていた。個人の人生の意味を集団があらかじめ準備しており、それを与えてくれたということだ。

7.22.2011





8

 退

退退退

退



退退

7.15.2011





7

 退

︿退







1872~1970


7.13.2011

時評 第5回

ドクター・ショッピングと原発情報








53.113.11Blog

7.08.2011





6

 退





 

7.05.2011


中川恵一
イラスト 寄藤文平




25 



I13130%


7.02.2011

國分功一郎

5

 退



︿︿便︿︿

6.24.2011

國分功一郎

4

 退

退退

 

退1623~1662

6.23.2011

中川恵一
イラスト 寄藤文平

21. 



1312750



6.17.2011

國分功一郎

3





︿退1834~1896


6.13.2011

中川恵一
イラスト 寄藤文平

17. 38

DNADNA

DNADNA

6.10.2011

時評 第4回

原発問題と四つの倫理学的例題





1057%

昨年、NHK教育テレビの講義で注目を集めた、政治哲学者のマイケル・サンデルは、第一回目の講義で、倫理学者や哲学者の間ではよく知られている、次のような思考実験的な例題に言及している。今、あなたは電車の運転手である。しかも、不幸なことに、あなたの電車は、故障してブレーキが利かなくなっている。さらに不幸なことに、あなたの電車の前方の線路には、5人の作業員が仕事をしていて、あなたの電車が猛スピードで近づきつつあることにまったく気がつかない。このまま走り続けたら、あなたの電車は5人を轢き殺してしまうことになる。
國分功一郎

2





1908~2006

*2

6.08.2011

中川恵一
イラスト 寄藤文平

13. 




6.05.2011

國分功一郎

1


退退退退退退








6.01.2011

中川恵一
イラスト 寄藤文平




5

11. 


5.31.2011

山本貴光


2 1




コンピュータやネットワーク、ケータイやiPad、Kindleといった各種ディジタル機器の普及によって、書物や文章を読む環境が、かつてなく広がり、多様になっています。そうした状況のなか、従来使われてきた紙の書物の位置もまた、かつてなく揺らいでいるようです。電子書籍が何度目かの登場を果たし、「電子か紙か」といった議論を目にする機会も増えています。

ところでこの連載は、ブックガイド、つまり書物の案内を目的とするものです。ですから周囲の変化に惑わず、従来の紙の書物の話を淡々と進めるのも悪くないと思いました。しかし、せっかくの機会でもあります。この際、「読書」とはどういう営みなのか、「書物」とはなんなのか、ということについて、いま一度、とっくり考えてみることから出発してもよいのではないかと思い直した次第です。いわば足下から見直してみようというわけです。

5.27.2011

時評 第3回

想定外のリスクをいかにして想定するか
──原発の安全ための最小限の提案








将来の原発の安全性に関して、具体的な提案をさせてもらいたい。

私は、中長期的な視野にたったとき、原発を全廃するしかないと思っている。東電の福島第一原発の事故の現状を知ったとき、またこうした事故にいたるまでの歴史を前提にしたとき、原発をすべて廃炉にするという結論以外に、将来の安全性を保障する責任ある判断はありえない。これが私の考えである。

5.24.2011

中川恵一
イラスト 寄藤文平

9. 



 αβγ

5.20.2011

時評 第2回












5.19.2011

中川恵一
イラスト 寄藤文平

7. 「シーベルト/シーベルト毎時」は「距離/速度」の関係。

10ミリシーベルト(mSv)という表現を見たり聞いたりしたときには、それが何の量を表しているか、注意が必要です。

だれでも知っている10キロメートル(km)の場合と同じこと。この10キロとは、距離なのかスピードなのか、その都度、判断しているはずです。同じ10でも、一方は距離、他方は速度。

5.11.2011

中川恵一
イラスト 寄藤文平
第3回
5. 

Sv


5.10.2011

時評 第1回

浜岡問題の隠喩的な拡張力

大澤真幸


まもなく新著を刊行する大澤真幸さんが、毎週「時評」を寄せてくださることになりました。第一回は、浜岡原発。ある政治的な決定に触れると、だれしも何か不満を触知する、そんな習性はどこに起因するのか、どうやって脱出するか。


ウィンストン・チャーチルは、労作『第二次世界大戦』の結末で、政治の役割、政治における決定の神秘について論じている。学者や専門家は、いろいろな案件について、複雑で多様な分析結果を提示する。その分析結果から示唆される選択肢のそれぞれに関して、それに賛成すべき理由ひとつに対して、反対すべき理由がふたつあるとか、逆に、反対すべき理由ひとつに対して、賛成すべき理由がふたつあったりする。専門家たちは、だから、必ずこう言う、「一方でOn the one hand...、他方でOn the other hand...」と。こうした状況で、誰かが、はっきりと決定しなくてはならない。決定というこの行為が十分な根拠をもつことは、絶対に不可能である。その不可能なことを引き受ける者、それが政治家だというのが、チャーチルが言わんとしたことである。

5.06.2011

中川恵一
イラスト 寄藤文平
第2回
3. 




5.04.2011



 

 1

2

14



5020
加藤陽子
絵・題字 牧野伊三夫
 2

2





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5.03.2011

中川恵一
イラスト 寄藤文平

1




1. 











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311
山本貴光

1