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《池袋暴走事故》「毎日、亡くなった方々のご冥福を祈っています」車いすで面会、額には大きなアザが…飯塚幸三受刑者が語った“獄中生活” | 文春オンライン
家族が事件や事故に﹁巻き込まれる﹂ことをイメージする人はいるが、﹁加害者﹂になることまで想像する...
家族が事件や事故に﹁巻き込まれる﹂ことをイメージする人はいるが、﹁加害者﹂になることまで想像する人は少ないであろう。しかし、あなたの大切な家族が他人の命を奪ってしまい、ある日突然、加害者家族になることは、特殊な人々だけが経験することではなく、日常に潜むリスクなのだ。 ここでは、2000件以上の加害者家族支援を行ってきた阿部恭子氏の著書﹃家族が誰かを殺しても﹄︵イースト・プレス︶から一部を抜粋。2019年4月19日に﹁東池袋自動車暴走死傷事故﹂を引き起こした飯塚幸三受刑者︵91︶の受刑生活を紹介する。︵全2回の1回目/2回目に続く︶ ◆◆◆ 拘置所側も先例がない高齢者90歳の収監 幸三が東京拘置所に収監されてから数日後、妻の下には夫から手紙が届いていた。 ﹁あまりに悲惨な状況に、母は泣き崩れてしまって……﹂ 長男も、手紙の内容に衝撃を受けていた。 車椅子がなければ歩けない状態になった幸三は、
2022/11/24 リンク