非タッチデバイスとの連携も可能な「Adobe Sign」新バージョンも同時リリース
スマホがスキャナーになる! 「Adobe Scan」発表
2017年06月01日 19時55分更新
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Adobeは6月1日︵現地時刻︶、モバイルアプリ﹁Adobe Scan﹂をリリースした。価格は無料。対応OSはiOS 10.0以降、またはAndroid 5.0以降。
モバイルデバイスのカメラを使ったスキャナーアプリ。撮影画像をPDFに変換できるほか、内蔵OCRによるテキスト認識ツールとしても使える。撮影画像だけでなく、カメラロールの画像も利用可能。エッジ検出、切り抜き、キャプチャ、ゆがみ補正、オートクリーニング、影の削除などを自動処理し、鮮明なテキストにする。
Document Cloudとの連携も可能で、スキャンしたファイルを自動的にアップロードできる。有償版ユーザーはドキュメントの編集、整理、署名の収集などの追加機能が利用可能で、Adobeではスマートフォンをハンドスキャナー代わりに使ってDocument Cloudにアップロードし、ノートパソコンで編集してタブレットで作業を続行といった使い方を提案している。
これと同時に、電子サイン、承認、フォームの記入、認証済みドキュメントの送信などの機能を持つ﹁Adobe Sign﹂の新バージョンもリリース。クラウドベースの電子署名に対応し、タッチ操作非対応のPCでも手書きの署名を電子データとして取得できるようになった。
署名だけを別デバイスの指やスタイラスで取得し、デスクトップに戻って作業を続けるといった使い方も可能。署名だけでなく印鑑の電子捺印にも対応し、アドビ プロフェッショナルサービスのユーザーならば、電子メールのテンプレートをカスタマイズすることもできる。
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