【7月26日 AFP】ギリシャ中部テッサリア(Thessaly)地方で防疫措置の一環として行われた羊の殺処分で、一部が「生き埋め」にされていたことが明らかになったのを受け、獣医系技官の責任者が更迭されたが更迭された。ディミトリス・クレタス(Dimitris Kouretas) 知事が25日、明らかにした。 クレタス氏は記者団に対し、「埋却時に生きた動物に関する苦情を受けた」「本件はさらに調査を進めるに値するため、(問題のエリアを担当する)獣医系技官の責任者を交代させた」と説明した。 同地方トリカラ(Trikala)近郊の羊とヤギの間で「小反すう獣疫(PPR)」が発生したのを受け、当局は今月に入ってからまん延防止対策を行っている。 小反すう獣疫は感染力が強いが、人には感染しない。当局によると、感染した動物の肉や低温殺菌された乳は摂取しても問題ない。 農業開発・食料省によると、ギリシャで小反す